青年海外協力隊!ソロモン!教師!

青年海外協力隊平成27年度1次隊、理科教育でソロモンへ派遣されます、西山裕介です!理科教師として、ソロモンの中、高学校で働きます。ソロモンのマルーという田舎町ですが、人々との触れ合いを一番大切に考え、一生懸命頑張ります。

カテゴリ: ソロモンの先生

「イギリスのサセックス大学でのストレス解消についての研究では、読書、音楽視聴、一杯のコーヒー、テレビゲーム、散歩、それぞれのストレス解消効果を、心拍数などをもとに検証しました。その結果、読書は68%、音楽視聴は61%、コーヒーは54%、散歩は42%、テレビゲームは21%のストレス軽減効果が見られ、読書が最も高いストレス解消効果が得られるということが分かりました。」(読んだら忘れない読書術:樺沢紫苑著)

 

読書が最もストレス解消効果があると共に、最も脳の活性化、知識の蓄積、人間性の向上に効果があるといわれているのです。

 

しかし、その次が「音楽」。(なぜか2位に目が行く変な奴・・・)

 

音楽は、間違いなく、世の中を「豊か」にするツールとなります。

 

国、言語、文化、習慣、国境を越えてつながることができる道具となります。

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それが、途上国であれば、なおさら、音楽の力は大きなものを発揮します。

教会へ行っても、音楽が人々の心を動かし、深い祈りを導き出していることが分かります。

 

残念ながら、学校の教科で見たときに、日本では音楽の授業があるのに、ソロモンでは「ない」という現実があります。

 

なぜ、音楽の授業が受けられないのか。

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1、 教育上の優先順位が低い教科と考えられている。

 

国の方針として、ソロモンで「生きていく」力を考えたときに、必要にされるのは、もちろん、農業の授業であったり、読み書きそろばんなのです。財政上それが限界。

 

音楽や体育、図画工作などは、どうしても優先順位が低く考えられるのです。

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2、 道具が手に入らない。

 

音楽の楽器は値段が高いイメージがあります。

ソロモンでは、音楽の楽器が学校の備品として提供できるくらいの政府の力がありません。

だから、海外の援助に頼るしかないのですが、ものが届いたとしても継続した指導ができるかどうかはまた別の話なのです。

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☆ピアニカの授業が毎週行われています!

 

これは、決してソロモンのカリキュラムに含まれているものではありません。

完全、「特別授業」としておこなわれているのです。

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ソロモンの教育を、我らのアーノン・アトメア中高校から、改革していこうではないか!

 

志の高い先生方が放課後に生徒を集めて、熱心に教えてくれています。

 

目標・・・・卒業式で州歌を演奏すること。

 

この目標達成の日は12月上旬にやってきます。

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〇指導の進歩

 

初日は、試しに子どもたちに弾かせてみましたが、思ったより難しいことに気づいた先生方の表情がありました。

 

「ここで諦めないでほしい・・・・」

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そんな願いを持ちながら、必死のアシストをしていきます。

話をしながら、先生たちからの案が出るのを待ちます。

 

先生たちが考えてくれた案。

 

1、 楽譜を作り、子どもたちがそれを見て自主的に練習できるようにする

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2、 子どもたち同士で教えられるような環境を整える。うまい子どもが教えることで、教師だけで指導が行き届かない子どもがついてこられる。

 

3、 楽譜に書かれた音階を、まず口で歌えるようにすることで、その口ずさむ音の鍵盤をスムーズに押さえることができるのです。

 

やってみないとわからない。

 

初めての音楽指導、ピアノ指導を、粘り強く行ってくれています。

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音楽楽器が日本の京都府福知山市から届いた環境を生かすためには、最終的に「教師」の「熱意」にかかっているのです。

 

いくら物があっても、お金があっても、最終的には教師の熱意。

それは、どの国にいようとも、決して変わらない事実だと思います。

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頑張れ先生!!

 

負けないように私も頑張らないと!!

