2009年07月08日

アホ就職情報会社のバカ営業マン

LL
アーティスト:Dachambo
販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2008-10-02
おすすめ度:3.0
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手ごたえあり。そんな1日だった。

某社さんの研修は大成功。満足度の高い研修だった。詳しいことは書けないが、私はこのお客様はこの研修を心の底から「やるべきだ」と信じていた。もちろん、研修ですべてが解決されるわけではないが、お客様の会社の人材が成長し、変わるキッカケになったと思っている。研修の内容が定着するよう、そしてさらなる進化をするよう、これからもお手伝いしていきたい。

今朝のブログのエントリーはおかげさまで、大好評だった。240さん、コメントに感謝。また、今、一緒に本をつくっている某社のカリスマ編集長に読んで頂き、熱いメールを頂き感激。嬉しくて、何度も読み返してしまった。C編集長、感謝です。

さらに、中経出版さんから出る『就活語録(仮題)』もいい感じに仕上がりそうで、嬉しい限り。いやー、早く読んで頂きたい。本当、いい本が出来ているって感じがする。

うん、盛り上がっている。

あえてレベル感をバラバラに書くが、就活、採活、大学、人事担当者、学生、出版社、フリーター、ミュージシャン、プロレスなどに関する問題関心が最高に高くなっている。これらについて、問題提起し、発言することが自分のミッションのように思えてきた。

今朝のエントリーが好評だったので、就活、採活に関して思うことを言わせて頂こう。

最近、就活に関しては、アホ就職情報会社のバカ営業マンが日本の就活、もっと言うと「働くこと」を歪めているのではないかという問題意識が非常に強くなってきた。

ここ十年くらいで、就職情報会社の営業マンのスキルは非常に低下したのではないかと思っている。いや、思っているのじゃない。あえて言いきろう。「下がった」と。

課題解決ができず、商品説明しかできない営業担当者が増えた。その課題解決を制作マン、企画マンに押し付ける営業マンが増えた。若いダメ営業マンを、同じく若くて「ちょっとできる」営業マネジャーがフォローして何とかする(厳密にはした気になっている)例が増えたような気がする。いや、気がするじゃない。事実、そうなっている。

例えば、このエントリーを読んで欲しい。某人材ビジネス会社の社長ブログの、ある日のエントリーだ。○○ナビとあるが、おそらく八重洲か竹橋だろう。あ、隠してもみんながそう思うので書くが、リクルートか毎コミだろう。あ、書いちゃった。ひどい提案だな…。あり得ない。でも、これが就活を牛耳るリクルートや毎コミの現状である。

某人材ビジネス会社の社長さんにもお伺いしたことだが、最近の就職情報会社では顧客の課題解決のためのヒアリングができない営業担当者が増えている。深いヒアリングはまずできない。例えば、「あの会社の欲しい人材はコミュニケーション能力が高い人材みたいなんですよ!」というやりとりが普通に行われている。コミュニケーション能力といっても、いろいろあるだろう?具体的にどんな力が必要なのかをヒアリングしなければ意味がない。結果として、その顧客企業の採用広告には、非常にデフォルメして言うならば、求める人物像欄に「コミュニケーション能力のある方」という、そのまんまの記述がされることになる。

なんだかね。

昔の就職情報会社には、いや、はっきり言うが、少なくとも昔のリクルートには「すごい営業担当者」と呼ばれる人がいた。企業の人事制度やブランド構築まで提案する営業までいた。尖った提案をし、クライアントから大きな満足を得るだけでなく、大型受注を決める営業担当者が多数いた。そして、このような営業マンが商品企画担当者、編集担当者にも意見を言うから商品も強くなった。もう、リクルートを離れてだいぶ長くなるが、各企業の人事担当者から「すごい営業」の存在を聞いたことはほとんどない。むしろ、「リクルートさんからは、大したことない提案でお金を巻き上げられそうになる。いかがなものか?」という相談を頂く。

実際、私もリクルートさんの営業さんから「全員、目標達成しました!」というメールを頂いたときには、さすがにひいた。念のために言うが、その営業さんにひいたのではなく、その営業さんのその行動にひいた。いくら私がOBだからと言って、顧客に送るメールか?顧客からお金を巻き上げておいて、「目標達成しました!」はないだろう。

「リクナビを根本的に変えたいのでご意見を頂きたい」というメールを偉くなった方から頂き、相談にのったが、私たちの意見は全く反映されなかった。そして、去年とあまり変わらないリクナビが再生産されていく。企業は、昨年の原稿をFAXのやりとりでアカ入れするだけで、毎年最低120万円取られる。

リクルートに限らず、毎コミもひどい。営業担当者からまともな提案を受けたことはない。先日、講演会の依頼を頂いたが、私が元リクルート社員だと知って、「すみません、元リクルートの人にお願いすると役員が黙っていませんのでお願いできません」と断られた。この頼み方、断り方ってどうなのか?そして、この2大巨頭、リクナビとマイナビを使って学生は就活をするのである。

ぜひ、学生さんには、リクルートと毎コミには騙されないという、健全な批判精神を期待したい。

ちなみに、すべての就職情報会社を批判しているわけではない。まぁ、たまたま2大巨頭には批判が集まりやすいという事情も理解してほしい。期待も大きいわけだ。実際、私も毎コミには全く期待していないが、リクルートには期待している。どの会社だとはあえて書かないが、有楽町にある本社は大阪な就職情報会社や、六本木にある就職情報会社、某渋谷にある学生生活を応援する会社など、熱い営業担当者、スタッフがいる会社だってある。会うたびに魂を感じる就職情報会社は、ある。有楽町のIさん、Uさん、Kさん、Wさん、六本木のKさん、渋谷のYさん、Mさん、いつもお世話になっています。いや、個人的にお世話になっているだけでなく、彼らのパッション、スキルはすごいのだ。学生の皆さんには、企業選びもそうだが、「頼れる就職情報会社選び」にもこだわって頂きたい。

