青年海外協力隊!ソロモン!教師!

青年海外協力隊平成27年度1次隊、理科教育でソロモンへ派遣されます、西山裕介です!理科教師として、ソロモンの中、高学校で働きます。ソロモンのマルーという田舎町ですが、人々との触れ合いを一番大切に考え、一生懸命頑張ります。

2016年07月

「私は『教師の本質』とは、観念(理念、理屈)と実践(教育、すなわち、子どもとの交流、コミュニケーション)との中間にあると思っている。」(プロ教師の流儀:諏訪哲二著)

 

実践だけに明け暮れるだけではいけないのです。

 

自分の中で、何のために教師をしているのか、どんな教師になりたいのか、どんな子どもたちを育てたいのか、そして、そんな生き方を見せたいのか。

 

そういった観念がなければ、子どもたちには“薄っぺらい”印象をもたれ、人間をつくるような教育的取り組みには到底できないのでしょう。

 

『生き方を学ぶ』

 

その姿を子どもに見せたい。

 

それを目的として協力隊へ来ていることをもう一度心にとめ、今後も実践していく必要があると思います。

 

ただ、どんどんやっていきます!!

 

☆音楽教育の実践!

 

前回紹介した、京都府福知山市から提供していただいたピアニカを使った実践をソロモン、マルーの学校で始めました。

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8月の終わりに第二弾が届くことになっているのですが、それまでの間、「試し」に色々授業をしてみて、検証したうえで学校へ提供していこうと考えています。

 

毎週、土曜日の午前中の音楽・文化活動に導入!!(ここまで続けてきたからこそ、円滑に導入出来ました。)

 

 

○準備

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大きな紙に、音楽知識を書き込み、教室に掲示することで、いつでもそれを見て学べるようにする。(日本の音楽室を想像してください)

 

それらを天井に張っていく!

 

①鍵盤を描き、音程を英語で記入する。

(ドレミファソラシド→CDEGABのように書き直す)

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②五線に音符を書き、CDE・・・の位置を示す。

 

③音符の拍の長さを示す。

4分音符、8分音符、16分音符、2分音符など)

 

・鍵盤にもCDEG・・・を記入して、実際にハーモニカを弾く際にどこにどの音があるのか分かるようにした。

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☆小学低学年くらいの生徒が弾くような楽譜をネットで落とし、教科書作成!

 

musicbrier」で検索!

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とりあえず10枚ほどの楽譜を冊子にしていきました。

曲には、カエルの歌や、カゴメカゴメ、マリーさんの羊などの、片手で弾けるものを中心に入れています。

 

 

○さあ、実践だ!!

 

小学校の先生なら当たり前の実践です。

中学理科教師の自分にとっては少し新鮮な体験!

小学校の免許も持っているため教えられないといけないはず・・・

 

自分もワクワクした気持ちで楽しんでやっていきました。

 

事前に、サッカーなどに来てくれる子どもたちに声をかけておいたので、ピアニカが足りない状況になりましたが、ピアニカがない子どもたちは、持っている子の横に座って交代で弾いていました。

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(メニュー)

1、持ち歩く際の注意点。きれいに使用するための注意点。片づけ方の注意点。示す。

 

2、自由に弾く。

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3、音程、音符の説明。

 

4、黒板に、単音で4小節にリズムを変えた音符を書き、そのリズムに沿って弾く練習。(これがなかなかできない)

 

5、楽譜を見ながら、自由に弾く。

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今日は、初めて音楽的知識に触れたため、子どもたちの混乱ぶりが見受けられました。

 

まずは、音符の長さを理解し、拍が取れるところから教えていかないといけないと思いました。

 

しかしながら、初めて触れるピアニカに真剣にのめり込むことがものすごく嬉しいDSCN1032
です。

 

ある時間の間に、好奇心を燃やし、周りが見えないくらい熱中する姿。

こういった状態をつくろうと思ってもなかなか自分の力ではつくれないと思います。

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それが、「教育的」な対象であれば、子どもたちは生きていくために必要な技術や技能を急速に習得していくのだと思います。

 

校長先生の娘、グローリアは、すでにピアニストを目指すと笑顔で言ってきます。

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天真爛漫教師のメリッサも、娘を連れて一緒に授業に来てくれました。

そういった親の学ぶ姿や“趣味に打ち込む姿”も人間をつくっていくための大きな影響を与えることは間違いありません。

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ピアニカの力、恐るべし!!

継続していきます!


