森でのできごと

横浜自然観察の森友の会です。
活動記録、観察の森で見たこと、聞いたことなどをお知らせします。
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ハンミョウの会

7月6日(日)は「季節の森を歩こう」

毎月第一日曜は「季節の森を歩こう」です。
私達 ハンミョウの会 のメンバーが季節の見どころをご案内します。

今、園内の草地ではジャノメチョウが見られます。


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6月下旬頃から晩夏まで、
明るく開けた草地を、ゆっくり、低く飛翔します。
市内、近郊では本種の好むような広い草地は少なくなりました。
当地でも観察出来るポイントは限られますが、大きく目立つチョウなので、皆さんも探してみてください。
(熱中症への対策はじゅうぶんに! こまめな休息・水分補給を忘れずに。)

6月26日 撮影石川

6月1日(日曜)は「季節の森を歩こう」

毎月第一日曜は「季節の森を歩こう」です。
私達 ハンミョウの会 のメンバーのスタッフが季節の見どころをご案内します。

園内のオオバウマノスズクサの葉裏で、ジャコウアゲハの幼虫が見られるようになりました。P5180941TR2

GWの頃は赤茶色の卵でしたが、大きさは2~3mm程度。
終齢幼虫は4㎝以上に成長します。
オオバウマノスズクサは毒草。この葉を食べてジャコウアゲハも毒蝶になります。

5月18日撮影 石川

5月4日(日曜・祝日)は「季節の森を歩こう」

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毎月第一日曜は「季節の森を歩こう」です。
私達 ハンミョウの会 のスタッフが季節の見どころをご案内します。

トンボ池ではハラビロトンボの羽化が始まりました。
当り年であれば「集団羽化」とも言えるような光景が見られます。
この日は少なくとも3頭以上の羽化が確認出来ました。
羽化直後、まだ翅も不透明でたよりないですが、ヒラリヒラヒラと飛び立つ姿は感動的です。

4月18日撮影  石川

5月4日(日・祝)は「季節の森を歩こう」

毎月第一日曜は「季節の森を歩こう」です。
私たち ハンミョウの会 のスタッフが季節の見どころをご案内します。

成虫で越冬するホソミイトトンボ。
冬は薄茶色の保護色。この森の何処かでひっそり越冬していたはずですが、なかなか見つけられません。
そんなホソミイトトンボが鮮やかな水色になって、明るい水辺に戻って来ました。

運が良ければ、これから繁殖活動が観察出来るかもしれません。

撮影 2025年4月9日 ハンミョウの会 石川P4094631TR2



3月2日は「季節の森を歩こう」でした。次回は4月6日(日)

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昨年の12月から観察してきたウラギンシジミの越冬個体です。(3月2日8時30分撮影)
3月2日は20℃近くになる予報でした。明るい草地では、既にキタテハやキタキチョウが飛んでいますが、まだこの子は冬越しのスタイルのまま。
おかげでこの日のガイドウォーク参加者は、成虫越冬の様子をジックリ観察出来ました。

ヘイケの湿地では、ヤマアカガエルの卵塊・孵化したばかりのヒジキの様なオタマジャクシが観察出来ました。
岸辺をよく見ると、ツクシも顔を出し始めました。

さて、次回4月6日はどんな春のシーンが見られるでしょうか?
皆様のご参加をお待ちしております。

3月3日 ハンミョウの会 石川裕一

3月2日(日曜)は「季節の森を歩こう」

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毎月第一日曜は「季節の森を歩こう」です。
私たち ハンミョウの会 のスタッフが園内の季節の見どころをご案内します。

タイワンリスは餌が少なくなると、クワ・カエデ等の樹皮を剥がし、その甘味で飢えをしのぎます。
タイワンリスがかじった痕も甘味があり、中にはしっとり樹液がにじみ出ている所も見られます。
それを目当てにしばしばメジロが飛来するシーンが観察出来ます。厄介な外来種が悪さした痕をちゃっかり利用してる事になりますね。
近年、厳冬期の森の中で見られるようになったメジロの新しい「文化」とも言える光景です。

2月20日 ハンミョウの会 石川

2月2日(日曜)は「季節の森を歩こう」

毎月第一日曜は「季節の森を歩こう」です。
私たち ハンミョウの会 のスタッフが季節の見どころをご案内します。

園内では昨年の12月から、アオキ等の常緑樹の葉裏で成虫越冬するウラギンシジミが見られます。
15℃~20℃くらいの暖かい日が続くと、いつの間にかいなくなってしまいますが‥‥。
さて、今年はどうでしょう?

1月17日 ハンミョウの会 石川P1172053S

2025年1月5日(日)は「季節の森を歩こう」です。

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毎月第一日曜は「季節の森を歩こう」です。
私たちハンミョウの会のスタッフが季節の見どころをご案内します。

今季は姿だけでなく、鳴き声を聞く機会も少なかったモズですが、アキアカネの丘で、 はやにえ を発見。
餌食になったのはツチイナゴ(成虫で越冬)。
古くなると全体が赤黒くなりますが、顔はまだ緑色。比較的新しいはやにえです。

12月20日 石川

越冬種を探そう。


12月になると、チョウ・トンボの仲間を見る事は殆どなくなりますが、
成虫で越冬する種もいるので、日当たりに良い茂みなどをそっと探してみてください。
こちらは、ハリギリの葉の上で見つけたウラギンシジミ(左)とムラサキツバメ(右)です。
どちらも成虫で越冬します。
しかし、ハリギリは落葉樹。本来はアオキなどの落葉しない広葉樹で越冬するはず。
どうやらまだ本気モードの越冬態勢ではないようですね。(12月6日ピクニック広場)

ハンミョウの会・昆虫調べ隊  石川

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12/1(日)は「季節の森を歩こう」

12/1(日)は定例の「季節の森を歩こう」です。私たちスタッフが季節の生き物たちをガイドします。一緒に森を歩いて、生き物たちの暮らしを覗いてみませんか。

「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬 雪さえて冷しかりけり」

①DSCN5799-tcs_1
名前の由来になった白く長い毛、実のまわりに出て来ました。

②DSCN5564-tc_1
大型の茎に淡い紅紫色の花、花冠に見える白いものは花粉。

③DSCN5885-t_1
仲の良い夫婦を指す名前の鳥、実は毎年パートナーを替えます。

④DSCN5663-t_1
翅の端が角張って突起状になった蝶、成虫のまま越冬します。

⑤DSCN5671-tcs_1
見落としてしまいそうな地味な花、アリも蜜をなめに来ます。

⑥DSCN5920-t_1
真っ赤に熟したたくさんの小さな実、葉も紅葉して来ました。

ガイドツアー1回目10:30から受付11時スタート、2回目12:30から受付13時スタートです。センター前で受付、各回先着25名。皆様のご参加をお待ちしています。お気をつけてお越しください。

ハンミョウの会  久門
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