青年海外協力隊!ソロモン!教師!

青年海外協力隊平成27年度1次隊、理科教育でソロモンへ派遣されます、西山裕介です!理科教師として、ソロモンの中、高学校で働きます。ソロモンのマルーという田舎町ですが、人々との触れ合いを一番大切に考え、一生懸命頑張ります。

2017年03月

『最終号』

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「生き方」を学びに来ました。

そのために沢山の活動をしてきました。

しかし、何かを与えたわけでもなく、ソロモンの人々の親切心と愛に包まれて生活させていただいただけでした。

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甘えさせてもらっただけだったのです。

 

結局、自分がすごく成長したとも、変化したとも思えません。

日本では周りの人にがっかりされるかもしれません。それが結論。

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しかし、この二年間でしか経験できなかったことがあるのは確かです。

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「現地の人々と一緒にこの地で生活したということ」

 

『現地の人々のすごい生き方に触れることができたということ』

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それによって、自分が変わっていけるかどうかは、日本へ帰国してからにかかっているということ。

 

青年海外協力隊は一つの留学。

学んだことを実践してこそ、留学した意味があるのです。

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「これから」が人生なのです。

 

 

☆私はソロモン、マルーに生き続ける。

 

最後に嬉しい出来事がありました。

 

去年私のクラスで、村の男性と結婚をし、子どもを授かったヨリンダという女子生徒がいました。

写真中央

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あれから月日が流れ、出産直前。

私が去る前に、彼女の家族が私のところにやって来ました。

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「ユウスケという名前を、生まれてくる子どもにつけたい。ユウスケの許しを得たい。」

 

驚きました。そして、笑い転げました。嬉しかった。

 

「どうぞどうぞ、ユウスケという名前を付けてください!!!」

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ソロモンのユウスケは、マルーで生き続けることになりました。

 

残るものと、残らないもの。

いくら物を作っても、与えても、いずれは消えていきます。

残るものは、人と人の触れ合いの中で交換された心です。

人の「生き方」がいつまでも、周りの人の心に残り続ける。

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名前を付けてもらったからといって、人々の心に私の生き方が残ったとは言えません。

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しかし、少なくとも、その家族は私の名前を付けたいと思ってくれた。

ユウスケのように育ってほしい、という思いが少しでもあるのだとしたら、嬉しくなります。

 

もし、またマルーへ戻った際は、「ソロモンのユウスケ」と顔を合わせて、協力隊時代のことを話してやりたいと思います。

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その子が大きくなって日本へ来た際には、その子がユウスケという名前を誇れるように、私自身がよい人間になっていたい。

 

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☆本に残す

 

本が書き上がりました。

出版するかどうかは、周りの人の判断。

とにかく、自分の中で記憶と共に、記録にもしっかり残すことができました。

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A4150枚ほどの分量。書きたいことをむちゃくちゃに書きました。

もし、目にする機会がありましたら、読んでいただけたらと思います。

 

 

☆夢

 

最後に、今後の夢を少しだけ話します。

人生はここから。ここがゴールでない。始まったばかり。協力隊での経験を生かさなければいけません。

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『学校をつくる』

 

協力隊生活の中で、日本人の方や周りのソロモンの人々にずっと言っていました。

 

なぜ、その夢なのかについては、長くなるのでここでは割愛。

 

この夢は、人生を終えるまでに成し遂げたいと思います。

 

この夢を実現するためのステップが日本で待っています。

一つひとつ乗り越え、夢を実現し、後悔のない人生で、一生を終えたいと思います。

 

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これから。

ここから。

 

「もう、気持ちは次に向いています」

 

今週末日本へ帰国します!!

