2014年11月02日

「15th Anniversary Mai Kuraki Live Project 2014 BEST ”一期一会” 〜無敵なハート〜 - 10/26(日) 武蔵村山市民会館」ライブ参加報告書

武蔵村山市民会館
ライブツアー2014 - 武蔵村山公演(1)
筆者は、10/26(日)に武蔵村山市民会館で行われた「15th Anniversary Mai Kuraki Live Project 2014 BEST ”一期一会” 〜無敵なハート〜」の公演に参加した。

この日の公演は、超満員の観客で大盛況となり、更に2日前倒しで麻衣さんの誕生日祝いのセレモニーが行われるという特別なものになった。

本報告書は、移動編/ライブ編の各編から構成されている。まだ今年のライブに未参加の方で、ライブ当日までライブの詳細について知りたくないという方は、ライブ編をお読みにならないことを強くお勧めする。


倉木麻衣のMai.K Diary : Happy Mai birthday! - ライブドアブログ


  1. 移動編

    往路ではJRとモノレールを乗り継いだ。当初は、立川から路線バスで会館に向かう予定だったが、バス便の連絡が悪く、一足違いでイオンモール行きのバスに乗り遅れてしまった。そこで予定を変更して、立川北から多摩モノレールで上北台まで行き、そこから徒歩で会館に向かうことにした。

    上北台には、16時30分過ぎに到着した。ここから会館まで徒歩約40分の距離があるが、ほぼ一本道なので道に迷う心配はない。先週の高松と違い、東京は日没が早い。歩き始めた頃はまだ明るかったが、徐々に日が暮れていき、会館に到着する17時15分頃には辺りは真っ暗になっていた。

    復路では路線バスとJRを乗り継いだ。ライブ終了後、会館の外に出ると雨が降っていた。傘を持っていなかった筆者は、バス停留所まで小走りに走っていった。雨の中、バス停留所には帰ろうとする観客が続々と押しかけ始めていた。会館から帰るためには路線バスを利用するしかなく、帰りのバスが混雑することは予想出来ていた。筆者は、バス停留所に着いたのが比較的早かったため、何とか最初に来たバスに乗車することが出来た。

    バスで立川まで戻った後は、南武線で終点川崎まで行き、そこから東海道線で自宅を目指した。自宅に戻ったのは、23時20分頃だった。

  2. ライブ編
    ライブ会場

    筆者が武蔵村山市民会館に来たのは、友の会先行発売のとき以来2度目である。都内の会場ではあるが、最寄の立川駅から路線バスで約40分もかかる場所にあり、交通アクセスの便が良いとは言えない。その路線バスも、それ程頻繁に出ているわけではない。

    路線バス以外のアクセス方法としては、今回の筆者のように、立川北から多摩モノレールで上北台まで行って、そこから徒歩で行く方法がある。徒歩約40分という距離があるが、気候が良い季節で天気が悪くなければ、それ程無謀な方法ではないと考える。

    立川から路線バスで約40分という場所のため、会館周辺には畑も見られ、郊外の様相を呈している。会館の建物はそれ程新しくなく、客席の座席幅もやや狭かった。

    客席は、1階席のみで約1000席の規模である。都内で行われる麻衣さんのライブ会場としては、規模が小さ過ぎるように思う。今回のホールツアーでは、首都圏で東京国際フォーラムのような大規模会場の公演がなかったため、三郷公演武蔵村山公演といった都心から比較的近い中・小規模会場にチケット申し込みが殺到した。武蔵村山公演のチケットも一般発売日に即日完売したようであり、当日券もなかったようである。

    座席位置

    今回の座席位置も超良席だったが、「文句無しの」ではなかった。座席位置としては、やや問題があり、もう少し後方の列に下がっても、中央寄りの座席位置を選択すべきであった。今回より後方の列であったが、ステージに対する角度、ステージまでの視界が共に抜群に良好だった先日の久喜公演の方が、トータルでは良い座席位置だったと言える。筆者は、座席位置の選択を誤ったようである。

    また、筆者の座席位置は、周辺環境に問題があった。前述したように、ここの座席幅はやや狭いため、筆者は周辺環境の影響をまともに受けることになってしまった。ライブ当日になるまで、誰が周辺に来るのか分からないので、事前に回避する方法はなく、こればかりは神頼みとなる。ただし、筆者が座席位置の選択を誤らなければ、周辺環境が違っていたことは確かである。

    ライブ内容

    ライブツアー2014 - 武蔵村山公演(2)開演時に客席の照明が暗くなったとき、会場全体から大きな歓声が上がった。静かな拍手で始まった先日の西条公演の時とは、大違いだった。この時点で、今日は大盛況になるかもしれないと思った。

