「人間趣味を持つことはいいことはあっても悪いことはない。趣味は人間に、現実からの逃避、好奇心、積極性、人間の触れ合い等々を与え、ひいてはストレス解消に役立つ。」(生きるのが上手い人苦手な人:斎藤茂太著)
「子どもが心から好き」
というのは、最近自己を分析して見て思うことで、教師になった一番の理由です。
それに加え、
『部活動』がしたい。
これは、元々教師になる時の理由の一つでした。
今までの人生のほとんどを「野球」に捧げたと思っています。
野球を通して成長させてもらったこと、野球の魅力に取りつかれたことで、これからも野球に携わり、今度は自分が子どもたちに野球を教えたいと単純に思ったのでした。
とことんやりぬいたからこそ味わうことができた「感動」は、何ものにもかえることができない、人間の求めるべきものだと思います。
教員になってからも、部活指導は「趣味」と考えていました。
土曜日も日曜日も部活動に行くことが楽しくてしょうがありませんでした。
「休みの日も部活動で大変だね」
といった言葉をよく耳にしますが、部活動を心から楽しみ、情熱を持って指導されておられる先生方ばかりです。
しかし、教育はそんな単純なものではありません。
「教育現場」に出てみて、野球と教育をリンクさせることの難しさを知りました。
逆に、教育的意義に欠け、野球だけを教えるのでは、自分が味わってきたような感動に触れられる子どもたちを育てることは一切できないことも分かりました。
もっともっと経験し、精進していかなければなりません。
○ここソロモンでは「サッカー」を指導しています。
「世に「立派な人間とはいかなる人をいうのか」という質問を受ければ、私は「自分の置かれている環境にうまく自分を適応させ得る人」と答えるだろう。」(生きるのが上手い人苦手な人:斎藤茂太著)
子どもが好きで、愛情を持って日々関わり、一生懸命育てていきたい、という思いがあれば、教育(部活動)に「競技」は関係ないことに少しだけ気づけてきたのかもしれません。
自分が立ち上げた「スーパースター」というサッカーチームに関わる時だけでなく、小学生の大会などでも、積極的にレフリーを務めたい、と心から思います。
野球であろうと、サッカーであろうと、目の前で頑張ろうとする子どもたちを見ていると、いてもたってもいられなくなり、何か「関われないだろうか」と考え行動に移すようにしています。
小学生のレフリーも女子サッカーのレフリーも率先して行います。
「自分が持っているものを、一生懸命この時の一瞬で出し切ろうとする」
その姿にいつも元気と勇気をもらいます。
元気をもらいたいから子どもたちの目の前に立ちたいとも思います。
おのずとジャッジや指導に力が入ります。
元気を「与えて」もらっているだけでは申し訳ない。
自分からも「与えなければ」と思います。
自分が環境に適応し、子どもたちにとっての良い環境となれることを目指していきます。
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