2017年08月21日

今時の花・・

銚子市の西方、台地面の谷津地区です。
2011年東日本大震災の発生した年の8月、ヤブの中で見たものです。

その名をギボウシといい、野生種であります。
水辺のヤブにひっそりと・・・。

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gibosi

 

ぎ‐ぼうし【擬宝珠】 <広辞苑より>
(ギボウシュの転)
(1)□ぎぼし。
(2)〔植〕ユリ科の一属。多年草で、日本・中国・朝鮮半島に約三○種分布。葉は葉柄長く、長楕円形で先端がとがる。夏・秋、長い花茎を出し、漏斗状の花を総状につける。花冠は六裂し、色は白・紫・淡紫など。若葉は食用になる。スジギボウシ・オオバギボウシ・コバノギボウシなどが普通。トクダマ・タマノカンザシなどは観賞用に栽培。ぎぼし。「季・夏」

ギボウシ <大百科全書より>
Hosta
ユリ科の耐寒性多年草。東部アジアとくに日本に多く野生し、36種類に分類される。原野、水辺、森林内と岩壁などに野生し、野生地でも変異が非常に多い。トクダマH. tokudama F. Maek.やトウギボウシH. sieboldiana Engl.は広卵形で粉白の大葉が美しく、斑入(ふい)り葉のスジギボウシH. undulata Ball.などはとくに一般的で古来各地の庭に植えられ、いけ花にも使われてきた。楊貴妃(ようきひ)が好んだという大輪の白花で夜開性のマルバタマノカンザシH. plantaginea Asch.は芳香があり、とくに美しい。このほか野生種にイワギボウシ、オオバギボウシ、コバギボウシなどがある。栽培法によって大きさが変わり、葉長1メートルにもなり、小形種を小鉢作りにすると5センチになるものもある。大形および中形種の茎は肉質で短く、小形種の茎は繊維質で細く1〜7センチに伸び、年々一芽から数芽を出して殖える。一芽からは春に数芽を出す。大部分の種類は、長い葉柄の上に倒卵形で先のとがった平行脈のある葉をつける。葉の形は広狭さまざまである。大きい芽の中央から無枝の花茎を出し、早咲き種は5月、遅咲き種は10月に開花する。花茎は直立か斜上し、長短があり、数花から多数の花をつける。花は六裂片からなる鐘状で、淡紫青色が多い。きわめて強健で、数年に1回株分けして植え換えする。ミズギボウシなど数種を除けば耐乾性は強いが、湿気のある所のほうが成長がよい。耐陰性は種類によって異なる。
園芸品種はきわめて多く、洋風和風の庭園に適し鉢植えにもよい。欧米では大流行で年々園芸品種が発表され、輸入もされ始めたが、日本では愛好家や品種改良家はまだ少ない。観葉観花の重要な植物であるほかに、根が非常によく張って、傾斜地の土止めや岩壁の崩壊防止にも役だち、密生させると地表の過度の乾燥を防ぐし、古来山菜として各地で葉柄を食用にし、蔬菜(そさい)として利用できる種類もある。〈吉江清朗〉
〔文化史〕じみな植物のためか、ギボウシは『万葉集』や平安文学に現れず、江戸時代中期の『饅頭屋本節用集(まんじゆうやほんせつようしゆう)』に初めて「秋法師(ぎぼうし)」の名で出る。また、中村てき斎は『訓蒙図彙(くんもうずい)』(1666)に、俗にいうギボウシとして玉簪(ぎよくさん)を図示したが、玉簪は本来中国のタマノカンザシである。貝原益軒は『大和本草(やまとほんぞう)』(1709)で、高麗(こうらい)ギボウシの名をあげている。その種類はさだかでないが、朝鮮からの渡来をうかがわせる。ヨーロッパには、シーボルトが1830年以降にフクリンギボウシ、スジギボウシ、トウギボウシを最初に伝えた。〈湯浅浩史〉

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Posted by nakamura at 15:29│Comments(0)