今まで支えていただき、ありがとうございました。

 

 

(ブログは日本ではしません。別の形で発信する機会があれば、見てやってもらえたらと思います)



 

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日本は震災から6年。

まだまだ手つかずのままになっている場所もあります。

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日本には日本の問題がある。

相対的貧困だってそうです。

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先進国の格差の方が、絶対的貧困よりも“むごい”と考えます。

次は日本に貢献していきたいと思います。

 

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☆明日、第二の故郷、ソロモン、マルーを去ります。

ブログも次で最後。

見てくださった方々に心から感謝を申し上げます。

 

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〇最後は子どもたち!

 

連日送別会を開催していただいています。先生方にはたくさんのプレゼントをいただきました。(自分は何も与えていないのに・・・)

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中でも、子どもたちからのメッセージには感動しました。

マルーの子どもたちによって、一つひとつ選び出された文字によって、彼らの気持ちをいただくことができました。嬉しい・・・

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最後のバーベキュー。

 

子どもたちを集めて、ささやかなバーベキューを開催しました。

 

最後は子どもたちと関わりたかった。

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日本を全く違う環境で、最初は戸惑いました。

正直、途上国の印象から、恐れる感情もありました。

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しかし、不安を払拭してくれたのは、間違いなく子ども達でした。

 

学校へ行けば、人懐っこく、何のためらいもなく話しかけてくれる。

 

「ここまで人間が好きな人間がいるか・・・・」

 

衝撃を受けました。

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グランドへ足を運べば、いつも一緒にサッカーができる。

子ども達に会えると保障されていました。

 

寂しくなったら、子どもたちのもとへ行く。

そして、励ましてもらう。癒される。

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これが無ければ、絶対にマルーではやっていけていませんでした。

生きがいがそこにありました。

 

 

最後の学校では、一つ一つクラスを回り、感謝の気持ちを述べさせてもらいました。

 

「ありがとう、ありがとう」と何度も言っていました。

 

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最後の最後まで、子どもたちと寄り添い、学ばせてもらいました。

 

『いじめのない社会』

 

が存在することを教えてもらいました。

目の前で実践してもらいました。良い社会の例を見せてもらいました。

 

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生き方を学ぶ旅。

子どもたちから、学んだ素晴らしい生き方を、日本で実践してみたいと思います。


『野球・サッカークロス大会』が新聞記事に↓
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連日送別会をしていただき、申し訳ない。

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協力隊の人たちがみんな経験していることなのでしょうか。

私は今まで、こんな感謝をされることは、ありませんでした。

ここまでする村の人々は本当にすごいと思います。

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「私は何もしていません・・・」

何度も言います。

 

☆ブログもあと数回

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そろそろまとめに入っていかなければ。

 

『生き方を学ぶ』

 

この目的のために日々ソロモンで生きてきました。

 

果たして学ぶことはできただろうか。

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〇学んだ事実

 

親切心。

 

どこへ行っても笑顔で、大切に思って接してくれる。

どんな人同士でも、気兼ねなく、明るく楽しく、親しみを込めて接することができる。

この地に来たときびっくりさせられました。

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こんなに私を受け入れられるものなのか。

こんなに人を好きになれものなのか。

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ものを分かち合う文化が定着しています。

教会で大切な心の教育がなされています。

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様々な要因が村の良い空気を醸し出す。

 

「いじめがない村」

 

障がい者教育もないのに、障がいを持つこの手を取って一緒に遊ぶ姿に感動させられます。

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なぜ、このような子が育つのか。

それを研究するために日々観察を続けました。

分かち合う文化や、教会の文化に加え、

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「愛情を注がれている」

ことは、一番の要因です。

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どんな愛か。

心からの愛情を言葉、表情、態度すべてで表現する。

その気持ちがあるから、自然と子ども達が安心する。

 

村全体で子どもたちをかわいがるから、子どもたちは素直に育つ。

 

言い古された法則かもしれませんが、この村で再確認しました。

 

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愛されて育った子どもは、愛することを覚える。

教育学者のドロシーもそのような言葉を言っています。

 

 

この当たり前のことができない社会システム。

先を予想せず、突っ走ってしまった部分があるのではないか。

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人間を人間と見ることができる、真の人間に近づきたい。

人間や物を、「価値」でしか評価することができない社会でなく。

お金ではかる、快楽ではかる世の中でよいのか。

 

