7月8日から今年も全国高等学校野球選手権栃木大会が始まりました。

大会に向けて練習をするなかで、肩や肘を痛めて通院する選手が毎年いるわけですが、今年は人数がいつもより少なかったように思われます。
特に高校3年生の受診は数名で、高2~高1の大会には出場しない選手の受診が主でした。
障害予防の意識が高まった結果、受診が減ったとしたらいいことですが、実際のところはわかりません。
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下野市・小山市・真岡市・上三川町・壬生町や、宇都宮市南部などには、学童野球・中学野球の頃から当院に通院していた選手が数多くいて、高校によっては、ベンチ入りメンバーの半分近くが過去に当院の受診歴があったりします。

栃木で高校野球を続けている選手については、大会プログラムと照らし合わせながら、ベンチ入りの有無や、ベンチ入りした場合の背番号などの確認をしています。

高校卒業後も、「球歴ドットコム」などで進路を確認したりして、当院で野球に関連して治療を受けたことのある選手のデータベースを作っています。

大人から学童まで、引退してしまった選手、県外に進んだ選手なども含めれば1800名弱のデータがここ数年で集まりました。

ベンチ入りメンバーの変更や春と夏では背番号が変わるなど細かく変化するため、少々マニアックなデータのチェックが必要だったりします。
最近は女子野球も少しずつ増えているので、兄弟のみならず、姉妹のチェックをすることもあります。

一度、大会本部にとちぎテレビ実況の篠田さんが「○○高校のこの選手は××高校を卒業し△△大学に進んだあの選手の弟かどうか」と尋ねに来たことがあって、そのときに自分の記憶が役立ったことがありました。そのときに「兄弟で投球フォームがそっくりなので」と篠田さんが言っていたのも印象的で、「フォームのイメージまで頭に入っているなんてすごい!」と思った記憶があります。
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もちろんデータベースは門外不出ですが、たまたま自分の頭に入っていた選手の兄弟関係で、すらすらと答えられたというエピソードです。

当院には県内各地あるいは茨城県西部の多くのチームから選手が来院します。

学童の頃から知っている選手が、高校野球で活躍する姿を球場やテレビ・ネットの中継で観たり、高校を経てさらに上のカテゴリーで活躍されているのを知ると、大変うれしく思います。

当院の仕事の結果だけで活躍するわけではなく、練習の賜物としての活躍でしょうが、どこか少しだけでもお役に立てたすれば、よかったと思うところです。

治療に関わったことのある選手をできるだけ現場で観るため、医療サポートの際もどの球場に行くかは対戦カードを考慮しています。

野球に興味のない整形外科の先生の施設よりも、野球選手の治療に力を入れている当院の受診をご検討ください。

今年は中学硬式野球1試合、高校野球はここまで十数試合、大学野球2試合、社会人野球2試合、栃木GBの試合3試合、NPB甲子園で1試合・札幌ドーム1試合といった観戦をしています。

こうしてみると、いちばん観戦しているのは高校野球ですね。

夏の数試合と、交流戦、秋季大会、1年生大会とでまだ十数試合は観戦するような気もします。

この夏は学会参加の関係も会って、準決勝が観られないのが残念です。