桜田五輪相が白血病を公表した競泳の池江選手について、「ガッカリした」等と発言したことに対して、各方面から非難を浴びている。筆者は五輪相の関係者でも回し者でもないが、五輪相の全体コメントの中から「ガッカリした」という文言だけを抜き出して、それを批判するという方法には到底賛同しかねる。このやり方は、議論(ディベート)の中で相手に対して優位性を確保するための常套手段の中の一つであるが、揚げ足取り以外の何物でもなく、極めて卑怯な戦法である。
続きを読む桜田五輪相が白血病を公表した競泳の池江選手について、「ガッカリした」等と発言したことに対して、各方面から非難を浴びている。筆者は五輪相の関係者でも回し者でもないが、五輪相の全体コメントの中から「ガッカリした」という文言だけを抜き出して、それを批判するという方法には到底賛同しかねる。このやり方は、議論(ディベート)の中で相手に対して優位性を確保するための常套手段の中の一つであるが、揚げ足取り以外の何物でもなく、極めて卑怯な戦法である。
続きを読むフィギュアスケートの紀平梨花が可愛い。その顔立ちや容姿だけでなく、スケーターとしての実力も一級品なので、筆者としてはもはや何も言うことがない。筆者は、紀平ファンになってしまいそうである。元来、筆者はフィギュアスケートにあまり興味がなく、トリプルアクセルの定義や他のジャンプとの相違点についても今一つ理解出来ていないが、これを契機に勉強しようかな。
続きを読む米大統領選でトランプ氏が勝利したことで、9日の日経平均は900円超安となったが、10日は一転して1000円超高となった。9日に日経レバ(1570)を恐怖の逆張り信用買いしていた筆者は、10日に日経レバ(1570)の全ての買い建て玉を利益確定した。
僅か一晩で10パーセントを超える値幅を取れたので、文句無しの勝ち戦と言える。元来、筆者はボラテリティの高い荒れた相場を得意としていた。しかしながら、今年2月の大暴落をはじめ、最近は相場暴落時の恐怖の逆張り信用買いで失敗するケースも目立ち、それが今年の株式取引の運用成績低迷の一因になっていたが、今回ようやく成功した。尚、決算一発勝負のために信用買いしている個別銘柄については、当初の予定通り、当該銘柄の決算発表日以降まで持ち越す。
続きを読む米大統領選で、共和党のトランプ氏が勝利した。アメリカ国民は、何とも愚かな選択をしたものだ。トランプ氏は過激な発言が多く、政治経験も全くない。そのため、世界に大きな影響を与える超大国アメリカの大統領になる資格はないと考える。また、トランプ氏は保護主義的な政策を打ち出すことが予想され、それが世界経済の減速や世界平和の乱れに繋がる可能性がある。先日のイギリス国民のEU離脱選択と言い、今回のトランプ氏と言い、最近のアングロ・サクソン系民族は、"自分の国さえ良ければいい"と考えている奴らが多過ぎる。以前の記事で述べたように、筆者は性悪説論者であり、他人はどうなっても(他国や世界経済がどうなっても)、自分だけは生き延びようとするだろう(自国の利益のことしか考えないだろう)と考えているので、これが本来の人間の姿なのかもしれない。
また、トランプ氏は対日強硬政策を打ち出してくる可能性がある。例えばの話であるが、もしも在日米軍の撤退、もしくは規模の縮小が行われたとすると、「これを待ってました!」とばかりに日本に戦を仕掛けてくる国が現れそうである。流石に本土侵攻はないとしても、尖閣諸島を武力で奪われる程度ならば十分に起こり得る。これが、筆者が最も懸念していることである。
続きを読むリオ五輪が閉幕した。日本は史上最多のメダルを獲得したが、その中で筆者が最も印象に残っているメダルは、バドミントン女子ダブルスのタカマツペアの金メダルである。その理由は、16-19の劣勢をひっくり返して掴んだ劇的な逆転金メダルということもあるが、何といっても松友ちゃんの可愛さによる。
