2010年02月06日

ウメノキゴケ 何のコケ?

 普段見ているコケも、知っているものはほんの一部です。
 植木屋さんの畑にツツジやサツキ類がたくさんありますが、そこで見たコケです。

micoさん、kuwachanさんのご指導でウメノキゴケでした。ありがとうございます。なお、kuwachanさんによりますと、ナミガタウメノキゴケではないかということでした。なお、最後に辞書の記事を添付しました。意外にも、重要なコケのようです。

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 つつじ類は全くの低木ですが、古木になると(人間と同じで?)「苔むして貫禄が出てくる」・・・若さハツラツの木肌とは違う味わいというものが出るようです。

こけ



こけ2



 緑色のコケと白いコケ、
 普通に見られる種類ですが、名前がピンと来ません。
 コケの辞書もありませんので、ご指導をいただくことにしました。
 
 また、白いコケは、紅梅の古木にもびっしりと付いておりました。
 これはこれで、おもしろい姿です。

こけ3



 今は、乾燥期ですが、コケが付くのは湿度が高い環境にあるのでしょうから、植木屋さんの畑も手入れが行き届いていないのかも知れません。
 
 スーパーが熾烈な安売り競争をしている時代ですから、植木類は贅沢品になりますでしょうか。
 ですから、高い植木もなかなか売れないご時世になっています。
 
 
 でも、うまくしたもので、
 中国のお金持ちに高級な植木が売れているそうです。土が合うのかどうかは知りませんが・・・(笑い)。

 ウメノキゴケ      <大百科全書>
〔梅樹苔〕 【学】Parmelia tinc torum Despr.
地衣類ウメノキゴケ科の代表的な1種。石垣や木の幹などに群生する葉状地衣。葉状体はほぼ円形に広がり、直径10〜20センチになる。表面は乾くと灰緑色をしているが、湿るとやや緑色が濃くなる。古くなると葉状体の中央部の表面に細かい粉状の針芽を密生してざらつくが、他の部分は滑らかである。葉状体の縁は浅く切れ込み、やや波状になる。子器はまれにでき、杯(はい)状で、古くなると盤状になり、中は褐色、熟すると縁が不規則に割れる。全世界の暖地に広く分布しているが、日本では低地、とくに海岸近くに多くみられる。地方によっては正月の松飾りやいけ花の材料として利用する。
 ウメノキゴケ科ウメノキゴケ属の地衣を総称してウメノキゴケということもある。すべて葉状地衣で、葉状体は楕円(だえん)状ないし円状に広がるが、葉状体が細く分かれるものもある。子器は円盤状、盤の底は褐色か黒褐色、胞子は無色で一室からなる。この属には1000種以上の種類が含まれていて、ほとんど全世界に分布する。日本には80種ほどが知られていて、ウメノキゴケのほかにカラクサゴケP. squarrosa、センシゴケMenegazzia terebrataや、ツノマタゴケEvernia prunastri、オリーブゴケP. olivacea、ウチキウメノキゴケP. homogenes、マツゲゴケP. clavuliferaなどがある。ウメノキゴケ属の種類のうちで、低地に好んで生育するウメノキゴケ、マツゲゴケなどは、その生育量や分布の状態から、環境指標として利用されることがある。すなわち、都市およびその周辺部におけるウメノキゴケ属の種の分布状態を調べ、各種類の生育地点を図示することによって、ウメノキゴケ属の種が欠けている部分は、大気汚染が進んでいる地域とされている。この方法による環境測定はカナダ、イギリスなどでは早くから行われていたが、日本でも最近になって、この方法による測定の試みがなされるようになった。〈佐藤正己〉

Posted by nakamura at 08:25│Comments(18)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
コケも栄養をとりながら生長しているわけですよね。ですからその栄養をなにから摂るかですが...
さくらんぼ(桜桃)にも偶に白いそれが着くことがあります。そうすると慌てて消毒剤をふりかけます
そのままにしておくと木が弱ってしまうからです
でも、一旦つくとなかなか消滅しないので困惑します。気長に撲滅を図るしかない
きれいなコケもあるのですが、樹木につくそれは概して美しいものではない!ですなぁ
雪がおさまれば、そろそろ果樹の剪定をしなきゃぁ

ありがとうございます
Posted by こんの at 2010年02月06日 09:00
ウメノキゴケ(梅の木苔)かも知れません。
下記参考までに。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/umenokigoke.html
Posted by mico at 2010年02月06日 13:24
こんにちは。