 

 

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「ときどき、有名人が母校で授業をしたりして成功しているのをテレビで見たりするが、私たち教師が思うのは、明日も明後日もこの同じ子ども(生徒)たちを相手にしてやってみなさいよということである。偶にやれば稀人だから珍重されるが、毎回やればただのおじさんやおばさんになってしまう。マンネリは避けられない」(プロ教師の流儀:諏訪哲二著)

 

先生の背中を長い間見たからこそ伝わってくるものがあります。

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それは、その先生が、ぶれずに持ち続けているものです。

 

無意識に現れてくるもの。

 

子どもたちは敏感にそれらを感じ取っていくのです。

 

日々の行動、言葉、態度、関わり方すべてに現れてくる不思議なもの。

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「生き方」自体が、教師が最も子どもたちに影響を与えていくものだと信じます。

 

 

☆自分の思いが少しだけ伝染していった嬉しい出来事を紹介します!

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赴任してから、朝のゴミ拾いを徹底し、教室にゴミ箱を設置し、ポスターで環境啓発活動を続けています。

 

部活動はもちろんのこと、学校生活全体で、少なくとも自分が見ている範囲では、子どもたちに環境教育を徹底しています。

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その姿を子どもたちは見ているのです。

 

しかし、その活動を見ていてくれたのは、子どもたちだけではありませんでした。

 

〇小学校の熱い教師、デイビッドも見ていてくれたのです!

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「ユウスケ!俺もゴミを一緒に拾うよ!」

 

朝の挨拶を交わすと、職員室までの道のりで、落ちているごみを一緒に拾い、子どもたちにも集会で話をしてくれていました。

 

デイビッドは、マルーに来た時から、同じ波長を感じていました。

人間、同じような志を持つ人に気づくものです。

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デイビッドは環境分野だけでなく、子どもたちのサッカー大会に協力してくれたり、ピアニカの指導を率先したりと熱血ぶりを以前から見せてくれていました。

 

そんなデイビッドが、

 

「クラスで環境ポスター」

 

を描かせてくれたのです。

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「バザーの日や人々が何かイベントをする際は、ポスターをゴミ箱に貼って、外に設置し、ゴミをゴミ箱に捨てるように呼びかけよう!」

 

こんな提案をデイビッドからしてきてくれました。

 

なんて熱心な人なんだろう・・・・在り難い。

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もちろん、自分のクラスの仕事も、授業研究も、学校全体の仕事もたくさんあるのはわかります。

そんな中でも、私がしているような“外の活動”に目を向け、それに積極的に協力しようとする姿に感動しました。

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これを実行してくれたのは、実はずいぶん前で、兄がマルーに来た時に開催されたバザーで張り出されていました。

 

何といっても、子どもたち自身が自分で手を動かして、ポスターを作製する「過程」にこそ意義があります。

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環境についての意識が、ただポスターを見るよりも、確実に高まります。

どんな絵を描こうとも、意識は確実に高まります。

 

小学4年生の作品は、カラフルで、文字が大きく分かりやすいものとなっています。

こういった「子どもたち自身による活動」を通して、村へ啓発できていけたら、効果は抜群でしょう。

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デイビッドの行動によって、自分の努力が少しだけ報われた気がしてものすごく嬉しくなりました!!

 

デイビッドに今度はこちらが何か協力しよう・・・・


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教員に対するプレゼンテーションを続けています。

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この無謀な挑戦がいつまで続くのだろうか。

 

ソロモンでの人々への話の伝わり方の違いを、年齢別に考えてみると、年齢が低ければ低いほど自分の考えが伝わりやすい傾向にあります。

 

生まれつき持っている白キャンパスに、知識を蓄えていくとすると、もちろん、大人のほうが子どもに比べて、多くの絵が描かれ、白い部分が見えないくらいに、知識が蓄えられているのです。

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一方で、子どもたちは、まだまだ白い部分が広くあり、そこに新たな知識を描いていくことができるのです。

 

日本であろうと、ソロモンであろうと、どんな国の子どもたちも、真っ白な土台から始まります。

そこに、家族や地域の環境、そして、学校の教育という鮮やかで様々な色彩が加わってくるのです。

 

上書き不可能な大人の狭いスペースを狙って伝えていくよりも、大きなキャンパスをめがけて、自分の思いを伝えていったほうが、絶対に伝わりやすいのです。

 