続きを読むリオ五輪のバドミントンの女子ダブルス決勝で、タカマツペアが2−1でデンマークペアを下し、金メダルを獲得した。格下の相手に、先に第1ゲームを奪われる予想外の苦しい展開。続く第2ゲームは取り返したものの、ファイナルゲームは一時16-19となり、土俵際まで追い詰められた。しかし、そこから5連続ポイントを奪って逆転勝ちした。筆者は怖くてとてもLIVEでは見ていられず、ネットのリアルタイム速報を時折コソッと確認していたが、ファイナルゲームの中盤以降は覚悟を決めてLIVEで見た。
続きを読むリオ五輪の卓球の女子団体3位決定戦で、日本チームが3−1でシンガポールを下し、銅メダルを獲得した。第1試合を落としたが、続く第2、第3、第4試合を連取し、ロンドン五輪に続く2大会連続のメダルを決めた。筆者は怖くてとてもLIVEでは見ていられず、ネットのリアルタイム速報を時折コソッと確認していたが、第4試合で2−0とリードして、ほぼ大勢が決した所からLIVEで見た。
続きを読むリオ五輪では、日本選手のメダルをかけた戦いが連日のように続いている。テニス、卓球、バドミントン、バレーボールのような類の競技では、見ている側もハラハラドキドキで心臓に悪い。それは、途中までどんなにリードしていても、一つのプレーで試合の流れがガラッと変わってしまいかねない競技であり、試合に勝ち切るまで全く油断出来ないからである。また、途中までリードしていた状況で相手側に追いつかれた場合、追いついた側が心理的に有利になる。そのため、幸先よく第1セットを先取したとしても、全く油断出来ず、逆に心配事が増える。更に、それが準決勝や3位決定戦のように、勝てばメダルという試合になると、怖くてとても見ていられなくなる。それが接戦であれば、尚更のことである。
続きを読むリオ五輪の柔道男子100kg超級の決勝は、技の掛け合いが殆どなく、柔道として面白くも何ともない試合だった。金メダルを獲得したニゲールは、試合序盤でポイントで優位に立つと、その後は組み手を嫌って逃げ回り、技を掛けようとしなかったのである。
この方法で、何度も優勝してきたのであろう。何とも卑怯な王者だ。更に、試合終了時に場内に抗議のブーイングが起こると、「静かに」と唇に指を当てる挑戦的な態度を取った。
殆ど勝負させてもらえなかった原沢選手には、何とも気の毒な試合だった。
リオ五輪の男子体操個人総合で、内村航平が逆転の金メダルを獲得した。内村航平はすごいな。
テレビには、眠れる二人の娘を抱きかかえて彼を応援する夫人の姿も映っていた。内村航平はイケメンだが、夫人も相当な美人だった。
リオ五輪の卓球女子シングルスの準決勝で、我らの愛ちゃんが完敗した。愛ちゃんは、準々決勝までの試合で1セットも落とさない好調振りだったため、筆者としても少しは期待していたのだが、準決勝に関しては全く試合にならなかった。愛ちゃんがどんな厳しいボールを打っても、全て打ち返された。また、相手の中国選手はとても女性とは思えないようなパワーを持っていた。まるで男子選手のようだった。
どうやら、国内で停止中の原発について、再稼動時期の見通しが立たない状況になってきた。日本では、十三ヶ月に一度は原発の定期点検を実施しなければならない規則になっている。要するに、今稼動中の原発も、いずれは定期点検のため停止してしまうわけである。そして、原発を一度停止してしまうと、地元の反対が根強く、再稼動したくても出来ない状況にある。中には、中部電力の浜岡原発のように、定期点検の時期でもないのに、(東海地震の幻想に怯えるあまり)強制的に停止させられた所もある。今や、原発が稼動出来ないことに起因する電力不足は、東北電力や東京電力管内だけでなく、全国的な問題になってしまっている。
