2022年06月30日

オモダカ

 クワイが仲間です。
 クワイはおせち料理に入っている「芽の出る」オイモ、あやかりたいものであります。ただし、クワイはオモダカの栽培種だそうです。
 クワイもオモダカも水辺が大好きです。
 
 オモダカを水田で見かけました。
 小さくてかわいい白い花、しかし、農家にとってはやっかいな雑草であります。
 イネより繁茂している場所もあります。

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 花を見るとかわいいのですがね〜。


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 実を付けているものもありました。


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オモダカ   <大百科全書より>
〔面高〕 【学】Sagittaria trifolia L.
(大図鑑 P297参照)
オモダカ科の多年草。葉は根元から叢生(そうせい)し、葉柄は30〜70センチ、葉身の頂片は披針(ひしん)形状卵形で、長さ10〜15センチ、側片は基部から開き長楕円(だえん)状披針形、長さ10〜20センチ、先端は鋭くとがる。オモダカの名は、矢じり形をした葉身の形が人の顔に似ることに由来する。花期は6〜10月、葉間から高さ20〜80センチの花茎を直立し、上方に3〜5輪生の総状または複総状円錐(えんすい)花序をつくり、1日花を開く。上方は雄花、下方は雌花で、花弁3枚、円形白色で径約8ミリ、雄しべ多数。心皮は多数で、花期後、平球状の痩果(そうか)内に、長さ約1ミリ、扁平(へんぺい)な三角形の無胚乳(はいにゆう)種子をつくる。種子または塊茎で越冬する。温帯から寒帯の池沼の水辺や水田に抽水して自生する。特徴のある葉は、花とともに図案化され、衣服の文様に用いられ、家紋(沢瀉(おもだか)紋)にもされている。〈大滝末男〉



Posted by nakamura at 10:39│Comments(0)