マルーで生活することで、見えてきた生きる力。

良い「生き方」の例がここにありました。

 

時代の流れ、社会の変化が大きく人間に影響を及ぼすことは確かです。

では、時代の流れに任せるのか。流されるのか。

 

どんな荒波の中でも、人間の「心」だけは、いつも自分の中にあります。

マルーの人々に言わせれば、「神」です。

ならば、言い訳はできません。

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物欲社会から精神的な方向へ移っていくと言われます。

その時に、どう考えて精神と向かいあい、どんな方向へ進んでいけば良いのか。

 

生き方を学ぶ旅は一生続きそうです。

 


マルーにいただいた一つの生き方の選択肢を駆使して、これからも進んでいきたいと思います。

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『教会』での送別会。

教会へ、毎週通い続けました。

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休むことはありませんでした。

 

最初に足を運び、教会で元気にチャーチソングを歌う子どもたちに魅了され、通い続けることに決めました。

 

通い始めてから分かってきたこともたくさんありました。

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☆そんな教会で、送別会を開いてくださいました。

 

いつものお祈りを済ませた後、前へ呼ばれ、沢山のプレゼントをいただきました。

「こんなにいただくようなことはしていません・・・・」

いつも申し訳なさが込み上げる。

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それと共に、寂しさがこみ上げてきます。

 

〇お母さん方のお別れの歌

 

写真はありませんが、教会のお母さんたちが、私の前に並び、お別れソングを歌い始めたのです。

 

「おいおい・・・そんなにしてもらわなくても・・・」

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しかし、全身で、全力で感謝を受け取ろう。これも経験。

歌を聴きながら、涙が溢れました。

 

本当に優しい人々。

歌声がソロモンの生活をフラッシュバックさせます。

1年9カ月前を思い出し、涙が止まらない。

この文化に浸ることができて幸せだ。

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私からも話すチャンスをいただきました。

感謝の言葉を述べたあと、「教会に通った理由」を話させていただきました。

 

教会に通った一番の要因。

 

『いったい彼らが信じる神とは何なのか』

 

その存在を悶々と考えていました。あらゆる著書を読み研究もしてみたこともあります。

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彼らに伝えた、私が考えた結論。

 

『彼ら自身の心』

 

ソロモン、地域に根付く親切心、優しさはどこから来ているのか。

間違いなく、教会の文化の影響は大きいのです。

毎週歌を歌い、説教を聞き、教会の教えを心から信じる。

 

その影響を受けて創り出された文化は、彼らの「心」に根付くのです。

彼らの心の在り方が、彼らの信じる「神」なのです。

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自分たちの幸せのために必要な架空の「対象」です。

自分を律してくれる対象なのです。

自分の心を創り出しているお天道様なのです。

 

「神とは何かをいつも考えて教会に来ていました。今分かりました。神は皆さんの心そのもの。親切心、優しさ、愛情、全てが神を表している。皆さんに入り込んだ神の親切心を、私も沢山いただきました。今私の心にも神が宿っています。」

 

そこまで言い切りました。

 

私は、無宗教。

一切宗教家ではありません。

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しかし、宗教を抜きにして人間は語れません。

世界のシステムは、宗教からできているといってもよい。

経済システムであっても、資本主義社会であっても、宗教の影響を大いに受けている。

 

宗教を語れなくてはいけません。

宗教家であろうが、無宗教であろうが関係ない。

宗教について議論できる社会でなくてはならない。

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なぜ学校で語れないのか。

日本は逃げているのではないか。

 

こんなに幸せな国があるのに・・・・

 