批判ばかり書くのもあれなので、最近、感動したことを書くならば、紙媒体としては休刊に追い込まれ、WEB版に移行した『就職ジャーナル』は頑張っている。会社と社会、仕事に興味がもてるサイトになっていると思っている。まぁ、上位校狙いの企画だなぁ、大手や有名ベンチャーしか取材していないじゃないかと思う部分はあるが。実際、大学さんからは「最近のリクルートさんは面白くない」「上位校の学生ばかりターゲットにしていないか?」というご批判の声は頂くのだが。

ぜひ、就職情報会社は学生の人生における、大事な意思決定のお手伝いをしているという気概を忘れないように。くれぐれも眼先の数字に追われて学生の人生を歪めないように。そして、学生は就職情報会社に騙されない、健全な批判精神を期待したい。

まぁ、バブルビルで仕事して、タクシーに乗って営業して、20代で1000万円もらっている連中に、就活生や人事担当者の気持ちが分かるわけないのだ。

うん。

8月3日(月)の18時からやる講演会ではこの辺の事情も赤裸々に語るので期待するように。『就活格差』でも就職情報会社のあり方について書いているのでご期待頂きたい。

最後に偽善的かもしれないが、某リクルートには再浮上を期待している。リクルートが日本の就活を変えなきゃ、ウソでしょ。でも、ダメだろうなぁ。というか、毎コミを気にしすぎ。頼んでいないのに、値引きしていちゃだめでしょ。毎コミのイベントにスタッフが潜入しているのが企業にばれてちゃだめでしょ。

というわけで、リクルートにも毎コミにも期待せず、この夏、常見陽平が就活を変えるのだ。お楽しみに。

C編集長、石渡さん、このあたりも書きますかね?

明日もエキサイティングなアポがいっぱい。楽しくいこう。写真は今日、聴いて元気が出たDACHAMBOのアルバム。いいねー。

おやすみなさい。愛しています。

yoheitsunemi at 00:40│Comments(4)TrackBack(0)この記事をクリップ!独り言 | 音楽

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この記事へのコメント

1. Posted by 某人材ビジネス会社の社長です。   2009年07月08日 02:09
はじめまして(以前に、ひょっとしたらお会いしてましたでしょうか)。
突然の書き込み御容赦ください。
私のブログ(釘さん日記)のログを見ていたら、こちらから何件かの来訪者がいらっしゃったものですから、記事を読ませていただきました。
スカッとする(というかドキッとする、笑)内容にとても感銘を受けました。ぜひ一度、お会いしてお話してみたいものです。
ひょっとしたら、新宿にあるS社のS薗社長とはお知り合いですか?とすれば、一緒にいかがでしょう。
2. Posted by 小松崎浩司   2009年07月08日 03:49
実は僕が先々週某大学さんで3年生に対して話したことも、ほぼ一緒のことなのよ。

ちょっとさー、あとでそのとき僕が作ったプレ資料(1時間ちょいで作ったものなので乱筆なのだが)、メールするんで是非目を通してくださいな。

ちょっと、このへんでうちらが力合わせて動き出して、新たな就職、というか学校卒業後のキャリア形成支援を考え出し、そして学生さんたちにも「考えて、考えて、考え抜いてもらって、そして悩む」時間を提供してあげるパスに持っていかないとマズいと思うんだ。この日本が。

そのパス作りのグランドデザインは試行錯誤で考えるとしても、「敷かれたレール」にしないようにしないとね。

俺たちが爺さんになったとき、食わしてもらえないぞー。まあ食わしてもらうつもりは毛頭ないんだけどね。

某人材ビジネス会社の社長です。さま:
もし差し支えなかったら、私ごときでも混ぜて頂けませんでしょうか。
3. Posted by よはね   2009年07月08日 05:25
常見さん、おひさしぶりです!


素晴らしく熱いBlogトークに聞き惚れ(読み惚れ?)ました。

「おい、ちゃんと仕事しろよ!」

って話は最近、いろんなところで耳にします。

熱い語りをする人が増えたのか、
それとも彼らの堪忍袋を切れさせるようなぬるい人が増えたのか。。。。


自分は自分の信じた道で、いい仕事するしかない
などと思ってましたが、
なかなかこれはシビアな話ですね!


自分たちがなにかできることはないのかと
ちょっと考えてしまいました。

また連絡させていただきます!
4. Posted by ERI   2009年07月08日 07:55
確かに・・・。耳の痛い話です。
私が入社当時、18年前は、書いた企画書を
顔にぶつけられ、
「お客様をなめてんのか!」
と怒鳴るマネージャーがいたものです。
データばかりで固められた企画書や商品説明だけの
企画書といった魂の欠けらも感じられないものは、
容赦なく破り捨てられました。

変えていくもの、変えてはいけないもの、ありますよね。
最近は新卒営業から離れていますが、単純に媒体営業じゃなくって、お客様とのブレストでたまらなく熱くなり、お互いがわくわくして高揚していく、
そんな商談場面、昔はよくありました。
中にはわくわくする提案をしている営業もたくさんいます(フォローするわけじゃないですが・・・)
ただ、それがスタンダードでないことが本当に嘆かわしいですね。

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