Stop Stop Rock'n Rollアーティスト:山下久美子
販売元:コロムビアミュージックエンタテインメント
発売日:2009-04-20
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土曜日。完全に二日酔い。あー、昨晩も飲んだ、飲んだ。
じゃらん時代の先輩がクルマで迎えに来てくれた。東伏見にて、早稲田大学アメフト部向けのセミナーがあるのだ。機会を作って頂いた皆さんに感謝。体育会はいまや絶滅危惧種。しかし、「体育会」というだけでは別に就活は有利にならない。現状起こっていること、早稲田ってどうよ、体育会ってどうよという話をしつつ、強い就活をするためのヒントを提示する。皆さん、熱心で大変気持ちよくセミナーをすることができた。感謝。
吉祥寺まで送って頂き、成城大学へ。食事をする時間がなく、マクドナルドでテキサスバーガーを食べる。空いている席に座ろうとするが、お子さんから「ここはとっている場所だからダメだよ」と言われる。テーブルの上にはチラシが置かれていた。…これ、放置されたチラシだと思ったら、場所とりグッズだったのね。なるほど。満席だったのと、時間がないのでしょうがなく、通路にあった椅子で食べる。
成城大学での講演は予想を上回る人数の学生が参加し、大盛況。質疑応答も盛り上がりを見せた。手応えありって感じ。
さらに、名古屋に移動し、南山大学の学生さんを取材。熱中した経験、夢中になった経験がある学生さんって素敵だな。単に就活に有利かどうかという話ではない。人生を生き抜く力を身につけている感じがする。あー、楽しかった。素敵な学生は、いる。そして、変わるキッカケは少しの勇気。見える視界がまるで変わる。
ふと、私の大学生活のことも思い出してしまった。基本的に「充実した、楽しい学生生活を送った」と自信を持って言えるのだけど、うーん、もっと人(社会人、他校の人、海外の人)に会えばよかった、本を読めばよかったな、海外旅行に行けばよかったなと思ったりして。まぁ、後悔はしていないけど。
さらに大阪に移動。ふー。
本日、Twitterで「女性にとって働きやすい職場」ということについて、意見交換になった。キッカケは某社で採用担当をされている方の、このつぶやきだ。
ふと、自分の採用担当者時代のことや、さらには就活中のことを思い出してしまった。ここからはますます、徒然なるままに書く。別に解決策にはならないかもしれないし、提言をするわけでもないのだが、ゆるりと読んでもらいたい。
「御社は、女性にとって働きやすい職場ですか?」
私が採用担当をしていた07〜09新卒採用によく質問されたものだ。特に08、09によく聞かれたな。女子学生はもちろん、男子学生からも質問されたことを思い出した。「女子が働きやすいなら男子も働きやすいはず」ということらしい。また、理系学生に顕著だったのだが、「結婚相手を職場で探せるかどうか?」という下心もあった。
いや、合同企業説明会などに出ると、1日にそれこそ15回くらい質問されたような気がする。そのたびに私はこう質問し返していた。
「女性にとって働きやすいとはどういうことだと思いますか?」
うん、「女性にとって働きやすい」というのは、共通言語のようで、そうではないと思うのだ。まぁ、一般的には「結婚しても、産休・育休をとった後でも働けるのか?」という意味で聞いている人が多いのだが。
・出産してからでも働けるかどうか
・家庭(特に育児)との両立ができるかどうか
・サポートする制度があるかどうか
・女性が差別なく活躍できているかどうか
・男女で任せる仕事などに差がないかどうか
・逆に、女性の仕事量や仕事内容は考慮されているかどうか
・女性比率が高いかどうか
・女性管理職の比率はどれくらいで、何人いるか
・定年まで勤務する女性は何割(何人)いるか
などなど。
実は意味はまったく違うと思うのだ。
そして、このテーマに限らず、学生の就活の難点なのだが
学生にとっては「制度があるかどうか」が焦点になってしまう。
うーん、制度があるだけでは意味がないんだけど。活用されていないと意味がない。
逆に、制度がなくても、よしなに対応している企業もあるんだな。ただ、約束はできないから、HPやパンフレットには書けないし、説明会でも伝えることはできないんだな。悩ましい。
あと、特に「出産後の働き方」に対する誤解もある。制度も大事だが、実は旦那の理解と協力、家族によるサポートなどが大事だったりする。そして、よいと思われている制度が意外に?だったりもする。たとえば、社内託児所は、通勤中に子供を運ぶリスクと労力、地元のママ友ができないことなどから意外に利用を見送る人がいたりもするんだな。
ところで、私が採用担当をしていたときに感じたことなのだが…。
前述したとおり、08、09のころに「女性にとって働きやすい職場」という言葉が本格的に聞こえてくるようになった。
何が起こったのか?
