2023年11月に小山地区医師会下野支部からの依頼で、「ロコモティブシンドローム」(通称ロコモ)に関連した下野市市民公開講座の講演を市役所会議室で行いました。内科の先生たちが中心の医師会においては、ロコモはまだ認知度が高くなく、内科の先生たちと連携することの多い市役所の担当者も「フレイル」に関心があっても、ロコモはあまり興味はないのかもしれず、当然、会場へお越しいただいた中高年以上の年齢の方々もロコモについては話を聞いたことがなかったような印象でした。
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 12月には栃木県野球連盟の強化部長である大竹俊行様からの依頼をいただき、芳賀町野球連盟設立50周年の講演会で野球肘や野球肩の話を学童野球指導者に行いました。大竹様は国体で栃木県代表の軟式野球の監督をされていますし、とちぎテレビの高校野球の解説もされているので、ご存じの方も多いかと思います。
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 さらに、2月初めには宇都宮のホテルを会場に、宇都宮市学童野球指導者協議会で講演会の講師を行う予定です。

 町医者なので、学問の世界からは遠ざかっており、1年に3回も講演をすることなどないはずなのですが、いろいろとご縁をいただきました。

 講師を引き受ける以上は、十分に時間をかけて準備をしないといけないと考えますので、9月下旬から何となく構想を練り、パワーポイントで試行錯誤しながらスライドを作成しています。
 講演で使う写真の準備も必要で、これまでのストックを探したり、新たに撮影に出かけたりとそれなりに動き回ります。
 
 本業ではない仕事というのも楽しかったりするので、夜な夜なPCに向かい、深夜に作業がはかどるタイプということもあって、気がつくと2時過ぎということも多く、帰宅の際に新聞配達のスーパーカブ何台かと遭遇することも珍しくありません。

 野球のシーズンが終了した12月から2月上旬にかけては、野球に関連した会合、イベント、勉強会が目白押しです。栃木では「とちぎ野球フェスタ」や野球肘検診が行われ、どちらにも関わっており、打ち合わせが何回も行われましたし、オンラインでの野球関連の勉強会にも受講者として聴講もしており、慌ただしい時期でもあります。

 あとひとつの講演をなるべくいいものにできるよう、休診日も利用して準備に励みたいと思います。