この地で生きられるのも、残り1週間・・・・
沢山のお別れ会に招いていただいています。
呼ばれるたびに、与えられてばかりの自分が情けなくなります・・・
こちらから、最後に何かやってやろう!!
『野球(ソフト)サッカークロス大会』
実現しました!!!!
ソロモン初の、ソフトとサッカーを一緒にした大会。
ソフトボールをした者が、サッカーの試合もする。
この目的が、最後の最後に達成されました。
この様子は、ソロモンの新聞でも最後に大きく取り上げてくれるようです。
その実現があまりにも嬉しいので、
順を追って説明していきたいと思います。
☆大会の経緯
今回対戦した相手校は、「タクワ中高校」。
トラックで1時間ちょっと行ったところの村です。
そこには、ローレンス先生がいます。
この人が今回のキーパーソン!!
ローレンスは、学生時代にJICAボランティアの日本人教師にソフトボールを教えてもらった経験があるのです。
その時、指導した日本人が、ソロモンで結婚され定住されている藤山さん。(何度もブログで書かせていただいています。ソロモンのスポーツ委員会で活躍されています)
要するに、藤山さんの教え子がローレンス。
藤山さんの若い頃の指導をローレンスから聞くと大変面白い!
藤山さん、そして、現在調整員の井上さんのご好意で、タクワ中高校へ以前ソフトボール用具が届けられました。
だから、野球道具を持っている我が中高校と、タクワ中高校が対戦しないわけにはいかないでしょう。
ローレンスが住むタクワまで足を運び、一晩ローレンスの家で泊まり、様々な話をしました。
(実はこの行為が、ソロモンの大会企画の実現で一番大切。一緒に家に泊まり、長い間話をすることで強い信頼関係ができるのです)
以上のような理由で、タクワ中高校の男女生徒が、我が学校へトラックに乗ってきてくれました。
始めてみるソフトボールの道具やユニフォーム、帽子に圧倒される我が学校。
新鮮だ・・・・
〇準備
我が学校も準備があります。
一つは、タクワへ対する恒例の寄せ書き。
男子と女子が力を合わせて、二枚の色紙を書き上げました。
感謝の気持ちを育てる!!
と言っても、元々その気持ちが備わるソロモンの子どもたちは、色紙を書き上げるのも早い。
そして、今回は、「クロス大会」。
サッカーの指導も必要になります。
「チームスーパースター」は健在。
任期の中盤からは、「学校終わりの部活動」の実践により、毎日放課後に、サッカーを指導していました。
女子も指導します。
これくらい忙しい方が、充実感があって楽しい!!
そして、試合は行われたのです!!!!
さあ、どうなった・・・・・
「これからの100年に向けて、スポーツに携わるすべての方々や団体・組織等と連携・協力し、 スポーツを通して「公正で福祉豊かな地域生活の創造」、「環境と共生の時代を生きるライフ スタイルの創造」、「平和と友好に満ちた世界の構築」の3つのグローバル課題の達成に努める所存です。」(日本体育協会)
平和と友好に満ちた・・・・
世の中には、そう簡単には実現しないことは多い。草の根、草の根・・・
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