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画像が一部乱れています。

「授業が上手い教師。授業は下手でも、子どもから絶大な信頼を寄せられる教師。口下手でも地味な仕事を地道にこなす教師。行事や部活において、子どもと一緒に元気一杯汗を流す教師・・・。こうして色とりどりの個性は教師が集まっていることで、学校は生き生きと動きます。職員室が均質な個性の集団になっていては、多様な子どもたちが存在し、多彩な営みを旨とする学校では、「学校力」は発揮できないのです。」(教師格差:尾木直樹著)


自分は、“周りを気にせず”どんどん“勝手”なことをしていく教師です。

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この自分勝手な性格は日本で受け入れられません。

子どもたちも教師の鏡と考えたときに、自分勝手な子どもたちがどんどん出てきてしまうのだと思います。


反省はしていますが、これが自分だと半ばあきらめ気味になってきている自分もいます。

自分勝手も常識の範囲内にしておかなければ、大分出た頭を打たれるのでしょう。

でも、もっともっと打たれる辺りまでは行きたいと考えてもいます。

 

(話が序盤から逸れました)

☆授業で勝負!!

 

「まずは授業で勝負だ」

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と先輩教師に助言を受けたのを今でも鮮明に覚えています。

教師の本業。これ抜きに教科を受け持つ教師は信頼を得ることはないとも思います。

授業が下手と言われても信頼を得る先生は、実はその信頼から、子どもたちがものすごく自主的に勉強をし、学力はぐんぐん伸びていくのです。

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下手に見せている(見える)だけだと思います。

いずれにしても、ソロモンに来て授業は毎日当たり前にあります。

日本もソロモンも、学校で求められているものは全く変わりません。しかし、状況は厳しい!!
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理科室が物置になっていたので掃除から始めました。

掃除と言っても物を置く場所がないため、横へはけて生徒が座れる場所を確保しただけ。

子どもたちが手伝ってくれました。理科の授業は十分できる。何なら外でもいい。
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○長期休みの宿題提出率・・・・10%・・・

(宿題の内容)

・前学期のテストの中の重要な基礎問題。

・自分の思いを「メッセージ」に書いてくる。

 

全然提出されない宿題に唖然としました。

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「切れたらあかん・・・」と思いながら、家庭学習について毎日のように時間をかけてみっちり話をしています。

 

長期休み以外の日々の家庭学習はしっかりやってくるのに・・・

理由は簡単です。

「長期休みの宿題」

という文化がないからです。

先生方と統一して出したいと提案はしていましたが、それが実行されるような余裕はありませんでした。

 

しょうがなく、私の授業だけで出したのです。

 

なので、最初からそれほど期待せずに、数人出してくれたらいいだろう、くらいの気持ちだったのは確かです。しかし、実際は唖然としてしまいます。悔しいです。

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・近い目標であること。(明日提出しなければならないという意識)

・近くに教師の目があること。(まなざし理論)

このようなことが満たされなければ家庭学習は定着しないのでしょう。

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「これから毎日長期休み以上の宿題を出していく!」宣言してやりました!

 

それを聞いて、ニヤニヤする子どもたちの表情から決して憎むことができないのがまたもどかしい・・・

 

サイエンスショーで見せた実験も導入に取り入れています!
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『学校終わりの部活動』が実現!

 

いつもは夕方5時ごろから真っ暗になるまでサッカーを指導しています。涼しい時に活動する文化があるから。

 

ただ、最近は大人の州の大会が近いことから、その時間帯は大人のチームが練習をしています。だから、グラウンドは使えない状態。

 

じゃあ、どうするか。

残念に思いながら指導を諦めるか。

交渉してグラウンドを半分使わせてもらうか。

時間帯をずらして練習するか。

 

色々な選択肢はあります。

今まで創り上げて来た、中高生のチーム

 

「スーパースター」

 

を絶対に持続させたい。

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継続は力なり。

と言いますが、この地では継続の先に見出せるものは少し変わってくると思っています。

 

『継続は文化なり』

 

遠い国日本から来た人間が、「何か執念で続けようとしているな」という“雰囲気”や生き方自体が新しい文化を創造していくと信じています。

 

立ち上げたチームを潰したりはしません。

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☆学校終わりの部活動!!

 

日本であれば当たり前の活動です。

授業終わりの活動を部活動と呼ぶのでしょう。

 

ここソロモンには、部活動は存在していません。私の思いだけで”部活動もどき”をしているのです。

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アダワ中高校という少し離れた町の学校と今学期も対外試合(フレンドマッチ)を組んだので、そのことを校長のヘンドリーに話し、学校として活動を認めていただきました。

 

ここソロモンに来てから、「強く思い続ければ必ず実現する」という経験を何度かしているように思います。

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「放課後(学校終わり)」の活動もいずれは実現したいと強く願っていました。

灼熱地獄の時間帯ではありますが、日本の形を一度でいいから導入してみたかったのです。

 

 

学校終わりにトレーニングすることは、各教室を回り事前に伝えていきました。

生徒たちの目が輝いたのが分かり安心しました。

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・柔軟に時間帯を変えることで、問題が解決できるということ。

・教師は教育のためならなんでもやる、ということ。

 

こういったことも子どもたちに伝わっていればより価値があると欲張ったりしています。

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子どもたちの発するプレー、

大きな掛け声、

キャプテンの厳しい指示、

大きな歓声、大きなため息、大きな励ましの声、

 

この時間帯でも「目標」の力があれば、暑さなんか吹き飛ばせる!!

