根付くものと、根付かないもの。
来週でこの地を去ります。
何かを与えようとしてきたけれど、与えられてばかりの生活。
一体何をしに来たのか・・・・
沢山の取り組みをしてきました。
先の見えない環境の中、思い付きで何でもしてきました。
考える前に即行動。
ほとんどは、自分のエゴを満たすだけの取り組みに過ぎず、自己満だけが残っていきました。
その、空回りの行動の中にも、少しは現地に“ひっかかり”根付きそうなものもあります。
☆残りそうな取り組み
1、養鶏場の運営と発展
これは、間違いなく残るでしょう。
建造物として残るのもそうですが、地域の人々によって、1年前から運営されています。
すでに利益も相当出ているよう。
私がたとえ離れたとしても、変わらず続いていくことでしょう。
2、野球
野球は、子どもたちの体に吸収されています。
すでに、「楽しい」という経験ができた子どもたちがいますから、自分たちで遊びとしてやり始めるでしょう。
中高生のスポーツ大会に野球が導入されたり、最近は、小学生の先生たちが、クラスの遊び時間や、スポーツの日に用いています。
私が見ていなくても、勝手にやっています。
ただ、遊びで終わらすわけにはいきません。
明日、ついに『マルー初野球対外試合』が行われます!
さあどうなる・・・・
3、ピアニカ
音楽の授業はありませんが、前回の卒業式の演奏のように、イベントごとに、子どもたちに曲を教え、弾かせるような取り組みが継続されることでしょう。
寄贈していただいた、日本の皆様に、心から感謝いたします。
4、サッカーチーム(スーパースター)
サッカー好きの先生方が、引き継いでくださいます。
子どもたちだけでも、チームを運営していく力があります。
明日は、最後の、『野球サッカー・クロス大会』を開催します!!
さあ、どうなる・・・
書き始めると少し長くなりそうなのでこの辺で終わります。
学校のマンパワーとして働き、子どもたちに授業中に伝えたこと、一緒にゴミ拾いをしたこと、先生方に日々関わる中で伝えた指導アドバイスなどは、人々の中に残っていくと信じます。
結局は、ものや形が残るのではなく、その人々に入り込んだ自分の生き方が残っていくと思っています。
「大切なのは、その子に合った環境をつくってやることです。成長を促し、その子のニーズに耳を傾け、応えてやれるように。子どもたちの中には、将来という種が眠っています。私たちが信じてあげれば、その子なりの興味が芽生えてくるのです。」(これでいいと心から思える生き方:野口嘉則著)
あと数日間。
感謝を精一杯伝えていこう。
活動紹介ムービー↓
JICAボランティアからテレコムへのCMがアップされています↓
https://www.youtube.com/watch?v=rSWtCKaOtyM
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