薬師寺運動器クリニック院長のblog

栃木県下野市の日曜診療・祝日診療の整形外科・運動器リハビリ・スポーツクリニックである薬師寺運動器クリニックの院長がつづるブログです。 土曜日も月に2回程度の診療をして、週末に多く発生するスポーツやレジャーでの痛みに対してなるべくその日のうちに治療開始できるようにしています。 栃木県や茨城県西部の野球選手が数多く来院されます。 診療に関連して是非知っておいていただきたいことや、新たな情報を述べていきます。

2021年10月

コロナ禍の緊急事態宣言の解除後も、完全オフという日はなかなかないので、遠出もしづらい日々が続いています。

先日は休診日だけど夕方からコロナワクチン接種の問診の仕事があるという日に、少しだけ宇都宮をぶらりとしてみました。
宇都宮駅の日光線のホームは他のホームと異なり、レトロな雰囲気を醸し出しています。IMG_7090
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宇都宮から日光線に乗り換え鶴田で下車しましたが、日光線は宇都宮駅から先日閉館した旧宇都宮グランドホテル付近まで並走するので、このあたりに乗り換えの駅ができればいいのにと思ったりします。
鶴田駅付近は古い地図を見ると大谷方面への貨物の鉄道があったようでもあり、古い線路の跡がありそうです。鶴田駅は初めて下車しましたが、跨線橋には「明治四十四年 鐵道院」の記載があり、歴史のあるもののようです。
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高校野球にも関わりがあるので、駅近くの宇都宮高校グラウンドで練習試合を観戦しました。この日は宇都宮白楊高校との試合でした。

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宇都宮高校からはぶらぶらと東武宇都宮線の南宇都宮駅まで歩きます。
地図を見ると駅から放射状に道路が延びた箇所があり、同じ東武の東上線ときわ台駅で東武が造った住宅街を意識したのかなと思わせます。
ちょっと調べてみると、参考になるサイトがありました。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/25331

幼少期にときわ台近くに住んでいたことがあり、興味深いところです。

宇都宮市内の現存する大谷石の建造物として、南宇都宮駅と近くの倉庫群を紹介したサイトを見たこともあったので、それらの倉庫も見に行ってみました。改装されて店舗として使われているようです。

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建築学科の大学を受験したこともあり、建造物にも興味があって、大谷石の建物は農家の蔵も含めて眺めるのが好きでして、栃木県は大谷石の蔵はいくらでもあるので飽きないです。

この倉庫群から南宇都宮駅へ移動し、こちらの駅舎も大谷石でできていて、貴重な建物です。

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南宇都宮駅から東武線に乗って、右手に大谷石のカトリック松が峰教会をみながら東武宇都宮駅へ移動し、有意義な散歩を満喫しました。

皆さんも街を歩いてみませんか。
電車に乗れば、階段の上り下りがありますし、立って乗ることでバランスを保つ訓練になるかもしれません。近所の散歩よりも運動量が多くなるように思われます。
さらに美味しいものを食べたり、ショッピングも組み合わせれば楽しさも倍増するかもしれません。
緊急事態宣言の解除で、車を使わない外出もしてみましょう。

 東海大相模の石田隼都投手が読売ジャイアンツから4位指名を受けたというニュースは、栃木県の野球界とそれを取り巻く人たちのあいだでは明るい話題になっているはずです。

 栃木県は首都圏と異なり、新しい住環境を求めて転居するというケースが少ないと思われ、転校生がどんどんやってくるという地域ではないという印象です。
 そんなわけで、小学校や中学校の頃から知っている選手が高校で活躍し、大学生や社会人になるまでフォローさせていただける可能性がある地域です。

 石田隼都投手は真岡市の真岡ボーイズ出身で、中学時代に来院いただいたことがあります。
 当院が野球肘検診などで真岡ボーイズをサポートさせていただくきっかけになったといってもいいのかもしれません。

 石田隼都投手と真岡ボーイズで同期の選手から石田投手がプロ志望届けを出すらしいという話を聞いていたこともあって、春の選抜優勝投手という実績もあることから、どこに指名されるか大変興味を持っておりました。

 ドラフト前の週末には何となくそわそわとして、真岡ボーイズ⇒代表の櫻井さんの関係のやきそば店がある⇒やきそばを食べたいという流れで、真岡市久下田のやきそば店である「若藤屋さくらい」まで出かけて、大盛りやきそばを買ってきて、さらに櫻井さんの店の近くで最近新聞記事やSNSで取り上げられることの多い「赤いか」も市井酒店で買ってきて、食べながらドラフトはどうなると考えておりました。
 きっとこのやきそばは石田隼都投手も食べたであろうと思います。
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 春のセンバツ優勝後、もしかしてひょっこり石田隼都投手が当院へ現れないかなと半ば妄想もして、当院には選抜優勝の記念の「優勝 東海大相模 神奈川」と書かれた甲子園グッズのボールが2個購入してあり、夏の活躍もものすごく期待していたところでした。
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 残念ながらコロナ禍の影響で神奈川県大会の途中で出場辞退となりましたが、結果として身体を酷使することなく高校を引退したと考えることもできますので、プロでの活躍を期待するものです。

 個人的には巨人ファンではないのですが、石田隼都ファンとして、登板する試合は応援したいと思います。
 来年のNPBは楽しみが増えました。
 栃木の学童野球選手に夢を与えたものと思われます。学童野球選手が増えていくことも期待しましょう。
 オフに栃木に帰ってくるときには立ち寄ってくれないかなと思ったりもしますが。
https://tabelog.com/tochigi/A0904/A090401/9008026/
https://akaika-ichii.com/

