環境省の若手職員の立ち上げた省内改革を目指す3Rプロジェクトが読売新聞で紹介された。
記事でも紹介されているウエブやブログによれば、「国民の真のニーズに応える環境行政の実現を目指すためのプロジェクト」である。
霞ヶ関には、業務の効率化、省庁間対立の打破など、システム(制度)として変えていかなければならないことが多く、職員個人でできることから組織的な改革まで、彼らが力をあわせてひとつずつ実現していく必要がある。と同時に、その先に目指すもの(価値)についても、真剣な議論が必要だ。たとえば、環境税の議論、水俣病や大気汚染訴訟への対応などを考えると、制度の問題(だけ)ではなく、どのような価値観が優先されるべきか、という突き詰めた課題にぶち当たる。これは、環境と言うテーマを選んだ人にとっては、付き合っていかなければならない永遠の課題だが、社会のなかで環境という価値が重視されるためには何が必要か、目の前の具体的な政策についてはどうあるべきか、といった点について、彼らは「国民の真のニーズに応える環境行政」をどう実現していくのか、自重することなく意見を表明していく責任があるだろう。