当院には宇都宮 以北の 矢板市 、さくら市 、那須塩原市 から 、あるいは東側の茂木町、芳賀町、益子町からリハビリ に来院されている方もいらっしゃいます。
単なる「薬の処方と電気治療」を求める方は近所の受診をおすすめしますが、理学療法士 の40分間のリハビリやエコーを見ながらの注射を希望される方は、遠くからでも来院されています。
エコーを見ながらの注射では遠いところでは日光市から通院を続けている方もいらっしゃいます。
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当院では「電気治療」はほとんど行っていません。運動器リハビリの前処置として一部の方に行うことがある程度です。

運動器リハビリを理学療法士が行っていない施設も多いです。
健康保険の制度上、運動器リハビリテーション(III)として認められてはいますが、看護師や柔道整復師、あんまマッサージ師に簡単な研修を受けさせて
「セラピスト」として扱い、体操の指導をさせているところもあります。当院もかつてはあん摩マッサージ師がいたので、一時行っていましたが、理学療法士とは比べものにならないため、退職前から中止しました。
個人の感想ですが、「セラピスト」の制度は無理があるような気がします。

また昭和の時代から続く牽引、渦流浴、低周波、干渉波、あるいはウォーターマッサージなどを「リハビリ」と言っている施設もあります。これらは厳密には運動器リハビリではありません。
先ほど述べたように、運動器リハビリの前処置としてこれらの機器を用いることは「あり」かもしれませんが、それだけではよくならないことが多く、結局その場かぎりのリラックスになることも多いはずで、毎日のように高齢者が街の整形外科や接骨院へ出かけ、
診療開始前から玄関前に並び、これらの治療を受けているという図式はよく見かけるところです。

そういった医療を求めず、きちんとリハビリを受けたいという方々が、遠方から当院まで来院されます。
運動器リハビリを理学療法士が行っていても20分(1単位)だけという施設も少なくないようですが、当院では40分(2単位)で実施するのを原則としています。
2か月に1回程度ですが、整形外科リハビリテーション学会の理事の先生に講義と実技指導、さらに実際の奨励の指導をいただき、理学療法士の技術向上にも努めています。
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休診日・診療日も含めて、他の施設と異なる診療システムになっている点が多いため、当院に受診してよかったと思う方もいる一方、湿布処方もほとんど行わないことから、湿布や電気治療を求めて来院する方には敬遠されることもあります。

運動器疾患の原因のベースには筋肉の出力や動きの機能低下があると考えられます。
それに伴い、関節の動きや神経の動きにも悪影響を及ぼし、関節周囲の関節包・靱帯・腱などの組織が硬くなり、骨の位置関係が乱れていき、やがて軟骨が偏った摩耗をして、ついには骨も変形していくという図式で説明できることが多いと考えています。

だからこそ理学療法士による運動器リハビリが必要と当院は考えますが、運動器リハビリ以外の治療だけ行う施設もまだまだ多く、そのような治療ではなかなかよくならないことも多いと考えられ、長期化していくと慢性的な痛みにかわります。
年齢のせいにされたりすることがありますし、メンタルの問題にされたりするケースもあるようです。
長期化して強いくすりを使うこと自体は否定しませんが、やはり並行して運動療法が行われるべきと考えます。

なお、当院は原則予約診療です。1時間あたりの診察予約人数に限りがあり、言わば列車の運行のようになるべくダイヤを守る必要があります。
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ご自身でネット上の検索をして、「自分の症状に似ているから」とか「ネットに書かれていたから」と自己「診断」をしてこられる方もいて、病状の説明がご自身の考えと異なると話が長くなることもあって、限られた時間の中で処置や処方をする必要がある場合に、問診を中断せざるを得ないことがあります。「話を遮られた」などと思い込まれることがあるかもしれませんが、予約診療のためご理解をいただければ幸いです。

大多数の方に当院の治療をご理解いただいており、リハビリを継続のために、1時間半ぐらい移動にかけてでもお越していただいている方も少なくありません。
当院の治療方針をあらかじめご理解のうえ受診をいただき、予約診療で積極的にリハビリを行っていただくようお願いいたします。