YukettaのC型肝炎治療記

2014年シメプレビル(ソブリアード)を使った3剤併用療法を始めますが、無効の為、やむなく中止。2015年ギリアド・サイエンシズ社のハーボニー配合錠で治療し2016年6月14日に主治医から著効の言葉を頂きました。今は全ての患者さんが治って、いつか高らかに発せられる「C型肝炎ウイルス撲滅完了宣言の日」に世界中の元患者さん、その家族、そして、お医者さんをはじめとする医療従事者のみなさんと、同時刻に乾杯するのが夢です。

主治医とニコニコお別れ

昨日は、半年に一度の診察でした。
先生のPC画面の数値は、じんわり腫瘍マーカーとPLTの数字が良くなっていました。 
肝炎が治ると肥りやすくなるとのことで、その後先生と2人で画面の中性脂肪や、コレステロールの数字を追いましたが、私がそこを見つけるより早く……というか、瞬発で先生がその項目を見、
「合格です。」 
と、おっしゃいました。
 昔から私はHDLがLDLより高く、大抵Hがつくのですが、ハーボニー治療中はHDLに常についていたHがなくなり、善・悪玉値が逆転しました。しかし、今は治療前と同じようにLDLが下がりHDLにHがつくようになりました(美味しいものを食べ過ぎたかナ) 。しかし、これは総コルステロールが正常なので、気にしなくていいそうです。

それから、今年の9月に 大引っ越しをするので、先生に紹介状の作成をお願いしました。英文と日本語を一通づつです。先生は気持ち良く引き受けて下さいました。受け取りは1ヶ月後です。 
と言う事で、今回の診察で、主治医とはお別れなのです。そこで改めて、お別れのごあいさつをしました。
先生は若くて、初めてお目にかかった時は、ちょっと頼りなげな(先生ゴメンなさい≧∇≦)、雰囲気でしたが、待合で座っていると、いつも先生の「アハハハ」という笑い声が聞こえて来くる、気さくな方でした。当時私はやさぐれていて、自暴自棄になっており、肝炎の血液検査もずっとサボっていました。しかし、初めの問診で、毎日お酒を呑んでいた事を正直に伝えても叱られなかったので、かえって真面目に検査していこうと言う気になり、それからは先生に指定された日に定期的に通い、そして治療に繋がりました。だからこの優しいイケメン先生のもとで、肝炎が治せて、本当に良かったです。
先生は、
「また何かあったらいつでもいらして下さい。」
とおっしゃいました。
うううううっ、泣きそう!でも、泣かないっ!
頬骨上げて、ニコニコもう一度お礼を言って診察室をあとにしました。

私の心の記憶の「優しいお医者さんの部屋 」には、
◯子供だった私の仮病に、診察し、黄色い甘いのみくすりを出してくれた先生。
◯C型肝炎感染が分かった時「Yukettaちゃんが50歳か60歳になる頃にはいい薬ができているよ。」と言ってくれた先生。
◯腺がんの疑いと書かれた画像診断書と私を見ながら「こんなイケズなこと書かんでもなあ…」と、言ってくれた先生。
がいるのですが、あらたに「肝炎が治ったYukettaさんが見たいです」とおっしゃってここまでケアして下さった主治医が加わりました。 

おさかな先生、これまでありがとう! 



最近の私の流行り。お刺身のナッツ和えサラダ。
 
彼の国でピーナッツを使ったドレッシングを習ったのですが、これがお刺身と合わせても美味しいのです。野菜もいっしょにモリモリ食べられます。
◉レシピ
写真は、白身のお魚ですが、今旬の鰹と合わせても、美味しいんですヨ。



ピーナッツソースの基本は、
ピーナッツ+お好きな魚醤+レモン等お好きな柑橘+お好きな油を合わせて、フードプロセッサーでウィーン。
◉レシピ
彼の国では、ピーナッツの袋ごと、あたり棒でバンバン砕いて、サラダドレッシングにする方もいました。抗酸化作用のあるナッツを効果的に食べる方法だなぁと、感心し、何より美味しいので、マイブームとなりました。