たしかに、世の中全体で「ワーク・ライフ・バランス(WLB)」に関する関心は高まっていた。
厚生労働省で「くるみんマーク」が始まったのも2007年(つまり、09年採用に取り組むころ)だ(もっとも、次世代育成支援対策推進法はそれよりだいぶ前に動いていたが)。そういえば、大学のキャリアセンターなどにお邪魔すると、「御社はくるみんマークを取得しないのですか?」ということをよく聞かれたりしたな。女子学生に「くるみんマーク取得企業を受けるように」と指導していた大学もあった。「優秀(※この言葉は安易に使いたくないのだが、そう呼んでいたのであえてそのまま書く)な女子学生ほど、くるみんマーク取得企業に注目している」という声も聞いたものだ。
ただ、そのムーブメントの影響もあるものの、「女性にとって働きやすい職場」というのは、大量採用時代に優秀な女子学生を確保するために「利用されてしまった」とも言える。
この年の有効求人倍率は2.14倍で完全な売り手市場だった。私は、この売り手市場時代の「採用狂想曲」のど真ん中にいた。企業はじゃんじゃんお金をかけ、派手なPRをし、学生をお客様扱いしていた(もちろん、それに走らなかった企業もいるけど)。
特に金融機関などでは主に女子学生を中心にいわゆる一般職の大量採用を行っていた。当時、某中堅私大の女子の中で15人に1人が某メガバンクMの内定を持っていた。また、別の中堅私大では女子学生のうち30人が某損害保険会社Sの内定を持っていた。1社だけでこれだけいるのだから、金融機関の内定を持っていた女子学生はどれだけいるんだろう?東京ドームでは女子イベントが開かれた。
働きやすさをアピールするためもあってか、まったくの体感値だが、女子社員を採用担当者にする企業も増えたと思う。新聞では金融機関の女性管理職の採用責任者がインタビューを受けていたな。
ふと、あのときに私は素朴な疑問を抱いていた。
「どうして、日本企業は突然女性にとって働きやすい職場になったのだろう?」
一方、企業からはこんな本音も聞こえてきていた。
「WLBを期待してやってくる依存型女子はいらない」と。
うーん。
そして、あれから数年が経とうとしているが、彼女たちが「女性にとって働きやすい職場」だと思って入った会社は、本当に働きやすかったのだろうか?いや、もちろん入社数年でわからないこともあるし、学生と社会人では世界が違うこともあるし、どのくらいが相場なのかはわからないのだろうけど。
うーん。
話はやや変わる。2010年になった。毎日のように学生と会う。ふと気づいた。まぁ、永遠の課題なんだけど、学生(これも、いまや共通言語じゃないので、あれなのだが、正確には上位層を除いたその他8割の学生)には社会の実態なんかはまるで届いていない。女性が職場で活躍していることを、学生はまるで知らない。まぁ、もっとも女子の求人をめぐる環境は総論では悪化していることは確かなので、気持ちもわかるけど。
周りを見渡すと、20代、30代では働いている女性の方が圧倒的に多い。大学やリクルートの同期には管理職になっている人も多数いる(バンダイは…ふれないでおこう)。仕事と家庭を両立(この言葉も安易に使いたくないんだけど)している人も多数いる。
もっとも、女子に結婚の壁、出産の壁、管理職の壁があることはたしかであり、根深い問題なんだな。
たしかに、結婚や出産を機会に働き方を変える人は多数。そして、管理職や経営トップ層の壁は、ある。総論で言うならば、世の中の管理職にしめる女性の割合をみると明らかである。女性が活躍しているといわれるベネッセやリクルートだって、女性の取締役や執行役員の人数は決して多くない。ベネッセはホールディングスに2人いる。まぁ、占める割合では多いとも言えるかな。でも、プロパーは一人もいないんだな。リクルートも女性執行役員は1人だけ。バンダイは非常勤取締役の松永真理さんと、最近執行役員(事業部担当のゼネラル・マネジャー)が1人いるだけである。
TwitterのTLで「フェアとケア」という言葉を見かけた。よい言葉だと思う。これは大事かな。
一方、女性の社会進出に熱い想いを持っている方と会食していた際に、「これまで女性の社会進出を阻害するのは男性だと思っていたが、実は女性自身がダメという要素も大きいのではないかと思うようになった」と語っていた。