続きを読む麻衣さんは、"Stay by my side"を歌った。"always"、"chance for you"当たりを予想していたので、この選曲は意外だった。でも、なかなか良かったぞ。麻衣さんは、出演者の中で一番可愛かった。
昨日行われた参議院選挙で、与党民主党は敗北した。筆者としては予想範囲内の敗北と考えるが、予想外の大敗北と謳っているメディアも少なくない。いずれにしても、参議院で与党が過半数割れとなり、いわゆるねじれ国会になった。筆者としては、株式市場にとってマイナス要因になりかねないねじれ国会だけは避けて欲しかった。
筆者は反自民であり、今までの選挙ではいつも民主党に投票してきた。しかしながら、今度ばかりは流石にどうしようか少し躊躇った。結局は民主党に投票したものの、いっそのこと自民党に投票しようかと考えたこともあった。民主党の前政権には、筆者もかなり失望していた。鳩山前首相の後を継いだ菅直人首相であるが、今回の選挙で民主党が敗北した要因の中の一つに、菅氏が消費税の税率を10%に引き上げる主旨の発言をしたことが挙げられる。しかしながら、選挙前の大事な時期に、このような軽はずみな発言をすべきではなかった。
菅氏と言えば、議論の際に相手の弱点を徹底的に攻める論客として知られ、野党の立場で相手を攻撃するときは、論客としての手腕を十二分に発揮することが出来る。戦をするときに、相手の弱みを徹底的に突くのは兵法としては正しい。しかしながら、今の首相という立場は逆に野党からの攻撃を受ける立場であり、菅氏の強みは発揮しにくいのではなかろうか?そのようなわけで、菅氏は首相にあまり向いていないのではないかと筆者は考えている。
続きを読むトリノで行われたフィギュアスケートの世界選手権で、日本の高橋と真央が金メダルを獲得した。日本の男女アベック優勝が実現し、それはそれで大変結構なことであるが、このニュースを筆者は冷めた目で見ている。
筆者は、この大会はバンクーバー五輪後の消化試合に過ぎないと考えている。消化試合で獲得した金メダルには、あまり値打ちがない。バンクーバー五輪で金メダルを獲得したキム・ヨナもこの大会に出場していたが、正直なところ、あまり気合が入らなかったのではないか?キム・ヨナは、五輪で他を全く寄せ付けない完璧な演技で金メダルを獲得しており、既に目標を達成しているのである。真央はキム・ヨナに勝って五輪の雪辱を果たした形になったが、四年に一度しかない五輪と、祭りの後の消化試合では、同じ金メダルでも全然価値が違うぜよ。筆者がこのような記事を書くまでもなく、真央自身が最もよく分かっているであろうが。
昨日、フィギュアスケートのエキシビションを観た。そこで、金メダルを獲得したキムの表現力の高さを再認識することになった。キムの場合、女性的魅力が完成の域に達しており、それがフィギュアスケートの採点時も有利に働く。あまりにも魅惑的な滑りを目前で見せ付けられ、審判員があっけなくやられた可能性がある。そうでなければ、あのような異常な高得点は出ないであろう。今回の五輪で、彼女はトリプルアクセルという最高難度の技を取り入れなくても、魅惑的な表現力を武器に金メダルを獲得出来ることを証明した。前回のトリノ五輪でも、荒川静香は、キムと同じ演技の優雅さ、滑らかさを武器にして金メダルを獲得したことを忘れてはならない。
一方、トリプルアクセルを武器にしていた伊藤みどりは、結局五輪で金メダルを獲得することはなかった。今回の真央を見ていると、五輪でトリプルアクセルという大技に走った選手は、銀メダル止まりというジンクスが出来つつあるようにも思える。フィギュアスケートの魅力とは何なのか、フィギュアスケートの本来あるべき姿はどうなのか、もう一度原点に戻って考える必要があるのではなかろうか?