プリズムレンズは順調です


お久ぶりです。
その後の目の状況です。
前にも書きましたが、ハーボニー治療前とくらべ、明らかに視力が落ち、斜位という状態になりました。これは私の主観だけではなく、健康診断の時の、コンタクトレンズ装着時の判定にもあらわれています。
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表に
「今回」となっているのが2016年。
「前回」が、ハーボニ治療中の2015年11月。
「前々回」が、ハーボニを待ちわびていた2014年秋です。
ハーボニ治療を境に判定が二段階下がりました。ハーボニのせいかどうかはわかりませんが、一応事実を記録として残しておこうと思います。

その斜位の対処であるプリズムレンズの使い具合ですが、なかなか良いです。私はこのプリズムレンズを運転時と、映画を見るときに使っています。またレンズを作る時に、3Dの見え方もチェックしたのですが、3Dの映画もうんと価値を感じる事が出来るようになりました。
またプリズムレンズを使うまでは気がつかなかったのですが、近頃はポスターや、本の装丁など、結構色んなところでデザインが3Dになっているんですね〜。そうした事もわかるようになって良かったです。
これから運転時にサングラスが欲しくなる季節になりますが、コンタクトレンズ使用時に、新たにプリズムレンズの入った眼鏡の使用、いわゆるコンタクトとプリズムレンズの同時使用も可能だと説明を受けたので、ひとつひとつ準備していこうと思います。
これも老い支度ですネ。

視力は悪くなりましたが、内臓は消化力がアップし、すごく元気になったのを感じています。二十代の頃、よくお腹を壊して内科にかかりました。その折「膵臓の働きが弱いから、卵と油ものを控えるように」というアドバイスをお医者さんから受けました。しかし、肝炎が治ってからは、卵を食べてもお腹をこわさなくなりましたし、ああ、美味しいなあと、しみじみ思います。滋養のあるものを美味しく食べられるって、幸せですね〜。
油ものは、流石にギトギトの油そばとかは無理です^^;。しかし、一人前のトンカツくらいなら、
「美味しいなあ…」
と心から味わいながら頂けて、さらに、食後も胃がもたれるという事が無くなりました。


私の最近流行。厚焼き卵サンド。
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私の母の作る卵サンドは、厚焼き卵だったのです。
子供の頃は、友人たちのお弁当の、茹で卵をマヨネーズで和えた卵サンドが、都会的にみえて、母の作る卵サンドがいかにも野暮ったく思えて恥ずかしかったのでした。しかし最近、厚焼き卵サンドが売られているのをよく見るので、私の郷愁に火がつきました。

作ってみたら、厚焼き卵だと、卵焼きをアツアツのうちにパンにはさむので、パンにぬっていたバターが熱で溶け出して、半熟卵とパンが仲良しになって、とろりん……美味しいものですね〜〜。
子供の頃は価値がわからなかったナ。ああ、謝りたい時に、親はいないものですね。

パンにぬるのは、バターだけでなく、マスタード、粒マスタード、和辛子、ケチャップ、マヨネーズ、トリュフソース…
なんでも美味しいです。
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そういえば、母の卵焼きは甘かったです。子供用にお砂糖を入れてくれていたのですね。




厚焼き卵サンドの作り方の動画を貼っておきまーす。
フライパンでの作り方の動画
 


土井善晴さんの、懐かしの卵サンド

 

大腸内視鏡検査奮闘記(4) 検査

検査室に入るまで
午後12時30分ごろ。
この日の前処置が一番早く終わった私から検査を受ける事になり、更衣室に行きました。ポリープがあったり、複雑な事になっていなければ、お昼過ぎには帰れそうです。
「鎮痛剤も切れて仕舞えば、夜はビールが飲めるかな、そうでありますように…。」
と願いながら検査着に着替え、別の処置室で、痛み止めのための注射針を右手に入れてもらいました。検査の便宜上右手でなくてはいけないそうです。私は右手の血管が出にくく、看護師さんが難儀をする事があるのですが、この日は一発OK。こうした1つ1つの事が安心、リラックスに繋がります。
その後、検査室の前で同じ検査を受ける女性と、おしゃべりしながら待っていると、私の名前が呼ばれました。

