『ソロモン人による野球(ソフト)指導』
が実現しました。
この大会には様々な目的がありますが、その一つに、「ソロモンの人々を巻き込む」というものがあります。
自分一人の自己満企画は、少し寂しい。
そうではなく、自己満足をしながらも、ソロモンの人々を巻き込みながら、一緒にやっていくことを常に心がけてきました。
タクワのローレンス先生は、先にも述べましたが、昔、日本人教師にソフトボールを教えてもらった経験があります。(教えたのは、現在ソロモンのオリンピック委員会で働かれる藤山さん)
そのローレンスを是非とも指導者として巻き込みたい!!!
☆ローレンスによる指導!!
私が教えるのと、現地の先生が教えるのではわけが違う。何が違うのか?
特に、言語!
ソロモンには120の現地語が存在すると言われます。
同じ言語が話せる部族同士、親近感が湧くものです。
海外で、日本語が話せる人に会うと、無条件に好きになってしまうのと同じ。
だから、ローレンス先生の現地語による野球(ソフト)指導は、聞きやすく、分かりやすく、聞きたいと思うのだったのです。
ローレンスの熱血指導ぶりには驚かされました。
タクワの選手にはユニフォームを寄贈しているため、見た目は野球選手。
それに、私服の我が校の生徒が加わり、試合前の合同練習がスタート!!
相手チーム同士向かいあってのキャッチボール。
投げ方、受け方、キャッチボールのシステムまで、細かい指導が始まります。
その分かりやすさに、子どもたちも自然と惹き込まれていきます。
バッティング指導。
ローレンス先生自らが、生徒の投げるボールを打って見せました。
周りで見ている観客も、守備を守らされていた生徒も、そのバッティングのすごさに唖然。
若い頃、日本人に教わった選手だけあります。
構えから、インパクトまで完璧!
そのローレンスの見本に憧れない子どもはいないでしょう。
予想外の熱血指導に、私は助手としてローレンス先生を助ける側に回っていました。(すごい・・・)
走塁練習、
守備練習、
バント練習と進んでいきました。
私は、我が校で指導をする際は、やる気が減退しないよう、なるべく細かな指導を控えていました。
しかし、現地の先生の熱血指導と、観客が見守る大会の雰囲気という良い環境から、やる気は上がる一方!!
これだ!!!
このようにして、初の野球(ソフト)の試合が開催されていきました。
「英語の授業を1時間やったら10分休み。数学を1時間やったら10分休み。その繰り返しです。生徒はじぃーっとじぃーっと、我慢する訓練をしているんです。要するに、おもしろくない仕事でも、黙々とやる。そのための訓練をさせられているのんだと、私はいいたいのです。
本来人間というのは、同じ作業をじぃーっとやり続けることができません。ふつうは飽きてしまいます。学校で生活の自由を許さなかったのは、安定して品質のいいものを大量に生産するための訓練だったんです。ヒヨコの時期からオリに入れて飼育するように、人間も七つぐらいで小学校に入れられて、ずぅーっと、おもしろくない授業を聞いて、馴らされているんですよ。みんなの個性を殺して、人間を機械みたいにさせていたんですよね。」(斎藤一人)
ソロモンの子どもの才能が開花する手助けはできているだろうか。
活動紹介ムービー↓
JICAボランティアからテレコムへのCMがアップされています↓
https://www.youtube.com/watch?v=rSWtCKaOtyM
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