タイガ君との『ドッジボール大会』!!!!
タイガ君が務める、首都ホニアラにある、セントニコラス中高校は教会のバックアップもあり、教育環境は整っている良い学校です。
「西山さん!7時半に出ますんで!」
同じ、ホニアラの日本人ドミトリーに泊まっているタイガ君は、家を出る時間をしっかり伝えてくれていたのですが、7時20分に起きてしまうという私のハプニング。ごめんなさい。
タイガ君は、朝から自分でご飯を作り、栄養を十分とり仕事場へ行く準備ができていました。
さすが!!真面目に途上国で働くタイガ君を見習わなければ・・・
さて、9時半からのドッジボール大会は直前まで、準備に追われました。
なぜなら、昨日企画が持ち上がったからです。
<準備1>
表彰状、メダルの作成(これは昨日完了)
<準備2>
チーム分けを事前にしておく。
タイガ君が担当する小学4年生の2クラスを対象としており、男女混合の4チームを事前にタイガ君がつくってくれました。
<準備3>
開会あいさつを子どもへ依頼。
今回は、子どもたちが初めて経験する大会なので、大会の形を教える、ということが一つの目的にあります。
子どもたちがためらいなく挨拶できるように、事前に文章を考えタイガ君が代表児童に渡していました。
<準備4>
トーナメント票を模造紙へ書き込む。
運よく学校にあった大きな模造紙を使い、子どもたちにわかりやすいよう、トーナメント票を壁に貼り付けました・
貼り付けは子どもたちが手伝いました。
<準備5>
コートの設置。
コーンを使い、集会場に2面作りました。
<準備6>
校長先生への計画の報告、大会の流れを現地の先生へ説明。(直前に!?)
一応、タイガ君の授業の一環としてのドッジボール大会であるため、授業の時間に従います。
クラスも、4年生の1組が最初の40分を使い、2組が後の40分を使います。
タイガ君の授業でいつも行われている、体操や指導の流れはそのまま実行します。
驚いたのが、授業の始まる前に、
『ゴミ拾い』
をさせていることでした。
日本人の感覚はタイガ君にも備わっています。
このように、日本人教員が現地で同じ指導感覚を持ち、方針を揃えることができたら、指導力として大きなパワーが発揮できると思います。
スポーツや教育を行う環境を整えることは、どんな国でも同じです。
そして、準備体操で音楽を使いながら、そのリズムに合わせて楽しく、踊りのように体を動かしていたのが活気的に見えました。
日本でも、ダンスの授業が導入されており、音楽に合わせた体づくり運動は最先端を走っていると感じました。さすが、タイガ君!!
整列したり、話を聞く態度もバッチリ!タイガ君の日ごろの指導が表れていて、同じ日本人として嬉しかったです。
いよいよ大会!!
4チームのトーナメントです。
3位決定戦もあり、一チーム2試合、一試合10分で行いました。
ソロモンで、ドッジボールの導入を始めたのはタイガ君です。
試合をしながら、どちらにボールを投げていいのか、外野とはどこなのか、戸惑う児童も沢山見受けられました。
「その都度、助言、指導」
試合をやりながら教えていくのが、一番子どもたちにとって分かりやすいですし、楽しみながらできてよいと思います。
試合の始めと終わりは、整列し握手させます。
これは、事前に決めていたことではなく、その時に、二人でアイコンタクトを取りながら実施していったものです。
臨機応変さで対応していきました。
試合は大盛り上がり!
開会式、閉会式では、文章が書かれた紙を必死に読む児童の姿がありました。
みんなの前で発表する機会を持てたことは大きな成果だと思います。
大会の形を見せられたのは、次回の大会確実につながっていきます。
表彰状、表彰メダルは、二人の情熱が入り込んでおり、子どもたちも大喜びしてくれました。
大会は、
『大成功!!』
簡単な大会ではありますが、このような「小さなステップ」の積み重ねが、大きな企画へとつながっていくと信じています。
「人は二つの壁にぶち当たる。それは、自分の能力の壁と環境の壁である。能力の壁とは、自分の問題、内なる壁と言っていいだろう。自分の側の力不足であるから、これは自分次第でなんとでもなるものである。これに対して環境の壁は物理的な壁であり、外なる壁と言ってよい。今の時点ではどうにもならないこともあるから、とりあえずは時機を待つことにすればいい。」(自分の壁を破る人・破れない人:渡部昇一著)
「できない理由を探さない!」
なんでもできると思ってやってみることから始まると思います。
タイガ君に感謝!!
明日は、サイエンスショーをしてきます!!
なんと・・・・・300人の児童、生徒を前にして・・・・
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