現在当院は完全な予約診療ではなく、予約のある方を優先して診察し、予約のない急なケガの方も可能な範囲で診察を行っています。

厳密な予約時間ではなく、30分単位の予約時間帯での予約としていますが、30分の時間帯に5人の予約設定となっています。単純に計算すればひとり6分の持ち時間ということになります。

実際には初診の方は長め、薬の定期的な処方で病状が落ち着いている方は短めの診察になりますが、それでも平均診察時間は10分を超えるので、予約の時間帯に少しずつずれが出てくることになります。
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なるべく予約の時間帯がずれないように、診察内容を絞り込んだり、一回に診察する身体の部位を制限したり、レントゲン撮影の画像の確認を次回に持ち越したりするなど、制約を設けることがあります。
一方で、エコー像を観ながらの注射をするなど処置で時間がかかると予想される場合は、予約枠を多めにとって対応することもあります。

空いていることが多いのは学校のある時期の火曜日あるいは水曜日の午前中と15時台で、その時間帯の診察を受けられる方は、時間的に余裕を持って診察や処置が行えています。

一方で初診が多く診察時間にあまり余裕がないのは日曜です。
初診での来院は、経過が長い疾患であったりすると問診だけで診察時間をオーバーすることもあります。
日曜は特に遠くからの受診であったり、当院が2軒目以上の施設だったり、スポーツで進学を考えているような方の来院が多かったりすると、リハビリの定期診察での予約が取りづらくなるかもしれません。

予約診療にする前は、日曜は受付から会計まで3時間~4時間という方も珍しくなかったので、予約診療にして改善はしていますが、まだまだ改善の余地があると考えています。
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専業主婦、リタイアされている方、当院まで徒歩圏内の小学生など、時間に余裕のある方は、リハビリの日と定期診察を別の日にすることで、それぞれの予約を取りやすくすることをご検討下さい。

リハビリの直前に診察を受けようとすると、診察時間帯のずれ込みからリハビリ開始のずれ込みにつながります。

リハビリの後に注射を受けるという状況では、リハビリによる改善なのか注射による改善なのか明らかでないこともあります。

注射後すぐにリハビリとなると、注射の状況によっては一時的に腕が重いとか針を刺した場所が痛むということもありえるため、かえってリハビリの際に困るということがあります。

リハビリと診察はお互いに「ついで」の関係ではありません。
遠方から来院や休みが取れない方はやむを得ないため、同日の診察とリハビリとなりますが、予約時間帯の問題もあります。

これらは改善すべき点があり、改善策を模索してまいりますが、しばらくの間は予約時間帯のずれが生じうることと、1回の診察時間が長く取れないことについてのご理解をいただきますようお願いいたします。

 10月になり緊急事態宣言が解除され、スポーツ活動も盛んになりました。
 当院が応援・サポートしている(あるいはしてきた)選手・チームが活躍される様子が新聞やWeb上で報じられ、うれしく思うことも増えてきました。
 通院中であれば直接選手本人から大会の結果や進学が決まったなどの話も聞くことがあります。
 
 次のステップ・次のステージへ上がるのを当院のスタッフ一同は楽しみにしているところです。
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 野球選手の来院が多い関係で野球に関連して言えば、来週はドラフト会議です。
 栃木出身の東海大相模・石田投手がどこに指名されるかも楽しみです。

 当院は真岡ボーイズもサポートしており、真岡ボーイズ出身の石田投手は高校入学前に来院したことがありました。
 その後の甲子園での活躍は言うまでもありません。今年の夏は残念でしたが、きっとNPBでも活躍をされることでしょう。

 
 10月下旬には高校野球の関東大会が開催され、当院のサポートしている文星芸大附属が栃木県2位で出場します。秋の栃木県大会も大会本部に入った際に2試合観させていただきました。
 関東は強豪校揃いですが、センバツに出場できることを期待して、茨城県開催の大会ということで、応援に行ければいいなと思っています。


 最近は作新学院大の選手にも来院いただくことが増えてきましたので、開幕した関甲新の大学野球に観戦に行きたかったのですが、この秋は無観客か関係者のみの観戦ということで、残念ながら行けないことが判明。1部リーグに復帰を目指し頑張っていただき、機会を改めて佐藤監督さんに挨拶に行ける日を探りたいと思います。

 社会人野球では、小山市のエイジェック硬式野球部は法人会員として男子の野球部も女子の野球部も応援をしています。女子は日本代表の選手たちもいて、この夏日本一になりましたし、男子は都市対抗野球大会の出場を決めました。
 どんどん強くなっていくことで小山市が注目されると地元にとってもいいですし、全国からエイジェックで野球をしたいという選手が集まるとさらにレベルアップをして、都市対抗野球大会の常連になっていくことも期待されます。
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 栃木ゴールデンブレーブスも含めた練習拠点としての小山ベースボールビレッジが地域によい効果をもたらしているものと思われます。

 実りの秋でもありますので、選手たちがいい形で今シーズンを締めくくれることを期待します。
 医療と野球現場の連携ができることも当院のミッションのひとつと考えています。
 
 当院のリハビリを担当する理学療法士も野球やソフトボールの経験者が増えてきました。
 当院は甚だ微力ではありますが、選手が栃木を盛り上げていただけるよう、後方支援をしてまいります。われわれもステップアップしていかなければいけません。

 
 

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