星がきれいです!
夜空を見上げると、はっ、とさせられます。
小さいことにこだわって、前へ進めない自分に勇気をくれます。
寝転がっていると、いつまででも見ていられます。
☆病院でのプレゼン
病院にはたくさんの人が、入れ替わりに立ち寄ります。
沢山の人が集まる、いわゆる“たまり場”でもあります。
人が集まる場所へ出かけていこう!
病院のプレゼンテーションを初めて、もう4~5週間経ちました。
最近は何をしても、時間が過ぎるのが早い・・・・・もうそろそろ終わりが近い・・・
〇障がい者教育
以前、中高校への特別授業で子どもたちへ伝えた内容で、それを一般向けに手直ししてのプレゼンしました。
何を伝えるのか。
伝える対象は村の人々です。
特に、障がいのある方に差別意識があるとか、いじめの対象になることは決してありません。
子どもたちの行動を見ていても、本当に優しい。
サッカーや野球をしている時に、一人の発達障害を抱えた子どもが一緒に入ってプレーするときがあります。
例えば、彼がバッターになった時は、バットを一緒に握って、一緒に走ってあげる子どもが出てきます。自然にです!
何も教えていません。先生が見ているわけでもありません。親が見守っているわけでもありません。
どうしてこんなに優しい子が育つのか、といつも不思議でしょうがありません。
だから、障がい者教育で伝える内容も、ソロモンの人々に必要な内容にする必要があります。
目的
・障がいについての正しい知識(種類、特徴など)を知らせる
・障がい者のために何が必要か
中村久子さん、乙武洋匡さんの話を中心に、障がいがあっても、強く生きていく姿を伝えました。
そこから、障がいの種類や特徴を伝えていきます。
「誰がその子を育てたんだ?」
「最後まで誰が面倒を見たんだ。」
興味が湧く部分に素直に質問をしてくる人々がいました。
親がそばで温かく育てたことや、夫や家族の支えがあって、障がい者の方々も幸せに生きられていることに、ソロモンの人々は納得されていました。
障がいを持つ子どもが、教育を受ける場合の環境を整える必要性を訴えました。
もちろん、ソロモン、マルーには、特別支援学級のような体制は整っていませんから、みんなと同じ学級で勉強をしています。
教室で一日座っているだけの状態が続き、ナショナルテストまでに、何もスキルが身につかないまま教育を終えていく子どもたちも少なくありません。
特別支援学級のように、その子どものニーズに合った授業が必要だと訴えました。
しかし、ここで、私が村人へ訴えてもしょうがないと思いながら話していたのは確かです。
少なくとも、内容が噂話になって、広まっていくことだけ、期待します。
「政府の官僚たちと議論している政策が、貧困層の人々の日常生活とはまったくかい離してしまっているのではないか、と思いはじめたのだ。実際、農業振興、エネルギー供給というふうに政策の優先順位をつけても、ボトムにいる人たちに劇的な変化が生まれるかというと、実際にはなかなか怒らない。この国連での苦しい経験があったからこそ、「ボトムの視点を中心にしてすべての問題をとらえなおしたい」という思いが強くなった。」(世界を巻き込む:中村俊裕著)
トップダウンではなく、ボトムからの意識改革!
現地で生きるからこそ、伝えられることがある。
人一倍、無駄なことを継続していきます・・・・
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