ここまで、キムの良い面ばかり書いてきたが、真央についても女性的魅力は相当高いと思う。特に、真央は古典的な日本人女性の美しさを持っている。先日のフリーの演技では真っ赤な口紅を付けていたが、まるで本物の女優のようだった。昨日のエキシビションでは、扇子という小道具を持って登場した。もし真央に大河ドラマ等で公家の姫役をやらせれば、間違いなくドハまりであろう。
真央とキムの二人に共通しているのは、スタイルの良さである。長い手足と細い体の線が際立っている。これは、フィギュアスケートでは大きな武器になる。
倉木麻衣さんも、この二人に勝るとも劣らず手足が長く、体の線が細い。したがって、フィギュアスケータとしても通用する可能性はかなりあると考える。体の線についてはダイエットである程度は何とかなるかもしれないが、長い手足というのは天賦の要素である。決して、努力や練習等で取得出来るものではない。そのため、このようなスタイルを持つ女性は羨ましいし惹かれる。エキシビションを見ながら、筆者はこのようなことを考えていた。
うーん、真央の演技は色っぽい。インタビュー時の泣き顔も、なかなか可愛かった。19歳か。若くていいな、いっひっひっ。いずれにせよ、近年の日本女子のフィギュアスケート選手の中では、真央が最も可愛いことは間違いない。
続きを読むこの二日間で、新型インフルエンザの感染者の増加ペースが急に速くなってきた。現時点では、感染者は関西地方在住者に限定されている。しかし、関西と関東の間の人の往来は非常に多く、感染が関東地方へ飛び火するのも、もはや時間の問題であろう。
続きを読む今年は、麻衣さんのデビュー10周年という節目の年であり、幕張メッセ2DAYSライブやライブツアー2009等の様々なライブが予定されている。麻衣さんのためにも、これらの公演を予定通り無事に実施させてあげたい。
しかし、新型インフルエンザについて、国内で人から人への感染が確認され、国内の感染拡大が懸念されている。このまま国内での感染が拡大すれば、幕張メッセ2DAYSやライブツアー2009の公演が延期や中止に追い込まれる可能性も無きにしも非ずである。従って、公演に参加する立場にある筆者としては、今からこのような最悪の事態を考慮しておくことにする。
続きを読む横浜市から、定額給付金の案内書が配送されてきた。経済対策の一環として考えられた定額給付金制度だが、筆者には単なる金のバラ撒きとしか思えない。これで一体何をどうしようというのだろうか?この程度の金額を給付して、どの程度の経済的効果があるというのだろうか?
続きを読む周知の通り、先日のWBC決勝で日本はライバル韓国を下し、二大会連続で世界一になった。筆者は会社員のため、TVで生中継を見ることが出来なかったため、Y!ケータイの速報ページで、試合の経過を時々チェックしていた。後で、詳しい試合経過を見たが、本当にどちらが勝ってもおかしくない試合だったと思う。
勝敗の明暗を分けたのは、10回表、日本二死二、三塁の場面で、韓国側がイチローと勝負してしまったことであろう。WBC決勝という大一番の延長戦、次の一点が勝敗を分けるという場面で、イチローと勝負は有り得ない策だろう。たとえ、裏の攻撃であったとしても、イチローを敬遠して満塁策を採った方が守りやすい。韓国ベンチは、イチロー敬遠を指示していたが、それがバッテリーに正しく伝達されなかったようだ。矢張り、勝負事では最後にミスを犯した方が負けるということだろう。
ここからが本題になるわけだが、日本がWBC二連覇を達成出来た要因は、昨夏の北京五輪とは違い、大リーガーを含めたベストメンバーを組めた面が大きいと考える。
続きを読む本記事のタイトルは諺である。日本語訳をすると、最後に笑うものが一番よく笑うとなる。この諺は、人生のあらゆる場面で役立つものであり、筆者はこの諺が非常に気に入っている。今日は、この諺にちなんだ話をしよう。
続きを読むおやおや、金メダルしかいらないと豪語しておきながら、金メダルどころか銅メダルすら確保出来ずに、手ぶらでお帰りですか?何とも情けない話ですね。どの面下げて、帰国なさるのでしょうか。これでは、国民に顔向け出来ませんよね。
昨日、北京五輪の開会式を見た。近年の五輪開会式と比べても、かなり派手な演出だったように思う。確かに視聴者側としては見応えはあった。
