『マーケット』
での、プレゼン!!
卒業式が終わり、マルーでの打ち上げも盛り上がり、今年のマルーでの活動に一段落という感じ。
もちろん、仕事に関しては、日本の社会に比べれば、格段に甘い・・・・
甘いのが分かるから、「何かしなければ・・・」という感情が強くなる・・・
☆ソロモン、第二の都市でのプレゼン開催!!
ソロモンの首都ホニアラに次ぐ都市と言われる、マライタ島のアウキには、大きなマーケットがあります。
そのコンクリートで頑丈に建てられたマーケットは、日本の資金援助によって建てられたものです。
アウキマーケットには、多くの人々が集い、野菜や果物、魚、お土産物を売り、マライタの商業の中心を担っているのです。
その、マーケットで今日、一般市民に対して、思いを伝えさせていただきました。
〇困難
今回もプロジェクターを使ったプレゼンということで、電気をとるために、延長コードが必要でした。
アウキでアドバイザーとして働く、同じ協力隊員、坂本さんに助けていただきました。
延長コードを事務所から借り、何とか場所を確保。
しかし、紙の手作りスクリーンを張り付ける場所が見当たりません。
マーケット内を歩き回り、ようやく適切な場所を発見・・・・
スクリーンの設置には多くのソロモンの人々が協力してくれます。
いつも、助けられてばかりなのは自分です。
最後まで、ソロモンで支えられて生きていくのでしょう・・・・
自分たち以上に、準備から片付けまで、全てにおいて協力的なのです。
「日本人が何かやるぞ・・・」
という気配を感じ、多くの人々が集まってきました。
「こんな人が多い中でのプレゼンは初めてだ・・・」
☆プレゼン内容
・日本の地理
国歌独唱から始まり、日本の四季、学校を紹介。
集まるマーケットの人々は、知っているようで知らない、日本の街並みに関心を示します。
日本の大都市を歩く人々の多さに、驚きを隠せない表情。
・家族紹介
ソロモンのどこへ行っても、人の親や兄弟、家族、親戚の情報を知りたがる。
だからこそ、初対面でも、このネタを絶対に提供します。
兄や親父が、アウキに先月来たことを伝えると、大変喜んでいました。
・津波
先日、ソロモンで大きな地震が発生し、現在も余震が続いています。
また、小規模の津波でありますが、島に到達しています。
新しい情報によると、震源地の近くの島では、家々が崩壊しているようです。
そんな状況では、地震や津波の話題がストレートに入ってきます。
東日本の大震災の津波の映像を軸に、避難する意識を持っておくことを訴えかけました。
・薬物乱用
マルーとは違い、お酒やたばこが乱売されているアウキでは、絶対に必要な内容だと思いました。
ソロモンの人々の体質はアルコールに非常に弱いということ、ソロモンには年齢制限がないということ、子どもたちにとっての害、アルコールが原因となる、思い病気のことについて、興味を持っている様子でした。
・環境教育
きれいなソロモンの写真を序盤に見せていきます。きれいな環境でしか生息しない生物が沢山存在していることを知らせます。
自分の国ソロモンに誇りを持つ人々の自尊感情を高めます。
しかし、徐々に、ゴミで溢れ、きれいとは言えない景観に目を向けさせるのです。
すると、見る見るうちに表情が曇っていくのが分かります。
マルーでも、アウキでも、どこへ行っても反応が大きい導入だと思いました。
分解年数について説明すると、マーケットのゴミ処理で実践されている人々が、大きく頷いていました。
プレゼン後にも、ゴミ処理担当の職員が、プレゼン内容で共感したことを伝えに来てくれ、大変嬉しくなりました。
淡々とした内容になり申し訳ありません。
ホニアラへ向かいます!!
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