薬師寺運動器クリニック院長のblog

栃木県下野市の日曜診療・祝日診療の整形外科・運動器リハビリ・スポーツクリニックである薬師寺運動器クリニックの院長がつづるブログです。 土曜日も月に2回程度の診療をして、週末に多く発生するスポーツやレジャーでの痛みに対してなるべくその日のうちに治療開始できるようにしています。 栃木県や茨城県西部の野球選手が数多く来院されます。 診療に関連して是非知っておいていただきたいことや、診療に限らず新たな情報を述べていきます。

2025年07月

第107回全国高等学校野球選手権栃木大会は、7月27日に青藍泰斗高校の優勝で幕を閉じました。

当院は中学硬式野球チームの真岡ボーイズをサポートさせていただいていますが、青藍泰斗高校の選手のなかにも真岡ボーイズ出身の選手がいるので、注目をしておりました。

高校野球としては珍しい鮮やかな青いユニフォームは、甲子園でもきっと話題に上がることでしょう。

今年の大会は54チームでしたが、過去に当院で治療や検診を受けたことのある選手がいるチームは35チームで、大会直前~大会期間中に選手が通院していたチームは12チームでしょうか。

茨城大会のチームも2チーム治療に通っていました。

同じ時期に中学の硬式野球選手が来院したり、軟式も県大会に向けて通院をしていたり、学童野球も8月の県大会に向けて通院している選手がいたりして、人数は少ないですが社会人野球の選手や栃木ゴールデンブレーブスの選手もここ1か月のあいだに来院していました。

野球選手の治療は少々マニアックでもあって、どこでも治療が受けられるわけではなく、県の北部や東部は医療機関に困って当院まで来院されることがあります。

野球選手の治療をアピールしているのは選手や家族向けだけではなく、野球選手の治療に関わっていただきたい理学療法士向けでもあって、現在2026年春に新卒採用に向けて準備をする学生さんにも当院を知っていただきたいという意図もあります。

おかげさまで、ネットを検索して当院を見つけて、見学に来たいという学生さんがまずは2名、広島県と富山県から問い合わせをいただきました。

インターネットのおかげで、遠くからも当院を知っていただけることに改めて驚くところです。

現在当院に勤務中の理学療法士も、野球選手の治療ができることを就職希望の理由のひとつに挙げていたかと思います。

野球選手の後方支援としての医療はプレー中のバックアップと似ているかもしれません。
バックアップは、ボールが飛んでくるとは限らない万一に備えた目立たない動きでしょうけれども、とても大切です。

選手の治療に携わっても、医療側は目立たずに選手がプレーしやすい状況をつくることに徹するわけで、ベンチには入らずにチームのサポートにまわる選手のような要素もある仕事かもしれません。

選手が大会で活躍していただければ、うれしいと思うやりがいのある仕事です。

理学療法士に限らず、当院でいえば医療事務も看護師も診療放射線技師も、そして医師である私も選手が活躍することを仕事のモチベーションのひとつにしています。

高校野球が野球人生の一区切りという選手もいるでしょうし、チーム編成がここで代わるじきでもあり、データベースとしているファイルで、選手の「現在の所属チーム」を空欄にする作業をはじめました。

また来年の春に新たなチーム名を入力するのを楽しみにします。


野球選手の治療に関わりたいという理学療法士、医療事務スタッフを募集中です。

すでにいくつかの大学や専門学校には求人票をお送りしました。

栃木県と茨城県西部の野球選手を一緒に治療していただける方からのお問い合わせや応募をお待ちしています。
すでにエントリーも受付中です。


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まだ梅雨が明けてないということになっていますが、梅雨らしい日が少ない年です。

休診日には当院の芝刈りを院長が行っています。
屋外のリハビリスペースと当院玄関前の芝生を刈ります。

屋外のリハビリスペースはボールを実際に投げてもいいように用意している場所で、ここはちょっと念入りに芝刈りをしますが、2~3週に1回になってしまうことが多いです。
汗だくになるので、診療のあるときは実施困難なため、専用のスタッフがいない状況では休診日に院長がやるしかありません。

7月4日は昼頃から芝刈りを行いました。夕立の来ないうちにということで暑い時間帯の作業でした。

芝刈りをする日は朝から昔ながらの本気でしょっぱい梅干しを食べ、水分を多めに補給し、ファンのついたベストを着て風を送りながら作業し、30分ぐらいの作業であっても作業中にも500mlは水分を補給し、塩分チャージのタブレットを何個か口にしています。
作業終了後にはエアコンの効いている部屋で身体を休ませ、少しだけうたた寝もしています。


