連日送別会をしていただき、申し訳ない。
協力隊の人たちがみんな経験していることなのでしょうか。
私は今まで、こんな感謝をされることは、ありませんでした。
ここまでする村の人々は本当にすごいと思います。
「私は何もしていません・・・」
何度も言います。
☆ブログもあと数回
そろそろまとめに入っていかなければ。
『生き方を学ぶ』
この目的のために日々ソロモンで生きてきました。
果たして学ぶことはできただろうか。
〇学んだ事実
親切心。
どこへ行っても笑顔で、大切に思って接してくれる。
どんな人同士でも、気兼ねなく、明るく楽しく、親しみを込めて接することができる。
この地に来たときびっくりさせられました。
こんなに私を受け入れられるものなのか。
こんなに人を好きになれものなのか。
ものを分かち合う文化が定着しています。
教会で大切な心の教育がなされています。
様々な要因が村の良い空気を醸し出す。
「いじめがない村」
障がい者教育もないのに、障がいを持つこの手を取って一緒に遊ぶ姿に感動させられます。
なぜ、このような子が育つのか。
それを研究するために日々観察を続けました。
分かち合う文化や、教会の文化に加え、
「愛情を注がれている」
ことは、一番の要因です。
どんな愛か。
心からの愛情を言葉、表情、態度すべてで表現する。
その気持ちがあるから、自然と子ども達が安心する。
村全体で子どもたちをかわいがるから、子どもたちは素直に育つ。
言い古された法則かもしれませんが、この村で再確認しました。
愛されて育った子どもは、愛することを覚える。
教育学者のドロシーもそのような言葉を言っています。
この当たり前のことができない社会システム。
先を予想せず、突っ走ってしまった部分があるのではないか。
人間を人間と見ることができる、真の人間に近づきたい。
人間や物を、「価値」でしか評価することができない社会でなく。
お金ではかる、快楽ではかる世の中でよいのか。
マルーで生活することで、見えてきた生きる力。
良い「生き方」の例がここにありました。
時代の流れ、社会の変化が大きく人間に影響を及ぼすことは確かです。
では、時代の流れに任せるのか。流されるのか。
どんな荒波の中でも、人間の「心」だけは、いつも自分の中にあります。
マルーの人々に言わせれば、「神」です。
ならば、言い訳はできません。
物欲社会から精神的な方向へ移っていくと言われます。
その時に、どう考えて精神と向かいあい、どんな方向へ進んでいけば良いのか。
生き方を学ぶ旅は一生続きそうです。
マルーにいただいた一つの生き方の選択肢を駆使して、これからも進んでいきたいと思います。
活動紹介ムービー↓
JICAボランティアからテレコムへのCMがアップされています↓
https://www.youtube.com/watch?v=rSWtCKaOtyM
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