検査室で
まず看護師さんと名前と、生年月日の確認。その後同じ看護師さんに、腸に空気が入ること、鎮痛剤は完全に意識がなくなるものではなくちょっとウトウトとした状態になるが、眠らないで、検査に協力をするように言われました。
協力とは
⑴自身で身体を仰向けにしたり、横向きになったり、指示された姿勢になる事。
⑵リラックスすること。
⑶鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくり息を吐くこと。
と理解しました。

鎮痛剤が入り、検査室のベッドに横になると、この日検査をしてくださる先生がやってきて、マスク越しに私に挨拶をし、これから検査が始まる旨を伝えられました。私も挨拶し(寝ながら)
「よろしくお願いします。」
と言いました。先生の口調が明るく優しくてホッとしました。
看護師さんは、先生を補助する方と、私に声かけをし私のお腹をさする方と二人。
その声かけをする看護師さんが言われる事に従い、ゆっくり息を吐き目を閉じたところで検査は始まりました。私はお腹をさする、この看護師さんの動きに合わせて、ゆっくり息を吐いて、吸って…を繰り返しました。

以前筋腫があった時、いくつもあるうちのそれらの1つが腸の壁にくっつく形であり、毎月毎月マックスの量の座薬も効かない辛い痛みと付き合った経験がありました。だから、腸の痛みは侮れないと、検査用の鎮痛剤を使用しても、ある程度の検査の苦痛はあるだろうと、覚悟していました。
しかし、先生の技術のおかげか、鎮痛剤のおかげか、看護師さんのお腹のマッサージのおかげか、はたまたアドバイスされた呼吸のおかげか、検査はそれほど辛くはありませんでした。
数分後、検査が始まった時から
「大丈夫ですか?」
と、声かけしてくださる看護師さんが、
「余裕があったら画面を見てもいいですよ。」
と仰ったので、私はそっと目を開けて画面を見ました。
おお、映っているのは、よく医療関係番組で見る、まさしく腸です。
しかし、そこは物ではなく、息づいいていて
「ああ私は生きているんだなあ…。」
思ったらチョット感激してしまいました。 
看護師さんが
「盲腸に来ましたよ」
と教えてくれました。どうやら、折り返し地点は過ぎたようです。
こうして、画面を眺めながら、身体を移動しながら過ごしているうちに検査は終わり、私は車椅子に乗ってカーテンでそれぞれが仕切られたベッド近くまで連れていかれました。
眠ってしまうほどではないので、そのまま座っていたら、検査をしてくださった先生がやってきてマスクを外し、二枚の紙を下さいました。先生が仰るには、腸には異常はなく治療をするものは何もないそうです。その紙には先生の所見と私の画像がプリントアウトされていました。
私は
「ああ、良かった〜!」
と言い、先生にお礼を言いました。
その後15分ほど座り、問題がなかったので帰宅を許されました。
その折に看護師さんに、
⑴今日は何を食べてもよい事、
⑵そしてお腹に空気が入っていてそれが痛みになるが、出来るだけ動いた方が早く排出される
というアドバイスをいただきました。

会計をすませて時間を見ると、午後1時36分。
費用は4890円。
検査は、全てがきちんとシステム化されていて、携わる人々の「プロ感」が素晴らしかったです。人件費、機械、今受けてきた専門医師や看護師の技術のことを思い浮かべると、日本ってすごい国だなあと改めて思いました。
因みに検査着にに着替えてから、検査を受け、再び更衣室に入るまで、私は一度も医療関係者以外の男性に会いませんでした。腸の働きってメンタルな部分が作用するから、こうした事も本当にありがたいシステムだと思いました。

