薬師寺運動器クリニック院長のblog

栃木県下野市の日曜診療・祝日診療の整形外科・運動器リハビリ・スポーツクリニックである薬師寺運動器クリニックの院長がつづるブログです。 土曜日も月に2回程度の診療をして、週末に多く発生するスポーツやレジャーでの痛みに対してなるべくその日のうちに治療開始できるようにしています。 栃木県や茨城県西部の野球選手が数多く来院されます。 診療に関連して是非知っておいていただきたいことや、診療に限らず新たな情報を述べていきます。

2022年03月

まん延防止等重点措置が全国的に解除になりましたが、その前から自治体ごとの差はあるものの、学校の部活動が再開されました。感染者数では栃木より多い茨城県が先に部活動を再開していたり、栃木県内でも私立高校は部活動を継続し、県立高校は禁止していたりと、指標が不明瞭な禁止措置という印象でした。

春の選抜高校野球も直前に感染者が多数出て出場辞退となった高校がありましたが、全体としては開催されています。

まん延防止等重点措置が終了になったからといって新型コロナが終息したわけではないことは言うまでもなく、マスクをつけないでプレーをするスポーツにおいては、選手が集まって声を出せば感染のリスクは少し高くなると考えられます。

当院においても、コロナにかかったので通院を一時中止するという連絡をいくつもいただいています。

栃木県の高校野球の練習試合が解禁となり、県外の高校まで試合に行くという話も聞かれるようになりました。中学や学童の大会や練習試合も行われます。

久しぶりの野球で、ケガや故障をしないことと、コロナの感染予防にはくれぐれも注意をいただきたいと思います。


すでに社会人のクラブチームは県の大会が始まり、鹿沼運動公園のヤオハンいちごパークスタジアムで短時間ですが観戦もしました。
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この球場は外野の後方が森になっており、季節ごとに気持ちのいい光景が見られるので、好きな球場です。

一気に野球シーズンのスタートという感じで、NPBは今週から、栃木ゴールデンブレーブスの所属するBCリーグも4/9から開幕します。

シーズン開幕にともない、社会人の企業チームやクラブチームの選手が注射をうちに来院したりしています。大学生以上はNPBを目指しての野球のという選手が多くなり、社会人からは一年一年が勝負という選手になりますので、注射を打ってでもいいプレーをできる状況をつくる必要があります。


先日、栃木ゴールデンブレーブスに入団直後から時々来院していただく内林瑞貴投手が自ら名前の入ったタオルを持ってきてくれました。
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ご足労と心配りをしていただき、ありがとうございます。
小山運動公園の野球場に栃木ゴールデンブレーブスの練習を見に行った際、偶然お目にかかることができました。
それを覚えてくれていてタオルをお持ちいただいたとすれば、大変ありがたいことです。
今シーズンの活躍でNPBに行けることを期待したいと思います。


4月以降、新入学・新入団の選手たちが新しい環境でプレーをするのも楽しみにします。

当院は学童野球から栃木ゴールデンブレーブスの選手まで、栃木県と茨城県西部の野球選手を応援しています。

新型コロナのまん延防止等重点措置が延長になりました。
栃木県と茨城県の県境に近い当院には、栃木県だけでなく、茨城県の小学生~高校生も来院します。

現在は栃木よりも茨城のコロナの感染者数は多いのですが、茨城では部活動OK、県内の大会も開催OKとなっています。https://www.pref.ibaraki.jp/1saigai/2019-ncov/220304_enchou.html

一方で、栃木は県立高校や市立・町立の中学の部活動はまだダメという状態がつづいています。
クラブチームは活動をしているのに。

小学生の新型コロナのワクチン接種が進んでいないため、小学生の活動の制限はわからなくもないですが、ワクチン接種を受けてきた高校生や中学生はなんとかならないものかと思うところです。

学童野球についても栃木県野球連盟のHP https://tochigi-bbl.com/ によれば自粛の延長がアナウンスされています。

当院に来院する茨城県の生徒はうれしそうです。
栃木県の生徒には納得しづらいところです。
特に、小山市は茨城県結城市と、真岡市は茨城県筑西市というように、茨城県と接している地域の生徒にはやりきれない思いがあるかもしれません。


オミクロン以前も県をまたいだ外出を控えるなどといったアナウンスがありましたが、歴史的にも文化的にも経済的にもつながりの深いこれらの地域は、県をまたぐのが普通という気がします。

感染予防対策はいろいろと必要ですが、茨城にできることがなぜ栃木にできないのか、検討していただきたいところです。

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写真は本文とは関係ありません。

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