森でのできごと

横浜自然観察の森友の会です。
活動記録、観察の森で見たこと、聞いたことなどをお知らせします。
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12/3(日)は「季節の森を歩こう」

初冬の森、12/3(日)は定例の「季節の森を歩こう」です。私たちスタッフが季節の生き物たちをガイドします。一緒に森を歩いて、生き物たちの暮らしを覗いてみませんか。

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落ち葉の道。サクッサクッサクッ、歩くと聞こえる心地良い音。

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陽ざしを受けて光り輝く葉、オレンジ色のグラデーション。

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真っ青な空に映える泡立つような綿毛、もふもふで暖かそう。

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この森に来て冬を越す鳥、地面でよく種をついばんでいます。

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赤い莢(さや)に黒い種、森の中で鮮やかな色が目を引きます。

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まだ熟していない実。真っ白な綿毛が全方向に伸びています。

12/3(日)は10:30センター前で受付開始(先着25名)、11時スタートです。皆様のご参加をお待ちしています。お気をつけてお越しください。

ハンミョウの会  久門

いよいよ新作に向けて始動

11月15日は絵本の活動日でした。
いよいよ1年間の観察を経て、だんだんと形になってきた新しい絵本の構想を、写真やスケッチを並べたり短い文章などにして、検討しはじめました。
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まだまだ完成までには遠い道のりですが、絵本という形に向けて一歩づつ歩き始めた感じです。
エゴノキは、春から夏にかけて、沢山の生き物が訪れにぎやかでしたが、今頃の季節になると訪問者も減り変化もとぼしいので殺風景だね~などという話が出ていたのですが「でも足元の草や土、落ちた実の中には、来年エゴノキをにぎわす生き物の子供たちが育っているよ」という素晴らしい意見が出て、なるほどなるほど~と一同感心しました。
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帰り道、よく見るとエゴノキには、すでに来年のための小さな芽も付いていました。今年もちゃんと芽は2つづつ付いています。かわいいなあ。
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時間があまりなくて、森を散策する事ができなかったのですが、ZFCさんのところでシジュウカラ用の巣箱を購入しました。庭に設置し、来年の春の事をあれこれ楽しみにしています。
スズキ







季節の森を歩こう (11月)

森は黄葉が広がり、秋から冬へと向かっています。そんな11月の森をみんなで歩きました。

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キーキーキチキチキチ、木の上から聞こえる声。冬越しする縄張りを主張するモズの高鳴き、この森では秋冬に見られる鳥です。

植物たちも次の世代に命をつないでいっています。ひっつき虫と呼ばれ動物にくっつき種を運んでもらう植物、自分ではじけ種を飛ばす実、色々な工夫があります。

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チカラシバ、コップを洗うブラシのような穂には小さい棘があり動物にひっつきます。

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みんなで穂を集めて遊んでみました。熟した穂はこんなふうに集まります。何に似ているかな?

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キンミズヒキ、アポロチョコレートがぶら下がったような実。ルーペで見ると、かぎ状の棘がありくっつきます。

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ツリフネソウ、熟して膨らんだ実。触ると皮がはじけてクルクルッと巻き、種をはじき飛ばします。

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みんなで実に触って、はじける感触を楽しみました。はじけて種が飛び出した後の巻いた状態です。

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広場にはふんわりと積み上がった土、モグラ塚。モグラが穴を掘って出た土です。

⑧DSCN8673-t_1
下にモグラが生活するトンネルが広がります。指を入れると、内壁はしっかり固まっていました。

<その他> ひっつき虫(チヂミザサ、イノコヅチ)、ジョロウグモ

来月の「季節の森を歩こう」は 12/3(日)開催です。みなさんも一緒に森を回ってみませんか。スタッフ一同、ご一緒できるのを楽しみにしています。

ハンミョウの会  久門
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