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ソロモンで大学を出て、教師になる、というプロセス自体がこの国ではとてつもなくエリートの領域なのです。

 

そんな先生方にはもちろん、ソロモンの激戦を勝ち残ってきたプライドもありますし、教師としての築き上げてきたバックグラウンドもあります。

 

また、生きていく基盤である家族や地域を大切にし、養っていかなくてはならない大きな責任もあるのです。

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そんな中で、日本で3年経験しただけの20代の教師が言うことを、普通に考えて素直に聞けるでしょうか。

 

 

子どもへのアプローチと違って、神経を使うのが、大人、同僚へのアプローチだと思います。

 

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☆聞いていただくためのちょっとした作戦

 

1、全員にカレーをごちそうする。

 

学校終わりの職員室で行うプレゼンテーションに足を運んでいただくために、食事を用意します。腹が減っては戦ができぬ・・・

 

日本であれば、ミーティングがある、会議がある、ということが決定していたら、文句も言わず必ず行きますよね。

ソロモンでは、自分の気持ちが最優先であり、おなかが減ったとか、自分の仕事がしたい、と思った場合、そちらへ傾きます。

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だから、何とか出席してもらうことが第一。

 

2、習字体験を用意する

 

ちょっとしたお楽しみが最後に控えていると、それだけで最後まで聞こうとするでしょう。

完全子どもだまし・・・・

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☆テーマ

 

1、教員の指導方法の良い点の紹介(4名)

 

2、教師・学校の改善点。


偉そうに・・・本当に偉そうです・・・・

 

 

今回は頑張りました。

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今まで、なかなか単刀直入に、学校の欠点だと思う部分、改善していける部分を強くいうことはありませんでした。

 

任期も後少し。ここら辺で伝えておかなければ・・・

 

先生たちの顔色もうかがいながらも、思い切って伝えます。

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時間や、学習環境、教師の欠席などについての重い内容と共に、ソロモンの教育をどのようによくしていくことができるのか、日頃思っていることを“ずばっと”言わせていただきました。

 

これは、神経をすり減らしました。

苦しい・・・・

 

ソロモンの状況も、今まで一緒に生活をしてきて知っているだけに、先生方に同情する気持ちと、日本人として伝えなければならない使命感が葛藤を起こします。

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いや~、難しい。

今までに色々な伝え方を試してきましたが、直接言い切ることが一番体力を使う。

先生方に負担を押し付けることになるのはわかっています。

 

やろうと思ってもできない環境にあるのもわかります。

やろうと思っても、なかなか一歩が踏み出せないのもわかります。

 

いつかどこかで、日本から来ていた男があんなことを言っていた、と思い出してくれたら、目的は達成されるかな・・・・


「教師という双方向のコミュニケーションのできる、せっかくの場を、一方的に先生の言うこと聞く場にしておくのは、もったいない限りです。いえ、知識は重要ですから、軽視するつもりはありません。ただ、それを自分で覚えるようにすればいい。皆が一緒にいる教室では、もっとファシリテーション的なものを取り入れ、インタラクティブに多様な見方を交換し、刺激し合う場にしていくべきだと思います。そうすることで、心の開いた議論の仕方を学ぶこともできると思います。日本人の強みであるグループの力をもっと発揮できるのではないかと思うのです。学校の先生がファシリテーターになる必要はありませんが、先ほどのリーダーの場合と同じで、ファシリタティブな先生となって、教室がもっとインタラクティブになるべきだと思いますね。」(ザ・ファシリテーター:森時彦著)

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『教師向けプレゼンテーション』

毎週火曜日が継続されています。

 

来られる先生方だけでいい。

 

強制力は一切ありません。

 

主体的に「聞きたい」と思わせるプレゼンでないと人は集まりません。

これは、子どもたちに向けた自由参加の特別プレゼンテーションも同じです。

 

子どもたちが素直な分、プレゼンに足を運ばないということは、テーマが本能的ニーズをくすぐっていないか、前回のプレゼンテーションが面白くなかったか、空腹に負けているか、ということを表しています。

 