 

 

「今の子どもは、学校で消費者の態度をとるようになっている。つまり、学校の授業や行事に対して、つまらなさそうな態度をすることが正しいものになっている。物を安く買うために、賢い消費者は、提示された商品に対して買う気がないことを見せます。ある商品が100円だと聞いたときに、100円?と値段に疑問を示すと、相手は90円に値下げしてくれるかもしれないでしょう。(プロ教師の会:諏訪哲二さん)」(僕らの新しい道徳:岡田斗司夫著)

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こいつは次何を発売するんだろう・・・・商品としてそれくらいの気持ちで見られても私はいいです。

消費者に認めてもらえるように必死で頑張ることが今は必要だと考えます。

 

限界まで値下げして、消費者を喜ばせるところまでは努力したい!!

サイエンスショーの内容がまた記事になりました。
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「こんな先生が好きという要素には、『真摯さ』『子どもへの厳しさと思いやり』『人間味豊かな感性』『常に前進しようとする姿勢』『子どもとともにあろうとするパートナーシップ』『生徒への限りない献身的な愛情』が挙げられます。子どもにとって大切なのは、つまるところ、教師の人間性だというのは間違いないようです。」(教師格差:尾木直樹著)

 

子どもたちの素直で純粋な感性から、「好き」になってもらえる先生を目指すことも一つの教師力を伸ばすための方法だと思います。

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「好き」という感覚を抱かせるためには、子どもたちが本能的に求めているものを満たさなければならないのではないでしょうか。

 

例えば、優しく甘い先生なら、最初はみんな親しみやすいかもしれませんが、学力をつけてほしい、自分を磨いてほしい、高めてほしいという子どもの欲求を満たせていなければ、そのうちに子どもたちからの信頼は失うように思います。

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授業でも、簡単な内容ばかり教えたとすると、最初は簡単で授業が楽しいかもしれませんが、だんだん物足りなさを感じ、授業への興味が薄れていくように思います。

 

要するに、子どもたちを成長させたいという情熱が愛情に変わり、その愛で厳しく指導したり、高い目標にチャレンジさせてやったり、叱ってやらなければ好きにはなってくれないのです。

 

結局その先生の「生き方」「在り方」が子どもたちに伝わると考えると、自分の人間性にもっともっと目を向けなければならないと感じます。

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そこで、マルーの先生たちとも、どんな先生になっていくのか一緒に考えていくために、今学期から一つ企画を始めます。

 

これまで一緒に働き、色々学ばせていただきました。

信頼関係もでき、そろそろ先生方にも“偉そうなこと”が入っていくのではないかと思ったからです。

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☆先生たちへのプレゼンテーション!

 

毎週火曜日!(全体清掃活動が終わった後)

 

20分から30分。

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〈今学期前半の内容〉

 

・フィジーについて。日本のライフスタイルについて。(導入)

・日本の学校システムについて。(スケジュール等)

・日本のテクノロジー

・日本の学校の一日。

・地震、津波、原発について。

・学校の規範つくり。(日本のモデル)

・日本の伝統文化。

・ソロモンの学校で今新しく実践できること。

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見ていただいて分かるように、日本の文化と教育関係の内容が交互に出てくるようにしています。

 

スタイルとしては、

 

「その時間帯が暇で、興味があれば見てください」

 

といった感じ。

 

時間や場所で毎週きっちり縛ってしまうと、マルーの先生たちは、負担に感じ、疲れてしまうのは見えています。

家庭があったり、家が遠かったり、色々大変だから・・・

 

惹きつけられるかは自分次第・・・

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ソロモンに来てからこのスタイルは貫いています。

 

意味があれば寄って来る、価値が見いだせなければ帰る。

 

主体変容。

人を動かすのは自分です。

自分の人間性や、やり方次第で人が寄ってくるかどうかが決まる。

 

それを試される自分にとっての修行です。

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第一回目は導入として、フィジー旅行や日本のライフスタイルについて面白く楽しく紹介しました。

 

先生たちはパワーポイントの写真に惹きつけられる。(自分に惹きつけられているわけではない・・・)

外にいた子どもたちも寄ってくる。

 

最初の出だしは上々!

