森でのできごと

横浜自然観察の森友の会です。
活動記録、観察の森で見たこと、聞いたことなどをお知らせします。
掲載の記事、写真等はすべて無断複写・転載を禁じます。

2020年02月

自然観察センター臨時休館に伴う友の会活動中止のお知らせ

みなさま

 新型コロナウィルスの感染予防と感染拡大防止のため、
下記の期間自然観察センターが臨時休館となりました。
 これにともない友の会の活動も中止となりますのでお知らせします。

【臨時休館期間】

2020年2月29日(土)から3月15日(日)まで

 ※状況に応じて臨時休館期間を延長する場合あり


急告 3月1日の「季節の森を歩こう」は中止とさせていただきます

みなさま

 2020年3月1日に予定しておりました「季節の森を歩こう」は、新型コロナウィルスの感染拡大等の状況に鑑み、中止とさせていただきます。

 よろしくご了承のほどお願いいたします。

2月の「畑と作物を作ろう」

15日は初春を思わせる晴天下、楽しく畑の作業を行った。

 

この記念写真は、収穫物を持って並んでいる所である。右側の二人があらぬ方を見ているのは、モズが私も写真に映りたいと、すぐそばまで飛んできたからである。前回の「2月初めの畑」にいた個体に違いない。

 集合写真

今日は34メートルに近づいても逃げない。その親密さから我々は、彼女を畑の特別会員とすることにした。彼女は、土を掘り返してえさを探してくれる「下僕ども」がいると思っているだけかもしれないが。

 お友達

さて最初の作業は、落葉プールの片づけである。ここは今春、ジャガイモと豆の畑にする予定だ。

落葉を置き場に
 

次作のために耕したら、サトイモがいくつか出てきた。取り残さないように何度も確かめたのに、まだ出てくる。人間のやることには、限界がある。

 耕す

次は、フキノトウの収穫である。例年より相当収穫時期が早い。暖冬だ。地球温暖化だ。皆で何とかしなければ、自然が変になってしまう!!

 採れたフキノトウ

次にその日のメインイベントである、ヤマイモ堀にみんなで取り掛かった。

なかなか大きいものが出てこない。このイモはどれぐらいの大きさか期待が膨らむ。

 ヤマイモが見えた

小さいが、折らずに完全体で掘り出して、一応満足。

 やっと採れた

今日掘り出したヤマイモのうち小さいものは、畑に埋め直して太らせることにして、食べられそうなものは、フキノトウなどとお土産にした。

 ヤマイモ

さて、次回の一般参加行事「畑と作物を作ろう」は、321日(土)10時からです。今期最後の麦踏みや、腐葉土作りをしましょう。畑や自然に興味のある方は、長袖・長ズボンで、飲料水と帽子・手袋を持参してお越し下さい。時間が許せば、お弁当もご一緒しましょう。(雨天中止)

 

落合

寒い朝 2月の「みんなでバードウォッチング」

とても寒い朝でした。 8:45で観察センター入り口の寒暖計は3℃
それでも皆さんは元気にバードウォッチングに参加です。
2月9日

受付も次第に混雑し、遅れて加わった方も含めて、64名の参加です。
今年度、一番多くの方に来ていただきました。嬉しい限りです。

あ、そうそう今日はブログ担当の上原がお休みのため、文章は中里、写真は水上が担当します。


いつものように3つのグループに分かれて出発です。
私は初心者グループの先頭です。


モンキチョウの広場で双眼鏡の使い方を説明しているときに、はるか彼方の上空をタカが。 ノスリでした。 かなり遠かったので、肉眼で見つけにくかったのですが、ちょうどいい双眼鏡の練習になりました。 ここでトビと他のタカ類との見分け方のお話をしました。


ヘイケボタルの湿地は、氷が張っていました。  その下に多くのヤマアカガエルの卵塊が見えます。あと1か月もすると、オタマジャクシになり、子供たちを喜ばせることでしょう。


湿地を過ぎると、細かい枝の陰に鳥の動きが。 双眼鏡で見ると、ウソです。
ウソ1オス
 ウソ 2月6日上原撮影
5,6羽のウソが、お食事中のようです。 のどの赤いオスも見えます。 胸まで赤いアカウソも混じっています。 ちょっと見にくかったのですが、多くの方が楽しめました。


桜林を通り、池へ。 他のグループが観察中でした。 何もいない様子でしたので帰りに寄ろうと思い、通り過ぎました。 その時、「カワセミが来た!」との声。
初心者グループの皆さんも、その声で池に戻りました。 2グループが一緒になったため、大混雑に。 でも、しっかり観察できました。 
下のトイレで休憩。
再び池に戻りました。 その間あまり鳥の姿はありません。 池によると、「チーッ」という声とともに、カワセミが来ました。ちょっと見にくいところに止まっていましたが、本日2度目の出会いでした。


全体としてあまり鳥が出なかったので、ちょっと時間を持て余し気味。 アキアカネの丘(下)でスズメの間違い探しクイズをやりました。 お子さんたちが(大きなお子さんも)大活躍してくれました。


ここまで鳥の姿はあまりなかったのですが、ここからが本日のハイライト!
モズ3メス
 モズメス 上原2月9日撮影
アキアカネの丘(上)ではモズ、ノスリが、その後センターに戻るまでにメジロ、シジュウカラ、アオジ、コゲラ、エナガ、再びモズが次々に現れて、今度は時間オーバー。
センターに戻った時は12時を過ぎていました。
2月9日2


