2017年08月31日

落差工

洪水に遭われた方々へお見舞いを申し上げます。

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落差工で辞書を引くと出てきません。
専門的な言葉になりましょうか。

河川や水路工の設計では必須の技術です。水理や構造など色々と技術的な基準が規定されています。
次の写真は小さな河川ですが、農業関連の施設になります。

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構造物によって落差を処理するもので水流を抑える役目があります。落差の大きいものが滝になるわけでそのときは滝つぼが必要になり、また、洪水時には河川の護岸が崩壊します。

また、河川には魚がいるわけで、上下流を行き来できるように魚道が設けられます。上の写真を見ておわかりでしょうか、深い溝部分が交互に掘られています。水流の少ないときでも細い溝があれば魚は一段ずつ遡上できます。
水が落ちた段には自然の淵のように深くなり、魚が休むことができる場所を提供しています。

さて、台風の季節になってきました。
この落差工は如何なりましょうか・・・。

 

2009年8月31日の台風11号の時の写真です。
激しい雨と風の一日でした。

 

 

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泡立つ区間の少し上流が落差工の位置となります。
洪水時の水ほど恐ろしいものはありません。近年の降水は異常です・・・早めの避難が必要です。

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らく‐さ【落差】 <広辞苑より>
(1)水が流れ落ちるときの高低両所における水面の差。特に給水面と放水面との差を自然落差という。ヘッド。総落差。
(2)転じて、高低の差。ものごとの間のへだたり。「生活水準の―」

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Posted by nakamura at 14:47│Comments(0)