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さあ、一緒に、

 

「教師とは何か?」

 

考えていきましょう。

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☆今日はいきなりミーティングの話

 

サッカーで小学生を教育しています!(遊んでいるだけですが)

 

(今学期も中高生の対外試合を組んでいますが、大人の練習が夕方にあるため、メイングラウンドが使えないでいます。子どもたちや先生と話し合って、学校が終わってすぐの時間帯に練習できるか検討中です!また、新しい文化が生まれそう・・・)

 

 

クライベンという、小学4年生の男の子が、自分のチームが2失点してしまったときに、

 

「ユウスケ、もう負けだからこの試合は終わりにしよう!」

 

と諦めた表情で言ってきました。

 

それを全体の指導のチャンスと見て、ミーティングで話をしました。

 

「諦めることってみんなの中で何だと思う?」

少し分かりにくい質問。

 

「いけないことだと思う。」

 

「なぜ?」

 

「まだ、時間があってチャンスがある。周りで諦めていない仲間がいる。」

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・諦めることに関する指導の本質ってなんだろう、とふと考えました。勝手に考えてみると、

 

『諦めそうになった時に、本当に諦めるべきかどうかを一度立ち止まって考えられる力をつけること』

 

人間であれば、諦めそうになるのは当たり前です。

根性論で、諦めるな!と教えても、諦めそうになる場面にはこの先山ほど遭遇するのです。

 

諦めそうになったときに、本当に諦めてよかった、と思えることもあります。

何でもかんでも諦めずに進んでいっても、大きな間違いを犯すこともあるからです。

 

だから、諦めそうになったときに、その気持ちと向き合う力が必要なのではないかと考えました。

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「じゃあ、サッカーをしていて、諦めることを考えよう。さっき、意見を言ってくれたように、まだ時間があるということは、チャンスがある。チャンスがあるのに諦めるのはもったいないよな。まだ逆転できるかもしれないんだから。」

 

「じゃあ、例えば算数のテストで諦めそうになったらどうする?」

 

「時間いっぱい頑張る!」

 

「なぜ?」

 

「時間がある限り、答えが思い出せるかもしれないし、解けない問題が解けるかもしれないから。」

 

要するに目標達成の可能性がある時に、その可能性が信じられるかどうか。また、信じるべきかどうかです。

 

全く違う例で、欲しいものを買ってもらおうと、いくら諦めずにおねだりしても、それらは手に入らないこともあること、人と同じ方向に進んでいる時に、相手に譲る行為が正しいことはよくあります。善意で諦めることはあることにも触れました。

 

個人的には、「何事にも諦めず」という根性論が入っていますが、その価値観を押し付けることは避けました。

 

急に話は変わります。

☆隣の家に、校長先生一家が引っ越してきています。

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生活がまた明るくなりました!!ありがとう!!

 

4人兄弟の一番下のグローリアは、いつも食べ物を持って来てくれます。涙が出るほど嬉しい・・・

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小さい頃から、親切心について親から教えられています。

そして、近所の人に褒められて嬉しい気落ちになる体験を沢山積むのです。

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洗濯物を一緒に洗ったり・・・

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洗濯物をつけ置きして仕事へ行っている間に、校長先生の奥さんが全部洗濯を済ませて干してくれている・・・

そこまでしなくていいですよ。自分でしないといけませんから・・・・

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与えてもらってばかり・・・

 

与えられることに甘えていてどうする。

 

「負けないくらい与えてみよう!!」

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日本のカレーやシチューをつくったときは、絶対に持っていくようにしています。

そして、一緒にご飯を食べながら話をしています。家族です。

 

どんな料理をつくっていっても、最高においしそうな表情で食べてくれる・・・嬉しい。

与えようとしても与えられてしまう・・・・なんか悔しい。

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よし、折り紙をみんなに教えて一歩リードしよう!

4人の子どもたちにだまし舟を伝授!!

 

よし!これで“与え勝ち”だろ!

 

っと思いきや、カレーが入っていた鍋が見違えるほどピカピカになって返ってきたのです!そんな磨かなくても・・・・

 

完全に“与え負け”ています・・・

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「昭和の貧困は、みんな貧しい中での貧乏でしたが、今は豊かな中で自分だけ貧しいと分かると、より大変です。だから見かけだけでもみんなと一緒にしようとするし、意外なくらい表向きにはいい姿を見せてしまうのでしょうから、そこをうまくすくいとっていかなければなりません。」(女性と子供の貧困:樋田敦子著)

 

ご飯を落ち着いて一緒に食べることは、生物にとって一番心が休まり、つながりが感じられる瞬間だと感じます。

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周りの生活を羨んだり、妬んだりしながら、人間は醜さを成長させていきます。

隣の芝は青い。

それは隣を知らないから。隣と関わろうとしていないからです。

自己中に考えずに、思い切って飛び込めたら世界が変わるかもしれません。

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他の国を妬んだり、嫌ったりするのも、基本的にはその国のことを知っていない証拠です。

批判するのも、相手の懐にもう一歩飛び込んでいないことを表すのかもしれません。

 

(完全に話が逸れました。)
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