九州出張

九州出張で、会議が予定より早く終わりかえりの飛行機まで時間の余裕があるので少し見学することに。

大宰府天満宮




学問の神として名高い菅原道真公をまつるこの神社。さすがに受験関係のグッズも多く売られていた。センター試験に対応したお守り付き鉛筆なんてのもおいてある。なお絵馬は国際都市福岡のそばということで外国語でお願いが書かれているものが結構あった。神様は理解できるのであろうか。

昭和記念館



ガイドブックに無かった不思議な建物。戦争中に日本軍が撃沈した中国の軍艦を引き上げて解体したものを建築素材とした建物。中は映画のポスターとか玩具とかがあるが、何と言ってもすごいのがレコードジャケット。よくぞここまでと思われるものすごい数のレコードジャケットを飾りまくっている。小林幸子のデビュー曲「うそつき鴎」とか現在のプリンセステンコーが朝風マリの名で出した「マジックラブ」 そのほか具志堅用高の歌った歌とかよくぞ見つけてきたというものもかなりあった。

九州国立博物館



まだ出来て3年あまりという博物館。アジアのつながりを強く意識して創られた博物館なので日本のものばかりではなく、アジアの周辺地域も多く集めている。

巨大スクリーンでのハイビジョン画面は迫力いっぱいである。また展示品では仏像の顔が国によって微妙に違っていたのは興味深かった。ここは歴史以前の考古学的な展示品が多いというのが特徴かな。

光明禅寺



ここは菅原道真公が北宋に起こった禅の思想に興味をもっていたという伝説から、鎌倉時代に作られた禅寺。石庭は見事である。人がほとんどいず、すごく静かだった。
宝物館は有料。その他は無料。

福岡文学館



もともとは日本生命のためのものらしいが、役目を終えても建物の文化的価値から文学資料の置き場として使われたが、福岡市に博物館ができてものはほとんどそちらに移動。

このため現在はほとんど展示品無し。期待した松本清張と五木寛之は福岡市出身でないので対象ではなかった。ゆかりの作家として夢野久作や夏樹静子等がいる。


この後すし屋で夕食とって空港へ。しかし福岡市営地下鉄は高かったな。