日本人2人がマルーを訪れてくださいました。
ソロモンの首都、ホニアラで協力隊員として活動されるゆみさんと、さやかさんです。
たまたま、マルーの近くを旅されるということで、マルーも見て行ってもらえるように無理を言うと、快く受け入れてくださいました。
ゆみさんもさやかさんも以前のブログで詳しく紹介させていただいていいます。
ゆみさんはパソコンインストラクタ-。
さやかさんはマラリア関係の仕事をされています。
ゆみさんは初めてのマルー。
さやかさんは2回目のマルーでした。
せっかく来ていただくのだから、
「子どもたちとの触れ合い」
を楽しんでもらいと無理矢理に色々企画しました。
☆まずは、ホームステイ。
今回は、1人ずつ、別々の家族とのホームステイをしていただきました。
ソロモンの人々は、日本人がマルーに来るとなると、取り合いになるくらい、自分たちの家に呼びたがります。こちらとしては有難い限り。
だから、一か所ではなく、少しでも多くの家庭で、日本の方と触れ合ってほしいと考えたのです。
どの家庭にも、沢山の子どもたちがいます。
小さい子どもたちは、母性愛を感じるのか、2人の隊員にすぐになつきます。
手をつながれたり、抱っこされても、何も抵抗しないソロモンの子どもたち。
少しジェラスを感じずにはいられません。
☆学校・クラス訪問
せっかく、平日の学校がある時間に来ていただいたので、先生方に紹介し、そして、子どもたちの勉強する姿も見てもらいたいと思いました。
一通り先生方に紹介し、子どもたちが勉強する教室を2人で回っていただきました。
日本人女性2人の訪問に、飛び切りの笑顔で興味を示す子どもたち。
生徒たちの前で、自己紹介をしていただきます。
そこから、お決まりの、
「質問タイム!」
これが、面白い!
「日本女性にいきなりそんな質問するかっ??」
という、子どもたちから放たれる、興味の塊の質問は教室を爆笑の渦にしてしまいます。
各教室での“定番”の質問。
5位・・・ソロモンにどれくらいいるのか?(ソロモンに長く住まれていることを知ると嬉しそう)
4位・・・兄弟、姉妹は何人いる?(家族の話は大好き)
3位・・・日本ではどこに住んでいるのか?(東京以外はほぼ分からない)
3位・・・何歳か?(親切に気を使って、本当の年齢を言っていただきました)
1位・・・結婚しているのか?
栄えある1位に輝いた質問から、ソロモンの文化が現れています。
子どもたちに限らず、ソロモンの全ての人々にとって、最大の興味・関心があるのが結婚の話です。
確かに、日本でも人生において大きな出来事と考えられています。
ソロモンでは、生きていく中で最も大切なイベント。
誰しもが結婚することを前提に生きています。
これが、この地の生き方です。
もちろん、結婚をしない生き方も尊重します。
自分の命、人生です。
その人が、人生で大切にしたい、と思う素直な心に従って生きていけばいいと思います。
文化が、この質問に思いっきり現れているのです。
全ての教室で聞かれるプライベートな質問に、笑顔で親切に面白おかしく答えてくださるお二人に助けられました。
むしろ、大盛り上がり。
事前に子どもたちが書いていた寄せ書きも無事に渡すことができました。
☆キャッチボール
小学校の休み時間は、一緒に小学生とキャッチボールをして、野球を普及させようと活動しています。
ゆみさんは、元ソフトボール部!
少し“ノーコントロール”ではありますが、マルーの小学生たちと、楽しくキャッチボールしていただけました。
さやかさんは、全く初めての経験!
しかし、投げるのも捕るのも初めてとは思えないような器用さで、子どもたちと途切れることなくキャッチボールしていただきました。
2人の周りは常に人だかり。
日本の女性が楽しむ野球を、ソロモンの女の子が好きにならないわけがありません。
これこそが普及活動で大切なことだと感じました。
ただただ、そのスポーツを楽しそうにするのを見て、子どもたちは興味を惹かれるのです。
キャッチボールが終わってからも、芸能人の握手会のごとく、多くの小学生が取り囲み、話しかけたり、髪の毛に触ったり、質問したりしていました。
優しいオーラのお二人に何の警戒心もなく近寄っていく・・・
いつも、よい光景だと思って微笑ましく見ています・・・
(その後、日本の伝統的なアレを子どもたちの前で紹介してくださいました。)明日
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