日本肩関節学会に参加するため、福岡国際会議場へ10月10~11日に行ってきました。
朝5時台は13℃ぐらいしかなかった下野市ですが、福岡は30℃ぐらいまで上昇し、まだツクツクボウシが鳴いていたりしました。
学会の会場では基本的に座って講演を聴き、会場の移動で屋内を歩くのみなので、歩き足りない感じがするため、博多での学会の場合は、その日のプログラムが終了したら、歩いてホテルまで移動し、翌日も会場まで歩くのを基本としています。
福岡は空港が博多の街から近くて便利ですが、学会の会場は駅からちょっと離れた港に面した場所なので、学会初日はやむを得ず博多駅からタクシーです。
朝5時20分頃に自宅を出て、JRで品川、京急で羽田空港第1ターミナル、スカイマークで福岡空港、地下鉄で博多、そしてタクシーと乗り継いで会場到着は12時20分頃となり、なんだかんだで7時間かかります。
自分の計算間違いで、ランチョンセミナー開始に間に合わず、昼食を食べ損ない、そのまま工藤公康の講演とシンポジウムの聴講を続けたので、朝5時に茶碗1杯のご飯を食べてから19時近くまで飲まず食わずでした。
全体懇親会では知り合いの何名かの先生方に挨拶をさせていただきました。
学会初日終了後は、単独行動だったので、櫛田神社経由で博多駅近くまで歩き、豚骨ラーメンをひとり寂しく食べておしまいです。

学会でかつての職場の先輩や後輩と一緒に飲むということがなくなってしまったので、単独行動が増えており、普段の診療後に行うような雑用がないため、23時ぐらいには寝てしまうとショートスリーパーの私は朝は4時過ぎに起きてしまい、入浴と朝食をさっさと済ませて出発ということが多くなりました。
翌日はホテル近くの筑前國一之宮の住吉神社を朝6時過ぎに参拝してから会場に向けて歩きました。

相撲の神様でもあり、古代力士像や土俵がある神社です。

境内の看板には本殿は黒田長政が再建したものと書かれています。
いずれ御朱印をいただきに改めて訪れたいと思います。
朝の住吉神社は気が引き締まるような空気でした。
そこから敢えて中洲の中央を通り、神社とは一転して宴の後のけだるい中洲では、小松政夫さんがよく行かれていたというラーメン屋の位置を確認しました。次の機会に行ってみたいと思います。
その後「きんしゃい!」と書かれたアンパンマンミュージアムの下を通って昭和通りに入り、大博通りを経て会場に行くというパターンでした。
過去には発掘調査をしている現場があったり、一本裏の路地に入ると職人さんの
博多は掘ればいろいろな遺跡が出てくる街のようで、かつてブラタモリで取り上げられていましたし、古い寺や神社も多くあって、歩いてみないと気づかないことが多いです。
遣唐使とか、元寇とか、黒田長政とか、教科書で出てくる用語や人名が街の中に息づいているようです。

2日目は飛行機の時間も気にしながら、会場からタクシーで移動して大濠公園、福岡城址、平和台球場の跡地、鴻臚館跡を慌ただしく巡りました。

大濠公園の大濠といえば、高校野球ファンなら福岡大大濠が近いのだろうと思うところで、地図を見ると確かに近くにありますね。
そして平和台と共にかつて福岡国際マラソンのコースで瀬古利彦選手が走ったあたりなのかなと思うところです。

福岡に城があったことは不勉強で何年か前までは理解していませんでした。
天守台は発掘調査中のようで、入場できませんでしたので、また次回の福岡出張の際に来てみたいと思います。
城から海を見渡せたはずですが、いまは福岡タワーやみずほペイペイドームが見えました。
順当なら日本シリーズで阪神とソフトバンクが戦うことも想定されます。
黒田長政と言えば、栃木県民であれば日光東照宮の大鳥居を福岡から石を運んで建てた武将として知っておくべき武将です。小山市思川の河岸からどうやって日光まで運んだのだろうかと思うような巨大な石で、徳川の威力や、福岡と栃木のつながりを感じさせるものです。

そしてかつての西鉄ライオンズの本拠地であった平和台球場の下には鴻臚館の遺跡があったのも驚きで、掘れば何か出てくる福岡の歴史の深さを感じるところです。
防人という言葉もありますし、時代が下って鎌倉時代には元寇もあり、国の守りの最前線でも遭った土地なのでしょう。天神駅の近くに警固神社とか警固公園がありますが、この警という文字を用いる地名が珍しいと思っていたのですが、鴻臚館とも関係があるようですね。