うん、これもあるかな。
一方、男性の管理職以上の方の意識が低すぎ、あるいは保守的というのもあるかな。某大手企業の事例なのだが、「次世代を担うような優秀な女性を採れ!」という指令がくだり、何人かそのレベルの女性を採用することができたのだが、配属の際には事業部長は「この仕事は女子には任せられない」、しまいには配属先の管理職は「ちんちんがついているほうがいい(お下品だが、あえてそのまま収録)」と言い出す始末。
うーん。
そして、若者と会っていると、潜在的(顕在的?)専業主婦志向も感じるのだな。「お嫁さんになりたい」キャリアセンターにこんな相談をする学生さんもいる。別に生き方は多様でいいので、悪いことだとして紹介しているわけじゃないんだけどね。
で、よく指摘されるのは、「ロールモデルの不在」だ。ただ、この言葉はずっと言われ続けていることだったりもする。
勝間和代さんや小室淑恵さんがロールモデルだという声も出たり、10代には益若つばさちゃんが支持されていたりするけどが、うーん。そして、勝間和代さん的なロールモデルに、ドン引きしている若者がいることも事実。「勝間和代疲れ」をはじめ、日経WOMANに登場するような「デキる女性」に対して、「こんな風にはなれない・・・」と試合放棄したり、あるいは「こんな風になりたいんだけど、なれない・・・」と精神的に参ってしまう人もいるんだな。
で、本当にロールモデルはいないんだろうか。実は、青い鳥と一緒で近くにいるんじゃないかな。別に有名じゃなくても、めちゃくちゃ優秀じゃなくても素敵な生き方をしている女性は、いる。身近に活躍している女性たちを若者に紹介する仕組み、つなげる試みが必要だと思ったりする。
…女子学生と、いきいき生活している20代〜40代女性を合わせるイベントを開催しようかな。
まぁ、そもそも「働きやすい」という言葉自体の問題があると思う。「活躍しているか(活躍って何だという話にもなるが)」という見方が大事なのかな。
さて、どうすればいいんだろう。アイデアレベル。
・フェアとケアを意識した制度作りと運用
・男性の意識改革
・女性の覚悟、誇り、責任
・有名人ではなく、凛としていきいきと働いているロールモデルを若者に紹介する
・実際、今活躍している女性(有名人禁止)で集会を開く
・社会的ムーブメントを起こす
・成功事例の共有
・「働きやすさ」という言葉の再定義
などですかね(ごめん、夜遅いので、この辺の発想はチープ)
2月か3月に、学生+社会人でこれをテーマに飲みますかね。
何より、私はずっと母子家庭で育ったので、「女性の働く」については幼い頃から関心が高いのだ。私が生まれる前から父親は不治の病(と、当時は言われていた)にかかっていた。それでも、両親は私や弟を産むという意思決定をした。研究者だった父は半身不随の身体で書籍を読み、何かを書いていた。母親はなりふり構わず働いた。小学校5年生で父親を亡くしたのだが、母親は私を何不自由なく育ててくれたし、内地の大学にも行かせてくれた。もちろん、いやーな感じのクラスメートからは「お前んち、母子家庭なんだよな。大学行けるのか?」といわれたことは実際あったし、「ウチのクラスで片親の家庭ってどこだっけ?」という無神経な会話をする奴もいた。まぁ、そんなものは全部スルーだ。別に立派ではないと思うが、私は家庭も持ち、一生懸命生きている。実際、幸せだしね。
そして、母親は今も働き続けている。まぁ、個性の強い家族なのでぶつかりあうことはよくあったが、母親には大変感謝しているのだ。
まぁ、人生いろいろ。
日々若者と会っているが、素敵な女性は、いる。まぁ、女性だ男性だといわず、仕事を楽しめる若者、仕事に誇りと責任を持てる社会を作りたいのだ。さらに、雇用を生み出すためにも、新しい産業を仕掛けたいと思ったのだ。
気づけばこんな時間になったしまった。かなーりまとまりのない文章だと思う。徒然なるままに書いたな、本当に。
今日のオススメは山下久美子さんのライブ盤。小学校の頃から山下久美子さん、大好きなのだ。そして、彼女は2児の母であり、働き、育てる日々を送っているのだ。うむ。
おやすみなさい。愛しています。
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