ここに自由参加というルールによる修行があります。

自分に自然と矢印が向きます。

 

先生たちのニーズに答えなければ。

その一心でプレゼンの内容を考えています。

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ただ、自分の中の「目的」は存在します。

お互いのニーズを満たせる、ウィンウィンのプレゼンを実現させたいものです。

 

☆前半・・・「日本の結婚について」

 

このテーマは、ソロモンの人々が大きな関心を寄せる内容です。

日本のそれよりも、ソロモンでは人生の大きなウェイトを占めているのです。

 

お見合い結婚と、恋愛結婚について、例を挙げながらストーリー形式で説明していきます。

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ソロモンでは、8割以上が、日本で言うお見合い結婚です。

しかし、集まった先生方に質問すると、8割の人が恋愛結婚でした。

 

そして、ソロモンでも、職業が少しずつ多様化し、結婚の条件を職種、給料とする男性、女性も増えてきているようです。

 

結婚斡旋会社には、驚きの表情を浮かべていました。

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☆後半・・・「教員授業紹介」

 

これをすることが私のプレゼンの目的です。

興味を惹きつけて、目的を達成するための、結婚紹介です。

 

先生たちの授業の「良さ」をシェアすることで、教員全体の資質を“一ミリ”だけ向上させ、褒められた教員のモチベーションを“一ミリだけ”アップさせるのです。

 

 

○真面目数学教師ジェイムズ

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何よりも、真剣に真面目に教える雰囲気が授業をつくっていると感じます。

 

生徒の私語は皆無です。

 

情熱的に生徒の目を見て、何度も何度も、理解できているか確認するジェイムズは、自然と集中力が高まる授業を展開していると思います。

 

 

○優しい社会科教師エリザベス

 

優しいオーラが教室を包みます。

優しいだけでは、授業をつくることはできないのはエリザベスも分かっています。

厳しいまなざし、「怖さ」を持っていないと、子どもたちを律することはできません。

 

そこで、本人も悩んではいるようです。

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しかし、何度か教室を覗いた時に、生徒を指導する場面に遭遇しています。

エリザベスは頑張ってチャレンジしているのです。

 

全員で声に出させて教科書を読む手法は、少し古風に見えますが、ソロモンでは、言語力の基礎を向上させるために、中高生にも必要な取り組みだと思います。

 

 

○理科教師ケビン

 

ケビンの授業は何度も見てきています。

いつも、授業について話をします。

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ケビンは理科について深く内容を理解しています。

どんな質問に対しても、答えられます。

 

ノートや教科書は全く必要ありません。

チョーク一本で教えていける、優れた教師だと思います。

 

この深い知識で、子どもたちの信頼を得て、真剣に授業を受ける態度をつくります。

 

 

○準備の鬼、スーザン

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スーザンの教えるクラスの教室を見に行くと、沢山の「貼物」が存在します。

 

ビジネスを教えているのですが、基本となる考え方や、計算方法などが、大きな模造紙に書かれ、生徒から見えるところに張ってあるのです。

 

いつもでも、子どもたちが復習できる環境だと思います。

また、勉強するための場所、という先入観を与える教室が誕生しています。

 

勉強になります。

 

プレゼンやワークショップに関して。

自分の伝達能力は極端に低いと思います。鍛えないと・・・

 

伝達の問題には以下のようなものがある。

 

①メンバーの発言がかみ合わず、議論が拡散している。

 

②発言内容を絞らず、何を言いたいのか分からない。

 

③互いの感じ方が違うため、理解がずれている。

 

④自分では理論的なつもりなのに、相手に説得力が伝わらない。

 

⑤話や文がとにかく長くて理解しにくい。

 

⑥重要なことと瑣末なことが混在し、何が言いたいのか分からない。

 

⑦発言が脈絡なく飛躍したり横道に逸れたりする。

 

⑧話の展開が飛躍しすぎて聞き手がついていけない。

 

⑨「直接話法」的な表現で、話がだらだらと冗長になる。

 

⑩言葉の表現がまずくて相手に否定的な不快感を与えてしまう。

 

⑪ビジネスの場に不適切な物言いで印象を悪くしている。

 

