2012年09月02日

TKPガーデンシティ品川のイベントについて

TKPガーデンシティ品川ボールルーム
Special Mini Live & トーク会(1)
筆者は、8/19(日)にTKPガーデンシティ品川ボールルームで行われた「Special Mini Live & トーク会」に参加した。CD販促イベントは正式なライブではないので、通常は参加報告書を作成しない。しかし、今回はどうしても言っておきたいことがあるので、特別に簡易報告書として作成する。


倉木麻衣のMai.K Diary : ☆イベント! - ライブドアブログ


真夏のCD販促イベントで思い出すのは、2010年9月にラクーアガーデンステージで行われた「"SUMMER TIME GONE"発売記念mini LIVE & touch会」である。あのイベントは、酷暑の中を屋外で行われた。筆者も参加したが、猛烈な暑さとの闘いになった。聞くところによれば、暑さのために倒れた人もいたのだという。

それに比べて、今回のイベントは屋内で行われるので、あのときよりかなりしのぎやすくなるものと予想された。また、麻衣さんが三十路を迎えるまで、あと2ヶ月余りに迫っていた。シンフォニックライブへ参加出来る見通しが全く立っていない筆者にとって、これが二十代の麻衣さんを見る最後のチャンスになるものと思われた。以上の理由により、筆者は今回のイベントに参加することにした。

今回のイベントは、開催日の僅か二日前に急遽発表された。去る8/15(水)にリリースされた新シングル"恋に恋して/Special morning day to you"の売り上げが伸び悩んでおり、一桁台のオリコン順位を確保出来るかどうか怪しくなったため、急遽開催が決まったものとみられる。

イベント当日、午前7時頃に会場に到着した。イベント開催が急遽決まったこと、酷暑の中の開催ということもあり、人はあまり並んでいないのではないかと思っていたが、意外にもこの時点で既に50人前後が待ち行列を作っていた。それでも、この時点では、イベントが二部構成で各人が一部と二部に分散されると思っていたので、かなり若い整理券番号を取得出来るものと考えていた。

しかし、今回のイベント参加券の配布方法は、従来までと異なっていたのである。従来のCD販促イベントでは、一度に取得出来るイベント参加券は一人一枚に制限されていた。また、"永遠より ながく"のCD販促イベントのような二部構成の場合、両方の部に参加したい人は、その都度待ち行列に並び直す必要があった。

それに比べて、今回のCD販促イベントでは、その数分のCDを購入すれば、一部と二部の両方のイベント参加券を一度に好きなだけ取得出来るようになっていたのである。また、CDを一枚購入する毎に、好きなデザインのポストカードを一枚選択出来るが、選択可能なポストカードが一部と二部で異なっていた。要するに、同じ人が一部と二部の両方に参加し易いようにして、一人で複数枚のCDを購入させる狙いがあったのは明白である。CDの売り上げを伸ばすため、Mai-K.netビーイングは、遂になりふり構わぬ手段に打って出たものと言える。

このような訳で、筆者の前には50人前後しか並んでいなかったにも関わらず、取得出来た整理券番号は、一部が87番、二部が72番とかなり悪くなってしまった。結果的には、この整理券番号で全く問題なかったのだが、その理由については後で説明する。兎に角、この時点では、予想よりかなり悪い整理券番号に憤慨していたのである。

イベント整理券の配布は、ライブツアーのツアーグッズの販売と同じように、複数の窓口で並行して行われた。そして、順番が早く捌ける列と、なかなか捌けない列があった。並んだ列によっては、自分より後ろに並んでいた筈の人が、先に窓口で整理券を確保する場面がみられた。

各列でこのような差異が生じた要因としては、一人でCDを大量購入した人がいて、ポストカードの選択や代金の清算に時間を要していたためである。自分は既に必要な整理券を確保したので、後ろでヤキモキして並んでいる人のこと等全く気にも留めずに、ポストカードの選択や代金の清算をチンタラやっているのである。(筆者についても言えることであるが、)所詮人間というものは、自分のことしか考えない動物であることを改めて認識させられた場面であった。

元来、筆者は同じイベントに複数回参加するために、同じCDを何枚も購入するのはあまり気が進まなかった。そして、今回のようなイベント参加券配布方法になっていようとは夢にも思っていなかったので、一部と二部のどちらか片方だけに参加する予定でいた。しかし、予想に反して一部と二部の両方のイベント参加券を一度に取得出来ることが判明したため、予定を変更して両方の部に参加することにして、初回限定盤と通常盤を一枚ずつ購入した。

Special Mini Live & トーク会(2)集合時間になり、イベント会場へ戻ってみると、整理券番号順に整列するように指示された。イベント会場には、立派な椅子が整然と並べられていて、まるで小さなコンサートホールのようだった。前の座席との間隔は、十分広く確保されており、ライブツアーの地方公演が行われるような小さな会館より、ゆったりとしたレイアウトになっていた。正面の左右両側にはスクリーンがあり、麻衣さんのICEFIELDのCMが繰り返し流れていた。ステージ横のテーブルには、イベント参加者への配布用と思われる大量のICEFIELDのペットボトルが用意されていた。会場は空調が効いており、酷暑とは無縁の世界であった。筆者は、麻衣さんのCD販促イベントに今までに何度も参加しているが、このような快適な会場は初めてだったのである。