ここでお知らせ
今月23日は年一回の初心者限定の「はじめてのバードウォッチング」を実施します。
申込制で、先着順ですのでお早めに。詳しくは友の会のホームページで。


見聞きした鳥
カワウ トビ ノスリ カワセミ コゲラ アオゲラ モズ ハシブトガラス キクイタダキ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ シロハラ ルリビタキ ハクセキレイ ウソ シメ ホオジロ アオジ コジュケイ ガビチョウ
21種 外来種2種  計23種
鳥の暮らし発見隊 中里


皆様お疲れさまでした  楽しんでいただけましたか? 
文中私の撮影した鳥たちはウソは観察の森で、モズはたまたま外出した先で撮影したものです
残念ながら私は今回参加出来ませんでしたので、来月は皆さんの元気なお顔に会えることを期待しています  インフルエンザや新型コロナウイルスにお気をつけて
お待ちしています
上原 

2月のモニ1000

2月6日はモ二1000植物相調査の日でした

今季一番の寒さと天気予報に驚かされて、暖かい装備で森に来ました
でも今年は暖冬なのでこたえる寒さといわれるけど、いつもならこれが普通ですよね
でも暖かさに慣れた身には厳しいかも


でも調査はどんどんといきます


この時期花はまずこれ
ウグイスカグラです
ウグイスカグラ1
ちょっとボケてしまいましたが、かわいいきれいな花ですね
コナラの道やミズキの道でも咲き始めています
でもまだ少ないのでなかなか見つけにくいかもしれません
スイカズラ科 花期は図鑑などには4~5月となっていますが
実際は2月から4月くらいまでと長いんですよ
花盛りとなるのはもう少しかかり、3月ごろでしょうか
6月ごろには小さな赤い実をつけます


もうひとつ花を紹介しましょうね
オニシバリ1
オニシバリです(ジンチョウゲ科)
これは雌花
真ん中に見える雄しべは緑
周りの花びらに見えるのはガクです
雄花とどこが違うかというと、真ん中に見える雄しべがオレンジ色なんです
5~7月に赤い実をつけますが有毒です
樹皮が非常に硬く強靭なことから鬼をも縛れるというのでオニシバリ
でも誰が鬼を縛るんでしょうか?
ま、鬼がいれば、ですがね



植物はこれだけ
ほかに気になったのはこれです
シロフフユエダシャク1
蛾です
冬に成虫が発生するシャクガ科の総称をフユシャクというのですが
同定が難しいのでフユシャクだろうくらいしか.....😢 このフユシャクの名前を教えていただきました シロフフユエダシャクです


そうそう朝、霊園階段でこんなのを見つけました
ヤクシソウ1
ヤクシソウです
この時期にはもう花は終わっているのですが、暖かさにつられて咲き掛けたけど
この日は寒かったのでしまったと思ったかも


長倉口のトイレ付近でこれも見つけました
ウスタビガ1長倉口
ウスタビガの繭です
10月から11月頃に成虫が出現するそうですからこれはもうお留守なんですね
繭の上部に穴があってそこから出るみたいですよ
下には水を排出するための穴があるとのことでしたがわかりませんね

2ウスタビガ
この日もう一つ見つけた繭です
アップすると、わかりますね
2ウスタビガ (2)
下に小さな穴が開いていますこれが繭に雨水がたまらないようにするための排出孔のようです
(山渓ポケットガイド9チョウ.ガより)


何とか寒さに負けずに調査終了
来週には保護作業 
次の週にはピクニック広場の調査となります
インフルエンザや新型コロナウイルスなどに負けずに頑張りましょう
でもくれぐれもご注意を


野草の調査と保護  上原

2月初めの畑

前回の行事は、雨で中止となった。久し振りの好天に恵まれ、1日はメンバーで作業をした。

 

畑へ行ってみると、コナラの枝から畑を見下ろしている鳥がいた。たまに地面に降りて食料を調達しているらしい。人がそばにいても平気である。「人間ども、しっかり働けよ!」と監督している様に思える。

 モズ

今日の作業はヤマイモ堀だった。ルンルン気分で掘ってみたが、一向にイモが現れない。掘り進めてみたが、小さなジネンジョが出てきただけだった。

 芋掘り

モグモグタイムを挟んでさらに掘り進め、やっと小さなヤマイモをゲット。今日はこれだけをお土産にして、次回に希望を託すことにした。

 やっと出てきた

ヤマイモは時間をかけて植え替えず育てることにしている。今日も45年後の収穫を目指して、ムカゴを撒いた。気の長い話である。

 ムカゴ蒔き

さて、ライムギは暖かい日が続いているので生育は順調だ。お決まりの麦踏みをやる。

 麦踏み

フキノトウも太ってきた。幾つ天ぷらにできるだろうか?

 フキノトウ

畑では他に、タマネギやエンドウも育っている。

 

次回の一般参加行事「畑と作物を作ろう」は、215日(土)10時からです。ヤマイモ堀にチャレンジです。落ち葉遊びや麦踏みもしましょう。畑や自然に興味のある方は、長袖・長ズボンで、飲料水と帽子・手袋を持参してお越し下さい。時間が許せば、お弁当もご一緒しましょう。(雨天中止)

 

落合

アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