帰宅
帰宅途中、徒歩にした事を後悔しました。
看護師さんに「動いた方がよい」とアドバイスを受けたので歩く事にしたのですが、腸の中で検査の時に入れた空気が動く時に鈍い痛みを感じるのです。私はまるで腰の曲がったおばあさんのようになって、そろりそろりと歩きました。徒歩15分の道のりが1時間にも感じます。いやはや、痛みは体力を奪います。買い物でもしようと考えていましたが、家に直行。帰宅後すぐに横になりました。しかしやっぱり看護師さんのアドバイスはアタリでした。30分ほどドスンと眠り、目が覚めたらとても元気になっていたのです。そして空腹感を感じました。そこで、前日にご褒美として買って冷蔵庫に入れておいたロールケーキを食べました。ケーキはうんと美味しかったです。その後元気に外出しました。


お仲間さんのお友達が、腸が綺麗になっているからシュガーレスのヨーグルトを食べるとよいとアドバイスしてくれたので、買い物に行った時にヨーグルトを買い、この日の夜はヨーグルトのサラダにしました。
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ヨーグルトを塩とガーリックとオリーブオイルでドレッシングにするとさっぱりサラダになるんですヨ。ああ、やっぱり野菜は美味しいですね〜。お陰で、今日まで胃腸は快調です。楽しみにしていたビールですが、この日は思ったほど進まず、身体の訴えを素直に聞く事にしました。


検査は4年ほどしなくて良いそうですが、もうやりたくないナ。しかし、4年後は更に快適に検査が受けられるようになっているとも確信しています。それから検査一週間前から検査日まで、食べ物のことばかり考えていた異常精神状態は(体重も増えた)、検査翌日からなくなり、食欲のリバウンドもなく普通に過ごしています(体重も元に戻った)。


外出時、元気になる映画を観ました。広瀬すずちゃん主演の「チア・ダン」


「どれだけ努力してもだめな事はある。それでも努力をし続けるしかない。」
を、とびきりの美少女の言葉にするところが良い。
「そうだそうだ、アホでも、オバハンでも、不細工でもやっぱり努力しなくちゃ、明日から頑張ろ〜!」と思える爽やか映画でした。

 大腸内視鏡検査奮闘記 了

大腸内視鏡検査奮闘記(3) 検査当日〜検査まで

検査当日は、朝8時30分に受付をしてから、遅くなると夕方までかかると説明を受けていたので、たのし〜く病院で過ごせるように、前日にiPhoneやiPadに映画や音楽、ゲームをダウンロードして、持ち運びの便利なカバンにそれらと、お気に入りのイヤホンを入れるなどの準備しました。


病院まで
お腹の中のお祭りは続いていましたが、朝に服用する、病院から処方された胃と腸の働きを 調整する薬(名前を忘れました)を飲んだら少しおさまったような気持ちになりました。
そして自宅を出て徒歩15分で病院へ。
午前8時30分、病院の受付で予め書いておいた鎮痛剤の同意書等を提出し、更衣室のロッカーに荷物やコートをしまいました。検査まで、水やお茶、スポーツ飲料なら飲んでもよいと言われましたが、こうした時はシンプルに過ごしてた方がよいと考え、何も口にせず午前9時から始まる検査に備えました。

この日に検査をする人は男女が別々に、しかも男女は少し離れた待合室に待機します。
「こうした配慮ってありがたいなナ。」
と思ったら少し嬉しくなりました。女性用の部屋は私を含めて6名。皆さん神妙な面持ちで静かに午前9時を待っていました。

前処置
時間になると、看護師さんが人数分の下剤と、プラスチックのコップを持ってやってきました。
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下剤の量は2リットル。
なんでもこの検査は、食べた物を上から下に流す必要があるのだとか。10年くらい前に話題になった「腸内洗浄」ではなぜダメなのだろうと、疑問だったのですが、兎に角、口から肛門までの道のりを空っぽにしなくてはいけないという説明でした。
そして、この下剤をコップに入れ、2、3度に分けてゆっくりと飲むように指導されました。その後は午前10時30分まで、1時間30分かけて、それぞれのペースで全て飲むように言われました。しかし、全てを飲み切らなくても、3度目の排便があった時に、看護師によるチェックを受けるようにとも言われました。最後に、この前処置中はじっとしていないで、少し歩くなど身体を動かしていた方が、排便が促されやすいと、アドバイスを受けました。