⑫話の内容が曖昧で、理解不足や誤解が生じている。

(会議力トレーニング:安田正著)



来週凄い人がマルーに来ます!
迎える準備万端!
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「教員研修第4回」

 

毎週火曜日は学校終わりに、先生たちに対してのプレゼンを行っています。

 

 

今回のメニュー

 

1、日本の文化

 

寺、神社、などの写真を用いて、歴史や宗教について説明。

サムライ、城、着物などの写真を見せながら、昔の人々の暮らしや外国人が興味を持つ戦国時代の話。

 

2、日本のスポーツ

 

学校の部活動で行うスポーツの紹介と活動の映像を見せる。

日本の文化的スポーツである、柔道、剣道、空手や相撲などを説明。

 

3、先生の授業紹介。

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赴任当初から、全ての先生方の授業を観察してきたからこそ、「良い点」と「少しの改善点(意見)」をみんなで共有していこうと思っています。

 

 

子どもたちへのプレゼンテーションを行っていますが、先生方も日本についてもっと知りたいと思っておられるのは感じていました。

 

子どもたちが優先、という自分の勝手な方針があったために、この時期の日本文化紹介となっています。

 

 

日々、学校生活が送れているのは、先生方に親切にしてもらっているからです。

 

朝学校へ行くと、生徒はもちろんのこと、先生方の温かい挨拶で一日を頑張れます。

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話に耳を傾けてくれます。

 

自分の企画に対して、積極的に力を貸そうとしてくれます。(物理的、体力的に不可能なことはできませんが)

 

何といっても、寛容。

受け入れて、与えることがモットー。

 

こんな優しい先生に囲まれた環境に感謝しかありません。

好き勝手に活動させていただき、本当にありがとうございます。

 

日本人としての恩を返していきたいです。

 

 

☆先生紹介(プレゼンでみんなに紹介します。日本であれば失礼極まりないですかね。)

 

○若い数学教師、優しさの塊、アマリン!

 

・字が大きくて読みやすいのは、一回見れば分かります。

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・子どもたちの座席の横に行き、丁寧にノートを見ながら教える姿からは、やっぱり優しい心が現れています。

 

・アドバイスとして、毎日、練習問題を解く習慣をつけたほうがよいのでは、ということを言わせていただきました。理科の理解力にも関わる。

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○超ベテラン教師アンドゥルー(75歳)校長まで歴任。

 

・いつも、マルーの子どもたちへの対応、授業法を学ばせていただいています。

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・英語や社会の深い知識に魅了されます。歴史を語らせたら、一日中目の前に座っていても聞き飽きない。日本のことについては、私も良く質問を受けます。逆に、ソロモンのことについてよく話を聞かせていただいています。

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・何といっても、「教師であることに誇りを持っておられる」。教育が好き。っでなければ、こんな年齢まで教師をしていない。

その気持ちが、子どもたちに伝わっている。

 

○イケメン、オーウェン

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・ジョークの天才オーウェンの授業は、常に爆笑の渦に巻き込まれる。

ジョークが多い気はしますが、それが一番の魅力!(個人的には好きな授業・・・)

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・陽気な先生も絶対必要。その個性を生かしながら、授業力を向上させるために、専門知識を高め、問いを使った考えさせる授業を展開してほしい。

 

 

○熱い数学教師、バッドリー

 

・生徒とアイコンタクトをとりながら、理解度をはかっているのがすごい。

子どもたちの表情によって、教え方を変化させていく。

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・熱心に教えることで、生徒を惹きつけているのが一目瞭然。

一生懸命な先生に子どもたちも応えようとしているのが教室にいても分かります。

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こんな風に、偉そうなことを言っています。

 

しかし、プレゼンをしている時の先生方は微笑みながら聞いてくれています。

 

「えらそうなことを言うな」

「自分はどうなんだ」

 

そんな反応は、一切ないことが分かるから、安心して話ができる・・

 

本当は私が自分のためにやっていることも、先生方は分かってくださっている。

包み込まれているのは私です。

 

こんな温かい先生方が「有る」とうことは、当たり前なことではなく、本当に「難しい」こと。

 

有難し。

 

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