小早川伸木の恋 (1) (ビッグコミックス)小早川伸木の恋 (1) (ビッグコミックス)
著者:柴門 ふみ
販売元:小学館
発売日:2005-01-28
おすすめ度:3.0
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早くも金曜日。12日連続で働き続けてきたが、この日で一休み。やっぱり、休みは必要だね。2月、3月は新サービス開発モード、執筆モードなので、あまり休めないが、人生は長い(はず)なので、激しいマイペースでいこう。

社内でミーティングをして、企画書を作成し、某社の新卒採用セミナーを見学。うん、セミナーって深いね。「何のためのセミナーなのか?」によって、コンテンツが変わってくる。プレゼンもイチイチ深い。学生の期待をよい意味で裏切ることが求められると思う。もちろん、学生をお客様扱いしすぎるのはよくないと思うが。その後、ミーティングをして、オフィスでデスクワークして仕事終了。ふー。

夜は某社の2年目社員と丸ビルのRISTRANTE HiRo CENTROで男2人イタリアンプレイ。うん、日本企業と、日本の若者が直面している課題を再確認したのだった。このままだと先がないのに、チャレンジできないジレンマ、意思決定の遅さ、業績不振について責任を取らない経営陣、もろもろ見立ての甘さ、上の世代の既得権を守る人事制度、構造的にサービス残業を強いられる状態…。

いくらこれから伸びそうな若者、今までにないものをもった若者を採用しても、これじゃあ先がないなぁ。うーん、根深い。

「いっぺん、外資に買われた方がいいっすよ」
この日に会食した若者はこう言っていた。うん、それくらいのショックは必要かもね。

その若者は既に退職を決意したそうで、できる限りの経験をした後、MBA留学をした後、もう1社勤務して起業を目指しているそうだ。なるほどねー。

そして、日本を代表する企業も所詮は小物だらけということを再確認したのだった。いや、大物ばかりだと収集がつかないという声もあるが、なにしろこれだけ小物だらけなんだからね。上司を向いて仕事をしている人間が多すぎる。まぁ、雇用を守る上でも、そこそこの成果を出すためにもそうするんだけど。こうして組織も人材も腐っていくのね。

企業の人材課題についても考える。組織と人材を変革する場合、新卒採用は比較的変えやすい方だと思っている。しかし、厳密には変えられるのは、「採用する」というところまでなんだな。

人事担当者は自分より優秀な人材を採用できてナンボである。企業のビジョンを語ったり、社内での自分より優秀な人材を活用して採用するわけなのだが、定着させるのがこれまた大変なのだな。採用するという直接の課題よりも、内定者フォローや新人研修などを通じて、ハイスピードで社会人モードに切り替えられるかどうか、どのように「経験」をデザインするか、定着させることができるか、そもそも新たな人材の採用を通じて組織と、従来からいる人材が変われるかどうか。これまた大事なんだな。うん。

そんなことを考えたのだった。



やや話はズレるが、愛読しているこのブログだが、このエントリーを読んで考えてしまったのだった。

そうなんだよなー。Blogにしろ、Twitterにしろ、企業アカウントは運営が難しいんだよなぁ。「これからはWEB2.0ですな、ガハハ」「企業もBlogで情報発信ですな」「Twitterで消費者とダイレクトにつながる時代ですな」と誰でも言うのだけど、現実は一部の成功事例が伝えられるだけで、難しいんだな。

自分は新卒採用の世界にいるのだが、たしかに一部の企業ではTwitterを活用しているのだけど、基本的に上手く言っている(と言われている)のは、ベンチャー(特にIT系)か、社長アカウントなんだよな。そして、どちらかと言うと双方向性を活かしているというよりは、一方的な情報発信が中心なんだよな。たとえば、古巣バンダイのTwitterアカウントは当たり障りのないことしかつぶやかないし、フォローしないし、絶対に返信しない。まぁ、これは一つの運営方針だから別に批判しているわけではない。むしろ、こうなってしまうよね、という話だね。なかにはITmediaさんのように、積極的にフォロワーに絡んでいる企業もあるが。

自分はまさに、以前は採用担当者ブログなんかも書いていたが、ぶっちゃけたところ、これまた運営は大変。結局、当たり障りのないことしか書けないんだよなぁ。いや、もちろん企業として言えないことは言えない。

で、さらに窮屈なのは、社内からも監視されているということなんだよね。学生さん向けにできるだけ生々しい情報を発信したくても、更新した途端に広報担当からクレームが入る始末。まぁ、向こうも立ち場上、そうせざるを得ないんだろうけど。採用担当者の顔が見えることは採用上大切なので、できるだけ自分の意見も盛り込もうとするが(もちろん、当たり障りのない範囲でだけど)、そうすると「あいつは目立やがって」と言われる始末。人事に限らず、企業アカウントを担当している社員はきっと、こういう悩みを抱えているんだろうなぁ

結局、WEB系のツールを使いこなしている(と言われている)のは、ベンチャー企業なんだよね。しかも、社員というよりは社長なんだな。あるいはフリーランスの人なんだよなぁ。

…世の中、小物だらけで窮屈だね。

あはは。

この週末はゆっくり休む。そして、執筆をする。原稿をいっぱい書かなくちゃ。これから修羅場な日々が続く。頑張りますかね。

今日のオススメアイテムはこれ。もう5年くらい経つかな。ここ10年くらいに出た柴門ふみ先生の漫画の中ではなかなかの佳作じゃないかな。第1巻に出てきた、「この病院は動物園みたいだ」的なセリフが、昨晩一緒に飲んでいた若者の話と似ていて思い出したのだ。自分のことしか考えない、あるいは上司のことしか見ない、無難な人が多すぎるね…。

さぁ、今日も楽しくいきますかね。
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