さあ、前処置の始まりです。
言われた通り、コップ一杯の下剤を3度に分けてゆっくり飲みました。この下剤がゲキ不味と聞いていたのですが、味はスポーツ飲料のようで思っていたよりも飲みやすく、一気飲みもできるレベルです。しかし、「2、3度に分けて飲む」事はきっと理由があるのでしょうから、落ち着いて飲みました。

その後、
「歩いて病院内のポケモンでも捕まえに行こ〜〜」
とばかり、早速カバン中のお楽しみグッズと共に待合室を出て同じ階を歩いていると、数分で反応が…。「夕食を抜いたせいかかしら…。」
排便は決して気分のよいものではなかったけど、反応が早い事は嬉しかったです。

それからお楽しみグッズで遊ぶ暇もなく、度々お手洗いへ行く事になります。なんと下剤1リットルのメモリにたどり着くまえに、3度目の排便、即ち、看護師さんによる初めのチェックとなりました。看護師さんに
「ほぼ大丈夫だけど、1.5リットルまでは下剤を飲んでもらえますか。」
と言われ、5度目の排便で再びチェックをしていただく事になりました。しかし、1.5リットルにたどり着く前に、5度目がやってきました。チェックしてくださった看護師さんは
「下剤はもう飲まなくてもいいです。私が責任を持ちます。」
と言われました。下剤を飲み始めてから約一時間。身体が元気なのに、科学な味の飲み物をこれ以上飲まなくて済んだ事が本当に嬉しかったです。そして、それからはお水を飲んでもよい事も嬉しかったです。

この間、待合室では同じ検査を受ける女性たちとおしゃべりもしました。肝炎治療の時もそうでしたが、今まさに同じ状況にある人たちと励まし合うのが一番心の安定剤です。結局お楽しみグッズはほとんど使わず、彼女たちと情報…いや、状況説明交換をしながら、時に笑いも交えて検査までを過ごしました。

備忘メモ
●前処置は検査着ではないので、運動着など脱ぎ着のしやすいズボンが便利だと思った(ベルトはNG)。
●粗相が怖い人は、男性でも、生理用ナプキンを利用するのもアリだなと思った。
つづく…
 

大腸内視鏡検査奮闘記(2) 検査前のお食事

検査日までに聞いて嬉しかった励ましや、アドバイス、情報は、
❶経験者からの「大変だけど頑張って。」と言う言葉。
❷お医者さんが話した検査を受ける人のうち、癌と判定されるのは3パーセントという数字。(「癌だったらヤダな」、と言う感情の波が来るたび、「3パーセントだから」は、掴みたい藁となりました。)
❸「断食のようなものだから、お肌が綺麗になるそうですよと言うトリビア情報。
でした。とりわけ❸は、以前手術し、絶食した折、数日後はお肌がツルツルになったので、きっとそうなると信じられ、励みになりました。


さて、指導された2日前からのお食事です。看護師さんに、病院のコンビニに検査前用の食事が売っていると、教えて頂いていましたが、それは買いませんでした。自分でものを考えられるのに、いかにも管理されていると言う感じがきゅうくつに感じたし、病気と決まった訳ではないし、すごく元気だし…。とにかく、クサらないためにもちゃんと自分で火を使って作ったものを食べたかったのです。

な〜んて、カッコイイ事を書きましたが、なんと制限食が始まる2日前が近づくにつれ、無性にインスタントラーメンが食べたくなり、その渇望は、日に日に増しました。麺類は食べても良いけど、ラーメンは油分が多いから、控えてくださいと、指導されていたにもかかわらず!

