ソロモン初、
「クロス(ミックス)大会」
に成功しました。
最後の企画。
これで、ソロモンでやり残したことはないと思います。
☆開会式
スポーツに積極的に協力してくれる、天真爛漫数学教師メリッサや男前オーウェンを筆頭に、ほとんどの先生が、レフリーから食事の準備、運営をしてくれたことに大きな意義がありました。
先生方に子どもたちが活躍する大会運営の意味を感じていただけたと思います。
開会のあいさつでは、我が校の生徒と、相手校のタクワの生徒の前で、次のようなことを話しました。
・ソロモンで一番誇るべき点。
それは、「親切心」であること。
日本にも勝る。
アメリカにも勝る。
ヨーロッパにも勝る。
そう言い切りました。
この素晴らしい文化を、世界へ発信していってほしい。そんな思いもありました。
先進国がもしかしたら忘れている感覚を。
・スポーツの意義。
なぜ、オリンピックがあるのか。なぜワールドカップが開かれるのか。
スポーツは、人を集める良いツール。
スポーツは、人が快感を味わえる良いツール。
スポーツは、人と人が簡単に繋がれる良いツール。
スポーツは、道徳心を教えるために良いツール。
だから、ソロモンでもスポーツの重要性にもっと気づいてほしい。
・相手チームへの感謝。
トラックで2時間かけて来てくれたこと。
トラックをハイヤーするだけも大変な労力。
ご飯を用意する、家庭への負担。
それでも来てくれたことに心から感謝しました。
☆生徒からの感謝状
感謝する文化は、ソロモンには根付いています。
だから、子どもたちが書いた色紙を渡す、という実践は、物凄く簡単にやってのけます。
いちいち感謝についての意味を説く必要もない。
むしろ、子どもたちから、何か「お返し」したいと思っていたほど。
だから、サッカーの後のボールも生徒自らが相手チームにあげますし、学校からも、お土産として、バレーボールをプレゼントします。
物を与えてはいけない、という支援の在り方を主張する人もいます。
そこには、「心が通っていないから」ということがうかがえるのではないでしょうか。
心のつながり、信頼関係を築いていけば、ボランティアであろうと、どこの国の人物であろうと、「人間と人間の関係」です。
お金を寄付したり、物を与える前に、まず、ゆっくり話す。
そこに信用、信頼があれば、お金も物も「親切心」としての心を受け取ってくれる。
話はそれましたが、親切心、感謝の心を強調した開会式となりました。
さて、野球(ソフト)の試合はどうなる??
「第一は辛抱強さ、第二は協調性、第三は共通の知識や技能を持つこと、そして第四には個性と独創性がないことです。戦後の教育では個性は『不良』、独創は『我流』といって抑制されました。
個性も独創性も乏しく、受験勉強で共通の知識や技能を叩き込まれた者だけが、一流大学を卒業して大企業や官庁に入りました。
一方、個性と独創性に富んだものは大抵、受験で落ちるか、職場で嫌われるかで落ちこぼれました。その人たちが活躍できた分野は三つ。劇画アニメーション、流行の音楽、そしてゲームソフトです。日本の優れた個性と独創性は、この三つの分野に多く集まりました。このため、この三つだけは日本が世界を圧倒しています。
日本経済の主流である官庁や大企業には、個性と独創性に乏しい受験秀才が集まりました。彼らは規格大量生産体制の確立に貢献し、この国を世界で最も規格大量生産の上手な国にしました。
世界の文明は大きく変わりました。物量の豊かなことが幸せと信じる近代工業社会から、満足の大きいことが幸せと考える知価社会へ変わったのです。日本は新しい知価社会に立ち遅れてしまいました。」(貧困の終焉より)
活動紹介ムービー↓
JICAボランティアからテレコムへのCMがアップされています↓
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