首都ホニアラの交通状況はすごいです。
赤信号みんなで渡れば怖くない、と日本では言ったりするが、ここホニアラには信号がありません。
メインストリートには絶え間なく多くの車が走っています。
交通渋滞は頻繁に起こり、少し気を抜くと命を落とすのではないかた思います。
車の種類は日本からトヨタや日産などの中古車を輸入しています。
また、車のサイドに大きく日本語が書かれているものが多いです。その意味はおそらく理解されていないでしょう。海外でのあるあるですね。
そんな渋滞の道を横断するときが、集中力を一気に高めて命を守ろうとする瞬間です。
しかし、私が驚くのは、人が道を渡ろうと構えているのに気づくドライバーは、スピードを緩め、アイコンタクトでにっこり笑顔を返しながら、渡り終えるのをゆっくり待ってくれます。信号や、横断歩道などのルールがなくても、自然とつくりだされる人間の良心からくる、人の中でのルールがあることに気づきます。人>車という強弱の関係をしっかり理解し、強いものが気を使い優しく振る舞うような道理がつくりだされているように感じました。
今週末はマルーへ船で向かいます。マルーとアウキの間は、舗装されていない道をひたすらトラックで5時間かけて移動します。