欲望を持て余す私はいったい何を食べたのでしょう。以下二日間のお食事記録です。

前々日 
○朝
非常食としてストックしていたラーメンを、なんと二袋食べてしまいました。

果物の入っていないロールケーキ。

海鮮丼。
明らかにカロリーオーバーですが、それを自分に許しました。
故郷のたまり醤油をふんだんに使い、赤身マグロの漬けをつくりました。魚は食べても良い食材ですが、薬味や海苔は固形物にあたるので使いません。普段なら煮切り酒などを入れ塩分を控えめにする漬けのタレも、濃い直球ど真ん中ダレにし、それをなみなみと丼にかけ、ご飯もうんとたくさん食べ、お醤油味を堪能しました。
この丼を食べながら
「味が濁る。」
と言って健康の為の料理の小ワザを嫌い母を困らせたワガママ父(短命)を思い出し、
「ナルホドね〜、身体に悪いレシピって美味しいね、お父さん。」
などと独り言ちました。

前日
○朝
あんかけ卵ご飯にしました。
指導された時に頂いた前日朝の献立例に、「目玉焼き」があったので、少しなら油は使えると自己判断。あんは白だしをベースにし、塩麹を少しいれ、それをお通じのおまじないにしてみました。
ご飯は少し柔らかめにし、そして脳内の芯が満足するまで、ふんだんに食べました。

瓢亭風の出汁あんのお粥にしました。
瓢亭は鮪節出汁に葛であんにするそうですが、鰹出汁の麺つゆに水溶き片栗粉であんにするのが我が家風。
お漬物や、昆布などは固形物なので食べられません。しかし、病気でもないのに、塩だけの白いお粥はあまりに味気なかったのです。
また唾液を出して、消化を助ける梅干しは、水に入れミキサーにかけ目の細かい濾し器で漉してあんに入れました。これも良いお通じへのおまじないです。

思い切って夕食を抜きました。
夕食を抜いてみようと考えた理由は二つ。
理由その1/ 夜に飲む下剤が、胃ではなく腸で作用すると理解したので、食事を抜いてこの薬を飲んでも大丈夫と判断した。
理由その2/ 検査は受付を済ませた順ではなく、腸が綺麗になったと看護師さんに判断された順なので、嫌な事を出来るだけ早く済ませる為に工夫してみようと考えた。

こうして、昼食後は空腹を感じるたび、ひたすらミネラルウォーター、しかし大好きな炭酸のミネラルウォーターを飲みました。空腹は感じましたが、前の日ほどの精神的な飢餓感は感じませんでした。二日間、ふだん控えている炭水化物を心置き無く食べましたしネ。

午後8時、下剤のピコスルファートナトリウムを服用する時間です。
容量は1本。以前介護をしていた時、この下剤の1〜2滴のパワーを充分思い知らされていたので、
「本当に丸々1本?全部なの?」
と、なんども処方箋を見ました。しかし何度読んでもやっぱり1本と書いてあります。観念し、コップの水の中に丸々1本の液体を入れ、心して、覚悟して飲みました。
果たして、下剤はとてもよく効き、私のお腹は、どんどこピーヒャラピーヒャラ…賑やかなお祭り状態になりました。そして、夜中じゅう幾たびもお手洗いに行っては、ベッドに戻ったりする事になります。そして長い夜の間、
「癌じゃありませんように。」
「ポリープを切らなくてすみますように。」
「うんと早く終わって、夜はビールが飲めますように。」
とゴロゴロお腹をさすりながら願い、ベッドの上てゴロゴロしていました。

さて、夕食を抜いた事は、吉と出るのでしょうか…
「吉と出るといいナ、ああ吉でありますように…。」
それも眠気とお腹の騒ぎのアンバランスさの中で願った事でした。

続く…



大腸内視鏡検査奮闘記⑴ 〜検査3日前まで

今週、大腸内視鏡検査を受けてきました。備忘のために、記録を残しておこうと思います。


昨年末、近所の病院で受けた人間ドックで便潜血が明らかになり、再検査を勧められました。そこで今月14日に同病院外科の予約を取り、出かけました。

初診察
問診票を提出すると15分くらいで診察の呼び出しをされ、診察室に入ると、30代より前と思われる医師による診察が始まりました。そこで大腸内視鏡検査の説明を受けました。もし大腸がんなら、この先生にお世話になるかもしれないので、私も真面目に聞きました。先生は私のケースの場合、がんが見つかる確率は3パーセントくらいと言われました。その後、先生は検査可能日を示し、私は一番早い翌週に検査をすることに決め、検査を予約し、診察は終わりました。