2時間ぐらいで慌ただしく歩き回り、地下鉄空港線で赤坂駅から空港へ移動しました。
30℃を超える暑さで、汗だくで恥ずかしいぐらいの汗染みのワイシャツ姿で歩き回っておりました。
2日間の学会出張で座っている時間も長かったですが、2日間で27000歩ぐらいの歩行でした。
まだまだ福岡をはじめ、九州は知らないところだらけなので、何回かに分けて出かけてみたいところです。
短い滞在時間でしたが、肩について学ぶところも多かったですし、福岡のすごさも知ることができました。
知らない街を歩いてみたいと思うところで、学会出張の際の街歩きも楽しみのひとつです。
来年の肩関節学会は熊本で、勉強も街歩きも楽しめるものと思っております。
朝5時台は13℃ぐらいしかなかった下野市ですが、福岡は30℃ぐらいまで上昇し、まだツクツクボウシが鳴いていたりしました。
学会の会場では基本的に座って講演を聴き、会場の移動で屋内を歩くのみなので、歩き足りない感じがするため、博多での学会の場合は、その日のプログラムが終了したら、歩いてホテルまで移動し、翌日も会場まで歩くのを基本としています。
福岡は空港が博多の街から近くて便利ですが、学会の会場は駅からちょっと離れた港に面した場所なので、学会初日はやむを得ず博多駅からタクシーです。
朝5時20分頃に自宅を出て、JRで品川、京急で羽田空港第1ターミナル、スカイマークで福岡空港、地下鉄で博多、そしてタクシーと乗り継いで会場到着は12時20分頃となり、なんだかんだで7時間かかります。
自分の計算間違いで、ランチョンセミナー開始に間に合わず、昼食を食べ損ない、そのまま工藤公康の講演とシンポジウムの聴講を続けたので、朝5時に茶碗1杯のご飯を食べてから19時近くまで飲まず食わずでした。
全体懇親会では知り合いの何名かの先生方に挨拶をさせていただきました。
学会初日終了後は、単独行動だったので、櫛田神社経由で博多駅近くまで歩き、豚骨ラーメンをひとり寂しく食べておしまいです。

学会でかつての職場の先輩や後輩と一緒に飲むということがなくなってしまったので、単独行動が増えており、普段の診療後に行うような雑用がないため、23時ぐらいには寝てしまうとショートスリーパーの私は朝は4時過ぎに起きてしまい、入浴と朝食をさっさと済ませて出発ということが多くなりました。
翌日はホテル近くの筑前國一之宮の住吉神社を朝6時過ぎに参拝してから会場に向けて歩きました。

相撲の神様でもあり、古代力士像や土俵がある神社です。

境内の看板には本殿は黒田長政が再建したものと書かれています。
いずれ御朱印をいただきに改めて訪れたいと思います。
朝の住吉神社は気が引き締まるような空気でした。
そこから敢えて中洲の中央を通り、神社とは一転して宴の後のけだるい中洲では、小松政夫さんがよく行かれていたというラーメン屋の位置を確認しました。次の機会に行ってみたいと思います。
その後「きんしゃい!」と書かれたアンパンマンミュージアムの下を通って昭和通りに入り、大博通りを経て会場に行くというパターンでした。
過去には発掘調査をしている現場があったり、一本裏の路地に入ると職人さんの
博多は掘ればいろいろな遺跡が出てくる街のようで、かつてブラタモリで取り上げられていましたし、古い寺や神社も多くあって、歩いてみないと気づかないことが多いです。
遣唐使とか、元寇とか、黒田長政とか、教科書で出てくる用語や人名が街の中に息づいているようです。

2日目は飛行機の時間も気にしながら、会場からタクシーで移動して大濠公園、福岡城址、平和台球場の跡地、鴻臚館跡を慌ただしく巡りました。

大濠公園の大濠といえば、高校野球ファンなら福岡大大濠が近いのだろうと思うところで、地図を見ると確かに近くにありますね。
そして平和台と共にかつて福岡国際マラソンのコースで瀬古利彦選手が走ったあたりなのかなと思うところです。

福岡に城があったことは不勉強で何年か前までは理解していませんでした。
天守台は発掘調査中のようで、入場できませんでしたので、また次回の福岡出張の際に来てみたいと思います。
城から海を見渡せたはずですが、いまは福岡タワーやみずほペイペイドームが見えました。
順当なら日本シリーズで阪神とソフトバンクが戦うことも想定されます。
黒田長政と言えば、栃木県民であれば日光東照宮の大鳥居を福岡から石を運んで建てた武将として知っておくべき武将です。小山市思川の河岸からどうやって日光まで運んだのだろうかと思うような巨大な石で、徳川の威力や、福岡と栃木のつながりを感じさせるものです。

そしてかつての西鉄ライオンズの本拠地であった平和台球場の下には鴻臚館の遺跡があったのも驚きで、掘れば何か出てくる福岡の歴史の深さを感じるところです。
防人という言葉もありますし、時代が下って鎌倉時代には元寇もあり、国の守りの最前線でも遭った土地なのでしょう。天神駅の近くに警固神社とか警固公園がありますが、この警という文字を用いる地名が珍しいと思っていたのですが、鴻臚館とも関係があるようですね。

2時間ぐらいで慌ただしく歩き回り、地下鉄空港線で赤坂駅から空港へ移動しました。
30℃を超える暑さで、汗だくで恥ずかしいぐらいの汗染みのワイシャツ姿で歩き回っておりました。
2日間の学会出張で座っている時間も長かったですが、2日間で27000歩ぐらいの歩行でした。
まだまだ福岡をはじめ、九州は知らないところだらけなので、何回かに分けて出かけてみたいところです。
短い滞在時間でしたが、肩について学ぶところも多かったですし、福岡のすごさも知ることができました。
知らない街を歩いてみたいと思うところで、学会出張の際の街歩きも楽しみのひとつです。
来年の肩関節学会は熊本で、勉強も街歩きも楽しめるものと思っております。
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