院長は休診日に高校野球の大会のサポートに入ることがあります。

間もなく始まる夏の高校野球はもちろん、最近は暑いので秋の高校野球も熱中症対策が必要です。

選手が救急車で運ばれることもありますし、夏の大会は開会式のブラスバンドの生徒や、応援にくる生徒や教員も熱中症になることがあります。

夏は応援にくる人数が多く、密集して座ることから空気が流れにくいように思われます。

また、熱中症で球場医務室にくる観客の生徒に聴くと、朝の食事がたとえばおにぎり2コだけなどと少なかったり、朝からの水分摂取量が少なかったりします。日中の青天のもとでの応援なのに、朝から500mlしか飲んでなければ危険です。
いつもよりも多めの睡眠、多めの食事、多めの塩分、多めの水分という形で身体を整えておきましょう。

大会本部のエアコンの効いているところで待機をしていますが、スタンドやグラウンドに出ることもあるので、水分を多めにということで3~4リットルは自分用に用意していきます。2リットルのスポーツドリンクと500mlの麦茶2本あるいは1リットル1本といった組み合わせが多いかと思います。

高校野球の球場によって医務室の状況も異なります。

新しく今年から使う真岡市のハイトラ運動公園の球場はスタンドもコンパクトなうえ、医務室も狭いので心配しています。

エイジェックスタジアムは医務室が強力なエアコンを有しており、ベッドも4~5台あって、対応しやすいです。

選手は脚がつることが主で、もうろうとすることはほとんどないように思われますが、応援にくる家族や、日頃は外で過ごすことの少ない生徒が応援の暑さでぐったりとしてしまうことも懸念されます。


孫の高校球児としての最後の姿を観るという高齢の方はご注意いただきたいと思います。

ワークマンなど作業着を販売する店やアウトドア用のウェアを販売する店でファンの付いたベストを購入しておくこともご検討下さい。頭だけでなく体幹部の温度も上がらない方がよいと思われ、手持ちの小さな扇風機だけでは厳しいと思われます。

保冷剤、凍らせたペットボトル、氷も用意しておくとよいかもしれません。


地方大会でも2部制で予選を行う県もあるようで、来年以降栃木の夏も変わるかもしれませんが、この夏は従来通りとするならば、熱中症の対策が必要です。

大会の本部には看護師は必ずいます。

準々決勝以上になると理学療法士が待機します。

休診日に医師として行くのは私ぐらいで、決勝や準決勝に自治医大や獨協医大の先生が顔を出す程度です。

個人的には1回戦から観戦させていただいていますが、どこの球場に行くかは対戦カードとの兼ね合いもあって、治療に関わっている選手が出場する球場、治療の経過が長かった選手が出場する試合が組まれる球場に行くケースが多いように思います。

バーチャル高校野球で全部の球場の試合の映像が見られるようになり、試合中に脚をつった選手を担架に乗せるためにグラウンドに入ると自分の姿が画像に写ってしまうこともあります。

なるべく医療従事者が球場で動き回らなくて済むことが理想ですが、救急隊が来たときの対応などは医師がいた方がいいような気がしています。



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6月27日の金曜の休診日を利用して、夏の大会前の挨拶で文星芸大附属高校硬式野球部のグラウンドに高根澤監督、瀧田部長を尋ね、アクエリアスの差し入れをさせていただきました。

期末テスト最終日ということで、練習も早く始まっており、14時前にグラウンドへ伺いましたが、選手たちは元気に練習をしていました。

グラウンド北側の県道の拡張工事がグラウンドの敷地に一部かかるようで、この影響でかつてあった建物がなくなっていました。
これから本格的に工事が始まると、選手や指導者のグラウンドへの出入りも大変そうですが、よりよい環境に変わることも期待されます。

ご存じの通り、文星芸大附属高校は栃木県の強豪校のひとつで、直近では一昨年夏の甲子園に栃木県代表として出場しました。

当院からは関 理学療法士を関西まで派遣して、大会期間中のチームのサポートをさせてもらいました。

今年も甲子園に行くために練習に励んでおられるわけですが、甲子園に出場した際に再び当院がサポートさせていただけるよう、理学療法士も技術を磨いています。

当院にはこれまでに多くの選手が受診をしていただきました。

高根澤監督と瀧田部長の両先生には当院を信頼いただき、受診の指示も選手に与えていただき感謝しております。

きちんと野球選手の治療が行えるところが宇都宮にはない、というお考えのもと当院を選んでいただいておりますので、われわれもご期待に添えるよう、研鑽をしてまいります。

この夏の文星芸大附属高校の快進撃を期待しております。
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