アメリカで人気のテレビショーに出演中のスター犬、ボルト。ある日、ハリウッドのスタジオからニューヨークに運ばれる途中、迷子になってしまった彼は、アメリカ横断の旅を余儀なくされる。しかしテレビショーの中で発揮する、数々のスーパーパワーを自分のものだと信じて疑わないボルトは…。(シネマトゥデイ)
ピクサー最高責任者、ジョン・ラセターが親会社のディズニースタッフと共同制作した3DCGアニメ。
主人公ボルトの声を演じるのはジョン・トラヴォルタ。
DVD観賞なので2Dです。
何といってもやはりアニメ技術はハイレベルです。
町の風景、背景は細かいところまで作りこまれています。
特にアニメ技術の凄さを痛感したのは冒頭10分弱のアクションシーンでした。
スピード感がある流れの中で瞬時にスロー映像を挟み込んだり、多アングルで画面を切り替えたり、一気にズームにしたり、逆に遠い場所から第三者目線的に主人公たちを映したり、
緩急を上手く使っていました。
この映画におけるカメラワークの使い方も音楽の使い方も抜群です。
ただ、肝心のストーリー部分についてですが…個人的には期待外れでした。登場するキャラクターも、人間と動物両方上手く描かれてはいるんですけど…。
ライノ(ハムスター)とミトンズ(猫)が物語を盛り上げているし、アイデアも良く、ボルトが「本来の犬としての姿」を徐々に取り戻していく過程の描き方は見事なんですが…全体に物語が単調に感じました。
物語上で最大の見せ場でもある「ボルトが自分にはスーパーパワーなど持っていない普通の犬だと知る」シーンの描写が、少し物足りない。それをきっちり描いていれば、その分ラストにも効いてきたはずなのに、と思いました。でも後半の悲劇(勘違い)シーンは凄く良かったです。
また「行動を共にするミトンズとライノの決定的な目的や存在意義が単純すぎて薄い」のが観ていてそこまで引き込まれないし、「ペニー側の視点が少なく、ボルト側のシーンばっかり」というのも単調に感じてしまった原因だと思います。とにかく絵は綺麗だったんですけどね…。
確かにボルト役のジョン・トラボルタの声は良いし、笑える部分もあって、アニメ技術も凄いし(是非3Dで観たかった)音楽も良くて、もちろん決して悪い作品ではなかったんですけど、…観る前からあまりにも期待してしまったので…
観終わってちょっと拍子抜けしてしまいました。
面白い映画なのは間違いないんですけど、他のピクサー映画に比べてしまうと、やや劣っているかな…。
ピクサー最高責任者、ジョン・ラセターが親会社のディズニースタッフと共同制作した3DCGアニメ。
主人公ボルトの声を演じるのはジョン・トラヴォルタ。
DVD観賞なので2Dです。
何といってもやはりアニメ技術はハイレベルです。
町の風景、背景は細かいところまで作りこまれています。
特にアニメ技術の凄さを痛感したのは冒頭10分弱のアクションシーンでした。
スピード感がある流れの中で瞬時にスロー映像を挟み込んだり、多アングルで画面を切り替えたり、一気にズームにしたり、逆に遠い場所から第三者目線的に主人公たちを映したり、
緩急を上手く使っていました。
この映画におけるカメラワークの使い方も音楽の使い方も抜群です。
ただ、肝心のストーリー部分についてですが…個人的には期待外れでした。登場するキャラクターも、人間と動物両方上手く描かれてはいるんですけど…。
ライノ(ハムスター)とミトンズ(猫)が物語を盛り上げているし、アイデアも良く、ボルトが「本来の犬としての姿」を徐々に取り戻していく過程の描き方は見事なんですが…全体に物語が単調に感じました。
物語上で最大の見せ場でもある「ボルトが自分にはスーパーパワーなど持っていない普通の犬だと知る」シーンの描写が、少し物足りない。それをきっちり描いていれば、その分ラストにも効いてきたはずなのに、と思いました。でも後半の悲劇(勘違い)シーンは凄く良かったです。
また「行動を共にするミトンズとライノの決定的な目的や存在意義が単純すぎて薄い」のが観ていてそこまで引き込まれないし、「ペニー側の視点が少なく、ボルト側のシーンばっかり」というのも単調に感じてしまった原因だと思います。とにかく絵は綺麗だったんですけどね…。
確かにボルト役のジョン・トラボルタの声は良いし、笑える部分もあって、アニメ技術も凄いし(是非3Dで観たかった)音楽も良くて、もちろん決して悪い作品ではなかったんですけど、…観る前からあまりにも期待してしまったので…
観終わってちょっと拍子抜けしてしまいました。
面白い映画なのは間違いないんですけど、他のピクサー映画に比べてしまうと、やや劣っているかな…。