北京五輪は、中国が国家の威信をかけて行う行事である。もし運営に何か不手際があれば、中国の威信は一気に失墜しかねない。そのため、当局の力の入れ様は並大抵のものではないのである。そのため、開会式についても必然的に派手な演出になるわけである。
福田首相の姿も見えたが、
辞めるのなら、参院選で大敗北食らったときにサッサと辞めろ!全くタイミングが悪いんだよな。おかげで、株式市場が混乱してしまったじゃないかい!政局不透明感が強まったため、海外勢が見切り売りを出した模様。外人比率が高い東京市場では、外人が買いに廻らない限り、株高にはならないってことよ。
それで、次の首相候補は、顔が曲がった奴かい?あれが日本の顔になったら、外国からバカにされるだろう。
1次リーグ敗退が決まったこの日は、日本にとっての終戦記念日。ブラジルに2点差以上で勝つことは、最初からほぼ不可能と分かっていた。ブラジル戦の前のオーストラリア戦、クロアチア戦の少なくてもどちらかに勝っておくべきだった。
安藤美姫さんが出て来るのは、午前5時頃になるということで、流石にそれまで起きていられない。申し訳ありませんが、先に寝させていただきます。五輪の大舞台で4回転ジャンプを敢行するそうだ。こけないでね(笑)。
時の人、堀江社長が逮捕された。個人的には、稀に見るやり手の経営者と思っていたので非常に残念だ。新聞では号外が発行されており、事の重大さを表している。
プロ野球への新規参入やTBSに対する買収攻勢で何かと話題を集めたライブドアは、一躍有名企業になった。世間からの認知度も上がってきたと思う。しかしながら今回は、悪い意味で有名になってしまった。
会社トップの社長が逮捕されたライブドアは、今後どうなってしまうのだろう。株価も相当下がってしまったため、会社の資産価値も下がってしまったということなのか?今回の事件で、ライブドアグループの受けた金銭的な損失額はどの程度になるのか見当もつかない。会社そのものの存亡に関わることかもしれないのだ。
当面は、プログを始めとするlivedoor全体のサービスは継続されるようだ。しかし、世間一般の目から見たライブドアグループへの信頼はなくなる可能性が高い。一度失ってしまった信頼を取り戻すのは、容易なことではない。
衆院が解散された。筆者は、税金や年金には関心があるが、郵政民営化法案にはあまり関心がないので、可決でも否決でもどちらでもよかった。今回の件は、完全に自民党の独り相撲ですな(笑)。一方、民主党は、チャンス到来と喜んでいるだろうな。首相の言っていることは、考えようでは筋が通っていると思うが、なんだか意地になっているとしか思えないな。選挙で過半数を確保出来なかったら、退陣すると言い切っているしな。では、自民公明で過半数割れのあかつきには、潔く退陣して下さい(笑)。ちゃんと約束は守れよ。
投開票日が9/11(日)になるのか。あっ、麻衣ちゃんの東京国際フォーラムでのライブの日だ!!仕方ないなあ〜、投票してからライブを観に行くとするか。出来ればこの日はライブに集中したかったね〜。たとえ、衆議院選挙があろうがなんだろうが、ライブには関係ないよね、麻衣ちゃん!!
東京高裁の判断は、前回の東京地裁の判断と同じであった。ニッポン放送は、最高裁への上告は行わない方針で、フジテレビへの新株予約権の発行は中止される。この結果、ライブドアが、ニッポン放送の経営権を握る公算が強まった。
ライブドア優勢の状況下で、今後の焦点はライブドアとフジテレビとの業務提携が成立するかどうかに移る。
続きを読むライブドアとフジテレビによるニッポン放送争奪戦をめぐり、同放送がフジに巨額の新株予約権の発行を決めた問題で、東京地裁はライブドア側の主張をほぼ全面的に認め、発行を差し止める決定をした。
これで第一ラウンドはライブドアの言い分が通った形になったが、ニッポン放送側は異議申し立てを行うと見られており、この問題がどういう形で最終決着するのかまだ先が見えていない。
新株予約権の発行が認められるか否かで形勢は全く逆転するため、裁判での争いは長期化するものと予想される。
また、ライブドアはニッポン放送株の買い増しを続けており、ニッポン放送を傘下に入れることに半ば社運をかけているようにも思える。
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