『教会』での送別会。
教会へ、毎週通い続けました。
休むことはありませんでした。
最初に足を運び、教会で元気にチャーチソングを歌う子どもたちに魅了され、通い続けることに決めました。
通い始めてから分かってきたこともたくさんありました。
☆そんな教会で、送別会を開いてくださいました。
いつものお祈りを済ませた後、前へ呼ばれ、沢山のプレゼントをいただきました。
「こんなにいただくようなことはしていません・・・・」
いつも申し訳なさが込み上げる。
それと共に、寂しさがこみ上げてきます。
〇お母さん方のお別れの歌
写真はありませんが、教会のお母さんたちが、私の前に並び、お別れソングを歌い始めたのです。
「おいおい・・・そんなにしてもらわなくても・・・」
しかし、全身で、全力で感謝を受け取ろう。これも経験。
歌を聴きながら、涙が溢れました。
本当に優しい人々。
歌声がソロモンの生活をフラッシュバックさせます。
1年9カ月前を思い出し、涙が止まらない。
この文化に浸ることができて幸せだ。
私からも話すチャンスをいただきました。
感謝の言葉を述べたあと、「教会に通った理由」を話させていただきました。
教会に通った一番の要因。
『いったい彼らが信じる神とは何なのか』
その存在を悶々と考えていました。あらゆる著書を読み研究もしてみたこともあります。
彼らに伝えた、私が考えた結論。
『彼ら自身の心』
ソロモン、地域に根付く親切心、優しさはどこから来ているのか。
間違いなく、教会の文化の影響は大きいのです。
毎週歌を歌い、説教を聞き、教会の教えを心から信じる。
その影響を受けて創り出された文化は、彼らの「心」に根付くのです。
彼らの心の在り方が、彼らの信じる「神」なのです。
自分たちの幸せのために必要な架空の「対象」です。
自分を律してくれる対象なのです。
自分の心を創り出しているお天道様なのです。
「神とは何かをいつも考えて教会に来ていました。今分かりました。神は皆さんの心そのもの。親切心、優しさ、愛情、全てが神を表している。皆さんに入り込んだ神の親切心を、私も沢山いただきました。今私の心にも神が宿っています。」
そこまで言い切りました。
私は、無宗教。
一切宗教家ではありません。
しかし、宗教を抜きにして人間は語れません。
世界のシステムは、宗教からできているといってもよい。
経済システムであっても、資本主義社会であっても、宗教の影響を大いに受けている。
宗教を語れなくてはいけません。
宗教家であろうが、無宗教であろうが関係ない。
宗教について議論できる社会でなくてはならない。
なぜ学校で語れないのか。
日本は逃げているのではないか。
こんなに幸せな国があるのに・・・・
ソロモンで教会に通い、自分の考え方が大きく変わりました。
多文化理解=宗教理解。人間の深い部分に目が向けられるようになりました。
「フランスでは、公立学校に宗教のシンボルを持ち込むのは禁止されています。公立学校でははっきりとキリスト教徒と分かるような十字架がついた数珠や、イスラム教徒とわかる髪の毛を隠すスカーフを禁止しています。キリスト教のシンボルも同じように禁止されているのですが、イスラム教徒にしてみれば、自分たちの宗教が否定されているような感情を持つのですね。」(世界を変えた10冊の本:池上彰著)
世界は宗教で動いている。
学ばなければ戦争が起こる。学ばなければ、一生人間は理解し合えない・・・
活動紹介ムービー↓
JICAボランティアからテレコムへのCMがアップされています↓
https://www.youtube.com/watch?v=rSWtCKaOtyM
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