診察後
看護師さんによる検査と検査準備の丁寧な説明を受けました。
⑴検査前日までの食事指導、当日通院するまでの注意
⑵鎮痛剤使用同意や、当日ポリープ切除の同意書の書き方
⑶検査のながれ
⑷検査後の注意


*⑴は、腸の中を見るために腸を綺麗にしなくてはいけません。従って、野菜と脂っぽいものを避けるように指導されました。検査2、3日前より避ける食品は、野菜、海藻、きのこ、豆類、果物(好きなものばかり!)。食べても良いものはお米、プレーンなパン、素うどん、卵。おやつはアイス、プリン、ヨーグルト。飲み物は水、お茶のほか、粒の入っていないジュースです。
⑷は、鎮痛剤を使うので車の運転をしないこと、またポリープを切除した場合は1週間、運動や旅行を、避けるように言われました。

看護師さんによる説明のあと、会計を済ませ、薬局で、前日飲む薬と当日飲む薬の説明を受けて、それらを受け取りました。この日は、予約時間から薬の受け取りまでが約1時間。結構大きな病院なのですが、段取りがよくスムーズで、かつ、一つ一つの説明が丁寧でとても嬉しかったです。

しかし、気分は下降気味。
「がんだったらイヤだな。」や
「ポリープをとったら1週間運動できないなんて心が腐りそう…」
という思いは、もちろん心を重たくする原因にはなりました。しかし、その上、山菜の恵み満載のこの季節に2日間も野菜が食べられず、それを肴にイッパイ出来ない事も、ヒジョーに残念だったのです。

心はウソつきで、看護師さんに説明を受けているときは
私:「それならば普段控えている炭水化物をモリモリ食べられる絶好の機会なんですね〜〜!」
看護師さん:「そうですよ〜〜!」
なんて、盛り上がっていたものの、やはり病院を後にし、野菜売り場に行くと、かえって筍やこごみ、蕗の薹、うるい、タラの芽、春キャベツ、新玉ねぎ、グリンピースに目がいき、がっかりするとともに、つい多めに買い買い込み散財してしまったり、検査前は良い休肝日にしようと思った先から、ネットで「大腸検査 、飲酒 、いつまで」なんて言葉を検索するなど、自分の心の指針が、つい数分に言ったこと、思ったことと逆に触れ、また元に戻ったりしました。

制限されるとかえって欲しくなっちゃう…人間の業って不思議です(もしかして私だけ?)。

こうして制限食になる日まで約10日間は、そんな贅沢な自分の食煩悩に呆れつつ、しかしそんな浅はかさが自分なのだと認め、それなら2日間は思い切って、楽しいお食事になるように工夫してみようと思い立ったのでした。
「蛍烏賊とうるいのマヨ味噌練りゴマ和え」
検査3日前までは、往生際悪く、こんなものばかり作っていました(^^)。

PCを閉じ、講演会へ出かけよう9

お久しぶりです。
先日 東京肝臓友の会主催の、泉並木先生の講演会を聞いてきました。、新しいB型の治療法から、C型肝炎の治療、著効後の注意、肝がん治療の最前線…と、1時間の中に情報がぎゅうぎゅう詰まった講演会でした。内容はまた会報に掲載されるそうです。

思い起こせば2014年6月、シメプレビル3剤が効かなくて中止を決定した折、私は主治医から初めて「耐性」という言葉を聞いたのですが、その時はがっかりする気持ちが強くて、何を言われているのか全く理解できませんでした。

