山田宗樹の「存在しない時間の中で」です。帯には「宇宙論ミステリー」とありまして、僕的には初めて聞く言葉なのですが、とにかく読後感たっぷりで面白かったです。僕は宇宙の仕組みとか壮大の事を考えると胸が押し潰されそうになるので考えない様にしているのですが、山田宗樹の描く「宇宙観」は興味深く読む事が出来ました。それでは帯にいってみましょう。
「この世界は何ものかが創ったものだ」
と証明されてしまったら、あなたはどうしますか?
世界各国から百名以上の研究者や大学院生が集まり、宇宙の始まりや仕組みなどの疑問に答えるべく日夜研究に取り組んでいる天文数物研究機関。ある日、若手研究者たちが主宰するセミナーに謎の青年が現れ、ホワイトボード23枚に及ぶ数式を書き残して姿を消した。見たこともないその数式には、人類の宇宙観を一変させかねない秘密が隠されていた。つまりその数式は、この宇宙、そして世界の設計図を描いた<何ものか>が存在する可能性を示唆していたのだ。悪戯のように思えるこの不可思議な出来事は、日本だけなく世界中23もの研究機関で発生していた。にわかに<神の存在>に沸き立つ世界。ほどなく人類は、<神の存在>にアクセスしようと試みる。そして、その日から現実は大きく変わることになる――。
コテコテの文系の僕でも、全体像くらいは分かる様に説明されてまして誰が読んでも楽しめると思います。謎の青年が書いた数式に「クラウス博士」が仮説を立てるんですね。
謎の青年によって書かれた数式によると、
宇宙の本質は二次元平面にあり、いま我々が存在する三次元空間は、そこから立ち現れたホログラムだということになる。すなわち、その二次元平面に格納されている情報こそが宇宙の設計図に相当すると考えることも可能になるのだ。
クラウス博士の仮説では、宇宙を設計した<何者か>が存在するだけでなく、人類との交信を望んでおり、人類からの合図を待っていると言うんです。
その仮説を証明する為に、クラウス博士は、全世界の人々に協力を求めるんです。協定世界時7月1日の16時に全世界の人々が同時に、空を向いて両手を左右いっぱいに広げ、その姿勢を30秒間保つというものなんですね。全世界の人々が見守る中、その時が訪れると、
空が真っ白になった。
月が消えた。
雲が消えた。
星が消えた。
闇が消えた。
夜空が消えた。
宇宙が消えた。
海の上に広がるのは、もはや空ではない。
完全なる空白。
数秒間の出来事ですが、上記の様な現象が起こるんですね。これにより、宇宙の設計者の存在が証明された訳です。この現象が起きてから、1年後の同じ時刻に、今度は設計者からのメッセージが送れてくるんです。これが衝撃のメッセージで、人類はどうなってしまうんだという展開になっていきまして・・・・。
興味を持った方は是非とも読んでみてください。(*´∇`*)
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