ソロモンで教会に通い、自分の考え方が大きく変わりました。

多文化理解=宗教理解。人間の深い部分に目が向けられるようになりました。

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「フランスでは、公立学校に宗教のシンボルを持ち込むのは禁止されています。公立学校でははっきりとキリスト教徒と分かるような十字架がついた数珠や、イスラム教徒とわかる髪の毛を隠すスカーフを禁止しています。キリスト教のシンボルも同じように禁止されているのですが、イスラム教徒にしてみれば、自分たちの宗教が否定されているような感情を持つのですね。」(世界を変えた10冊の本:池上彰著)

 

世界は宗教で動いている。


学ばなければ戦争が起こる。学ばなければ、一生人間は理解し合えない・・・

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『クロスゲーム』

 

野球×サッカーの融合。

 

単純に、一人が二つのスポーツをすれば、スポーツ人口は増えます。

 

この発想と、色々なスポーツに触れることで、多くのことが学べます。

視野が広がり、広い世界を見ることができるのです。

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☆チームスーパースター

 

思えば、ボロボロの一つのボールに群がる子どもたちを最初見たとき、ひらめきました。

「サッカーチームをつくろう!」

ボールと笛を持ってグラウンドを行くと、沢山の子どもたちが集まってきました。

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そして、毎日、欠かさずグラウンドへ行くことで、

「こいつは毎日ここに来る!」

という印象を与えたのだと思います。

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毎日子どもたちが集まるようになり、自然発生的にチーム「スーパースター」が立ち上げられました。

 

弾幕も作り、部内大会、地域大会、対外試合を数えられないくらい行ってきました。

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部活動の意味をもう一度だけ考えます。

 

『教育のツール』

 

それに尽きます。要するに、人を集め、そこで、教育が行える機会を設けるのです。

ソロモンへ来て、このことをひしひしと感じながら、サッカーを行っていました。

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では、ソロモン、マルーでは何を教育するのか。(くどいですが書くことがないので悪しからず)

 

1、部活動のように、集団でスポーツをする意義を感じさせる。

集団で行動するとき、そこには規範、ルールが存在します。それに従ったりすることを教えます。

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2、学習に取り組ませる。

心のノートなどを作成し、文章を書かせたり、ミーティングで5W1Hを用いて発言させたり、色々心がけてきました。学校の授業態度を指導します。

 

3、心を育てる。

ミーティングで、ソロモンでは聞けない話を沢山してきました。子どもたちの弱い部分も指摘してきました。ほとんどが私の価値観の押しつけだったかもしれませんが、少なくとも、他の世界、感覚に触れられたのではないでしょか。

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4、態度教育

グラウンドを整備したり、集団行動を徹底させたり。日本で言う礼儀の作法も教えていきました。ゴミを拾うこと、ビブスをたたんで返すこと、道具を大切にすることなど。

 

(最後まで偉そうに書かせていただきます)

 

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☆スーパースターの最後の試合。

 

野球大会の後のサッカー。

子ども達は完全に気持ちを切り替えて、試合に臨みました。

 

ゴールが決まる瞬間に、感極まるものがありました。

 

たったの1年9カ月ですが、その間に関わった時間が一番長かったのが、このスーパースターの子どもたち。

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「成長したな・・・」

 

もう、何も言わなくても、自分たちでミーティングをし、チームのポジションを決め、攻め方守り方を話し合うことができます。主体性が育まれました。

 

「もうこの試合は見られないのか・・・・」

 

カメラを回しながらそんなことを思います。だからこそ、必死で写真を撮ります。

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清々しい。

最も青年らしい姿。

輝く額の汗。

夢中で仲間にかける声。

 

自分が育ってきた環境の中で備わった感覚から、「この姿がいい」と思う価値観があるのでしょう。

部活動をしている子どもたちを見ると、爽やかな気持ちになります。

 

「私が日本へ帰っても頑張ってほしい。」

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最後に、現地の先生に、笛とビブス、マーカーなどの道具を渡し、

 

「自分がいなくなっても、絶対に続けてください!」

 

とお願いしました。

 

後4日。

 

土曜日に最後のバーベキューパーティーをして、チーム「スーパースター」を去ります。



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