当時私は良人の駐在地に帯同したかったので、少しでも早く再治療を始めたい気持ちでいっぱいで、同年に始まると言われていた治療に直ぐにでも飛びつきたかったのです。しかし、主治医の説明を聞き、同じ病いの方のブログを読み、同6月には次の治療を見送る事を決めていました。http://blog.livedoor.jp/ynsn6/archives/9035635.html   
そして、翌7月。初めて肝炎デーフォーラムに足を運びました。その時にお話されたのが泉並木先生です。先生は2つの飲み薬の治療違いについて、インターナショナルな視点と、とても明らかな数字で説明されました。そこで、なぜ私は最初の飲み薬を見送らなくては行けないのかがとてもよくわかりました。そのお話のおかげで、治療を筋を通すと共に、大局で捉えてみようという気持ちになり、あの日の晴れた空のように一点の曇りもなく自分の決断に自信が持て、そして帯同を諦めることができたのでした。

その後、いくつか医療講演会へ出かけましたが、まるで左右の政党のように1つの事柄に対し解釈が違い、同じ肝臓の専門の先生でもこうしたものなのかと驚いたものでした。しかし、初めに泉先生のとても広い視点から捉えた説明を聞いていたせいで、実績とか、評判であるとか、そのようなものではない、「今、自分にとって一番適切な治療は何であるか自分で調べ、塾考して、自ら決定する」という、捉え方ができました。
そうして得た健康ですから、今回は肝炎が治って再び先生のお話が聞けて、感慨深かったです。お話の中に「ウイルスが飲み薬で消えた人ほど著効後の検査が必要」というものがありました。私は肝炎が飲み薬で治ったので、これからも定期的に検査を受けていこうと、これまで以上に強く思いました。
この日は休憩の時間、先生にその時のお礼をいう事が出来ました。治って、お医者さんにお礼が言えるのって本当に嬉しくて幸せ。そしてありがたい。こうした会をいつも企画し実行してくださる縁の下の皆さんが此れ迄されてきた事に心から感謝しています。
 
C型肝炎治療が最終段階に入りつつあるのを実感します。しかしこの最終段階を解決するための複雑な迷路を全員が抜け出す出口が1日も早く見つかりますようにと、祈って祈っています。



彼の地のお惣菜。ピーナッツドレッシングのサラダです。
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ピーナッツを砕いて魚醤とライムと好きな油を混ぜてドレッシングにするんですヨ。
ビタミンEたっぷりのとっても美味しいサラダです。
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C型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽造品について(第4報)


厚生労働省のページです。 
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000150193.html

患者さんの状況はこのようにに書かれています。

この結果、偽造品を服用したとの回答はなく、また、現在「ハーボニー配合錠」を服用中の患者を除き、患者からC型肝炎ウィルスは検出されていないことが確認されました。このことから、(株)関西メディコから偽造品を受け取った患者は、本件発見の端緒となった患者のみであったと考えられます。

※)この患者は服用する前に異状に気付いたため、偽造薬を服用していません。
 

毎日続けて飲み、耐性を作らずに一気に治さなくてはいけない治療なのに、図らずも偽造品を、特に2ヶ月目や3ヶ月目で受け取ってしまった人はどうなるのか本当に心配しましたがこのように書かれていました。もちろん、簡単に「よかった」と、口にはできませんが…。

 

 


C型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽造品について(第3報)

厚生労働省のページです
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000149762.pdf


この最初に書かれている

"これまでに発見されている「ハーボニー配合錠」の偽造品については、いずれも外箱(紙 箱)に収められておらず、本来流通することがないボトル容器単体の状態で流通している ことが確認されている "

ですが、倫理とか良心などを問う気持ちを取り去って読んで見ても
「新品のもの」を、「外箱なし」に卸され、お店(薬局)の人が「誰も」それに疑問を持たず、お客さん(患者)に売ってしまったことに驚いてしまいます。

驚きポイントとは他にも多々ありますが、
唯一の良いことは、
「事が明るみになって、闇に葬られていない事」
と、思います。
そこに希望を持ちたいです。




 

C型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽造品について(第2報)

厚生労働省のページです
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000149369.html

http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11126000-Iyakushokuhinkyoku-Kanshishidoumayakutaisakuka/0000149368.pdf


一方こちらは、サン薬局の説明のページです。
http://kansaimedico.com/news/3283/

感情的になリすぎずに、
しかし、確実に、起きた原因、対処、再発防止のための対策、その行方を、最後まで見守っていきたいです。

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