    何しろ、客席の一部ではなく、観客で埋め尽くされた超満員の客席全体が満遍なく盛り上がっているのである。振られているペンライトの数も多く、赤いペンライトで客席が埋め尽くされているように見えた。

    テレビ収録が入る特別なライブという要素があったにせよ、この日の観客の盛り上がり方は何か異常であった。前方の座席位置に空席が目立ち、大人しい観客が多かった西条・高松両公演に参加した後だっただけに、余計にそのように感じたのかもしれない。

    この日は、大賀氏が復帰していた。大賀氏が居るのと居ないのでは、ステージの華やかさがまるで違う。また、大賀氏が戻ってギタリストが二人になったことで、バックバンドのサウンドの質、厚みも十分であった。観客の異常なまでの盛り上がりと、大賀氏が復帰したことで、先日の西条・高松両公演の時と、ライブの様相がまるで違っていた。同一アーティスト、同一ツアーの公演とは思えないような違いがあったのである。

    結局、大賀氏は四国の西条・高松両公演のみパスしたことになる。

    「大賀さんよ、四国はお嫌いですか?四国のファンが怒ってたよ。」

    また、福岡公演には遠路遥々遠征するのに、地理的に福岡より近い西条・高松両公演には最初から不参加を決め込んでいる関東在住の倉木麻衣ファンも少なからずいるようである。大賀氏のみならず、追っかけするファンの側にも四国は嫌われているようである。新幹線が通っていない不便な場所は敬遠されるのであろうか?

    この日の日替わりコーナーは"Delicious Way"だった。最近の公演では、バラード曲でない楽曲の選択が定着してきた。バンドの取り纏め役は、復帰した大賀氏に戻っていた。

    さて、アンコール最後の"Love, Day After Tomorrow"が終わった後、筆者はペンライトをしまって帰る準備をしていた。そのとき、突然"Happy Birthday"が流れ始めたのである。筆者は、完全に意表を付かれた。まさか2日前倒しで麻衣さんの誕生日祝いのセレモニーが行われようとは、全く予想していなかったのである。

    皆で"Happy Birthday"を歌った後、ステージ上にケーキが運び込まれてきた。このサプライズに、ステージにいた麻衣さんも驚いていたようだった。そして、手でパタパタと顔を扇いだ。これは、麻衣さんが泣きそうになったときに見せる仕草である。

    ケーキに立てられていたローソクは、4〜5本程度だった。流石に32本のローソクは立てられないようだ(笑)。麻衣さんは「今日は倉木麻衣を育ててくれた皆さんの誕生日でもあります。皆さんにハッピーバースデー。」と言ってローソクの火を消すと、一段と高い拍手と歓声が沸き起こった。

    筆者の記憶が正しければ、ライブという公式の席上で麻衣さんの誕生日祝いのセレモニーが行われたのは、さいたまスーパーアリーナで行われたライブツアー2006最終公演(10月28日開催)以来であるから、実に8年振りということになる。それ以降の年で、10月28日から前後一週間以内に行われたライブとしては、2007年のキャンパス LIVE 2007 in 立命館大学(10月27日開催)、2008年のライブツアー2008三郷公演(10月25日開催)、2009年のハロウィンライブ(10月31日開催)、2011年の東日本大震災復興支援チャリティーライブ(10月22日開催)があるが、いずれのライブでも誕生日祝いのセレモニーは行われていない。

    このように、今までは麻衣さんの誕生日どんピシャリに行われるライブでなければ、ライブの席上で誕生日祝いのセレモニーが行われることはなかった。今回のように、2日前倒しで誕生日祝いのセレモニーが行われたのは、極めて異例である。

    武蔵村山公演のオークションは、後方の座席位置でも定価をかなり上回る価格で落札される相場付きだった。最初は、ライブ会場の定員が少ないために高騰しているだけではないのかと思っていたが、今考えてみると、麻衣さんの誕生日祝いのセレモニーが行われることを織り込んだ相場付きだったのかもしれない。

    筆者は前週の西条・高松両公演の遠征を無事成功させたことで、一種の達成感があり、今回の武蔵村山公演への参加にそれ程拘りを持っていなかった。筆者の座席位置であれば、西条・高松両公演の遠征に要した費用を全て賄えて、おつりがくるほどの価格でチケットを売却出来そうだった。そのため、手元の超良席チケットを売却して、26日は完全休養することを一時検討していた。しかし、売却しなくて正解だった。何しろ、麻衣さんの誕生日祝いのセレモニーに立ち会えたのだから。


Posted by yno2001 at 21:11 Comments(0)TrackBack(0)

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