何となく見たことのありそうな苔ですね。
ですが名前までは..(笑)。

さて、今日は午後から少し写真撮影に出
かけてみました。明日は一日職場の予定
ですので、今週末唯一の持ち時間です。
しかし、かなりの強風で、地吹雪や潮の
飛沫に大変でした。
Posted by 地理佐渡.. at 2010年02月06日 16:14
こんばんは。
ははぁ〜緑色のはよく、見ますが白いのは?苔?
蟲とかキノコではないのですね(笑)
引いて見ると・・そういえば、これは梅の枝についている白いフワフワでしょうか?疑問符ばかりで申し訳ございません(^人^)
Posted by 空見 at 2010年02月06日 21:00
こんのさん、こんばんは。

は〜、そうなのですね。
果樹などには大敵ですか・・・。確かに寄生しているわけですから、栄養を拝借しているわけですね。
コメントありがとうございます。
Posted by nakamura at 2010年02月06日 22:33
micoさん、こんばんは。

>ウメノキゴケ(梅の木苔)

初めて聞きました。ずいぶん種類があるようですね。ご指導ありがとうございます、のちほど修正エントリーを致します。
Posted by nakamura at 2010年02月06日 22:35
かんりにんさん、こんばんは。

>かなりの強風で、地吹雪や潮の
飛沫に大変でした。

こちらも大変な強風で、昼間も冷え込んでおりました。そちらの吹雪は大変でしょう。
もう少しの辛抱ですね。
コメントありがとうございます。
Posted by nakamura at 2010年02月06日 22:36
空見さん、こんばんは。

梅の木だけに付くわけではないそうですが、ウメノキゴケ・・・なるほどと思いました。
乾燥すると、写真のように反り返る・・・そんなことも思っておりましたのです(笑い)。
コメントありがとうございます。
Posted by nakamura at 2010年02月06日 22:41
こんばんは。

梅の古木などで見かけたような気がします。
Posted by 京花 at 2010年02月06日 23:04
これは異なもの…
でも、見たことはありそうです。

害にはならないものでしょうかしらん?
山野の苔。
あの緑色に日本を感じたりするお年頃です(笑)
Posted by だんだん at 2010年02月06日 23:12
これはキレイですねー
素敵な写真ありがとうございました。
Posted by 夢や目標を達成へと導く進化の法則@上田 at 2010年02月07日 04:05
 こんにちは。
 白い方は,ナミガタウメノキゴケかもしれませんね。緑色の方は,ルーペがないと全く分かりません。
Posted by kuwachan at 2010年02月07日 15:04
京花さん、こんにちは。

そうですそうです、ウメノキによく付いているようです。
コメントありがとうございます。
Posted by nakamura at 2010年02月07日 16:40
だんだんさん、こんにちは。

>山野の苔。
あの緑色に日本を感じたりするお年頃です(笑)

よい意味の苔むした人格、味が出てきますですね〜(笑い)。ほんとうの原野で見るコケの緑にはハッとすることがあります。
このコケは異なものですが・・・(笑い)。
Posted by nakamura at 2010年02月07日 16:43
上田さん、こんにちは。

変わったコケですが、感想ありがとうございます。
Posted by nakamura at 2010年02月07日 16:46
kuwachanさん、こんにちは。

>ナミガタウメノキゴケ

そうですか、ありがとうございます。ウメノキゴケには種類が多いようですが、波形・・・納得です。
なお、ルーペの方は持ち合わせがないのでそっとしておくことに致します(笑い)。
ご指導ありがとうございました。
Posted by nakamura at 2010年02月07日 16:48
これはすごい!
昨年熱海のMOA美術館梅林で見た梅は、幹が緑白色に苔むしていました。尾形光琳の紅白梅図屏風の梅の幹も苔むしたふうに描かれており、古木風の味を出すには苔は重要なのかも知れません。
なお、熱海は湿気が多いのか、昨年は2月にもかかわらず、石垣などは苔がびっしりでした。
Posted by ディック at 2010年02月07日 18:48
ディックさん、またこんばんは。

コケの味は日本人が一番感じるのではないかと思います。尾形光琳のウメは圧巻でした。
時代を超えているのですね。
なお、コケは胞子で風と共に増えていきますから、世界中に広がる強さを持っていますね。
暇ができたらコケに入れ込みたいほどです・・・(笑い)。
コメントありがとうございます。
Posted by nakamura at 2010年02月07日 21:18