『第6回ソロモン・日本サイエンスショー』
を首都ホニアラの、セントニコラスの学校で実施しました。
昨夜は、タイガ君と徹夜で、参加してくれた生徒へ渡す折り鶴と、なるべく多くのブーメランを作成しました。
そのタイガ君の頑張りが、サイエンスショーを力強く後押ししてくれました。
若い、若い情熱がめらめらと感じられるタイガ君がうらやましいです。
サイエンスショーの準備は、もちろん、やればやるほど、要領をつかみ手際よく短い時間で行うことができるようになります。(当たり前ですが)
二日前に、
「明日サイエンスショーしますか?」
「おう、やらしてくれる?」
「お願いします。」
このような流れで、セントニコラス中高校の校長先生に快く了解を得て、急すぎるサイエンスショーを実行することとなりました。
一度準備した経験があると、何が必要で、それがどこにあるのかが分かるようになります。
思ったものがない場合でも、代用できるものを落ち着いて考えられるようになります。
☆実験内容
(いつも通りです!!)
1、 空気砲
2、 ブーメラン
3、 不思議なペーパーリング
4、 紙コップ圧力実験
5、 コーラとメントスの噴火実験
6、 熱湯で風船を膨らます不思議な実験
7、 熱湯で温めたペットボトルを急激に冷やし、へこませる驚き実験
8、 コーラとビールのシェイクで風船を膨らませたり、ビールかけをする実験
9、 コップの水を紙やティッシュでこぼれないようにする大気圧実験
10、風船を灯油でゆっくり割るハンドパワー実験
11、酸性、中性、アルカリ性に万能指示薬と
フェノールフタレイン溶液を入れ、色の変化を見る実験。
12、空き缶とアルコール、紙コップを使った爆発実験
今回は、小学生の4年生から6年生の二クラスずつと、中学1年生が集会場に集まり、理科実験を見てくれました。結局400名ほど・・・
先生方もみんな見に来てくれました。
新しい調整員さんにも活動を見ていただくことができました。
ソロモンの子どもたちは、どこへ行っても元気で積極的。
これは、学力につながるかどうかではなく、目の前の人を第一に喜ばせるという、大切な人間性の一つだと思います。
授業者をやる気にさせる、不思議な力を持ったソロモンの子どもたち。
この力だけあればいいのではないか、と思ってしまう自分は向上心がなさすぎますかね・・・
今日、多用した言葉・・・
「Why??」
サイエンスショーを行いながら、大勢の生徒の前で、少しずつ冷静に行動できるようになってきていると思います。
なぜ??
と、落ち着いて質問するだけで、驚くほど子どもたちが現象を説明しようと必死に考え始める表情が見受けられました。
今までにない、最大人数の子どもたちの前で、最後まで盛り上がりを見せた、大成功の会となりました。
明日、今回の大きなサイエンスショーの感想を書きます。
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