会場は横方向に長かったため、座席配置も横長になった。そして、整理券番号順に一列目の端から詰めて着席していくように指示されたため、整理券番号の多少の差異は、あまり問題にならなかった。何故ならば、整理券番号が多少違っていても、同じ列になるからである。また、ステージへの角度という点については、整理券番号の若い方がむしろ不利になる場合もあった。

例えば、筆者の整理券番号で言うと、87番は二列目中央ブロックの端寄り、72番は二列目中央ブロックのほぼ中央になった。よって、整理券番号の50番前後は、二列目左ブロックになる筈で、ステージ中央から離れてしまい、87番や72番より見辛くなってしまうのである。

筆者の前には50人前後しか並んでいなかったにも関わらず、取得出来た整理券番号が悪いと憤慨していた筆者であるが、むしろ取得した整理券番号の方が良い座席位置だった理屈である。筆者は機嫌を直した(何とも現金なものである!!)そして、ニヤニヤしながら、イベントが始まるのを待った。ふと後ろを振り返ってみると、座席に座れなかった大勢の人達が、会場の後方で立ち見になっていた。

しばらくすると、二人の女性司会者がステージに上がった。イベントにおける注意事項等を説明した後、Mai-Kコールで麻衣さんを呼ぶことになった。Mai-Kコールの中、麻衣さんは手を振りながら姿を現した。

「麻衣さん、細い!!麻衣さん、顔小さい!!」

実は、今回の新シングルのジャケット写真の麻衣さんや、ICEFIELDのCMの麻衣さんには、あまり若さが感じられなかったのである。矢張り、麻衣さんはもうすぐ三十路に突入してしまうのかと思わせる雰囲気があり、筆者はある種の寂しさを感じていたのである。しかし、目の前にいる麻衣さんは、どう見ても25歳前後にしか見えない。

麻衣さんが実年齢より若く見えるのは、体型が細いことと、顔が小さいことが大きく関係している。悪い言い方をすれば、子供っぽく見えるということだが、それは実年齢より若く見えるということでもある。以前のライブツアーの出待ちで、麻衣さんは中学生に間違えられたというエピソードを話してくれたことがあったが、それも同じ理由によるものと考える。

実際、同じステージに上がっている二人の女性司会者と比較すると、麻衣さんの体型の細さと顔の小ささは際立っていた。また、ハイヒールを履いているにも関わらず、背丈の面でも、麻衣さんは二人の女性司会者より一回り低かった。

ステージでは、麻衣さんと二人の女性司会者によるトークコーナーが始まった。一部と二部では、話題を変えていた。色々な話題が出たが、その中で特に印象に残った話題を幾つか示す。

一部では、ミュージックステーションのときと同じ衣装で登場した。そして、今流行らせたい言葉は「お疲れサマー」だと言って、会場の笑いを誘っていた。そして、

麻衣さん「お疲れ」
観客「サマー」

という要領で、何度か掛け合いをした。

二部では、麻衣さんは一部と衣装を変えていた。PV撮影で使用したアフロの髪が話題になった。女性司会者が実際にPV撮影で使用したアフロの髪をステージに持ってくると、観客から拍手とMai-Kコールが沸き起こった。麻衣さんにその場で被ってくれということだろう。結局、麻衣さんがアフロの髪を被ることはなかったが、一瞬だけ自分の髪に手をやった。

「麻衣さん、本当は少しだけ被ろうと思ったんじゃね?」

トークコーナーの後は、ライブコーナーである。ステージ上のテーブルに置かれているICEFIELDを少し口にした後、麻衣さんは、

  • 恋に恋して
  • Special morning day to you
  • chance for you

の3曲を歌ってくれた。最初の2曲はカラオケで歌われ、最後の"chance for you"アカペラで歌われた。ライブ中、座席に座っていた観客が立ち上がることはなかったが、ペンライトを振っている人もいた。

ライブコーナーの後は、麻衣さんとのタッチ会である。筆者は、今までに麻衣さんと何度もタッチや握手をしたことがある。変人であることがバレないようにするため(いや、もう既にバレている公算が大きいが)、麻衣さんに特に声を掛けることはしなかった。

麻衣さんとタッチをし、ステージを降りたところで、スタッフからICEFIELDを渡され、イベント終了となった。中には、麻衣さんともう一度タッチするために、更にCDを追加購入して整理券を取得した人もいたようである。

今回のCD販促イベントは、空調の効いた快適な屋内環境で行われた。また、座席に座ってリラックスして参加することが出来た。座席位置についても、一部と二部の両方で二列目中央ブロックという超良席を確保することが出来た。また、一部と二部の間の待ち時間は、空調の効いた快適なロビーで寛ぐことが出来た。そのため、この日の筆者は、体力を殆ど消耗することがなかった。二年前の「"SUMMER TIME GONE"発売記念mini LIVE & touch会」のときとは大違いである。そのため、今回のCD販促イベントは、今まで数多く行われてきた中で最も満足度が高いCD販促イベントとなったと言える。


Posted by yno2001 at 17:38 Comments(0)TrackBack(0)

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