ハズレくじ

割と喧嘩をするほうだ。
我侭邦題垂れ流すほうだ。
主とは、よくこういう話の流れになる。

「こんな態度のデカイ奴隷いないよな」だとか。
「Ｍ女じゃないよな」だとか。
「性格悪い」だとか。

いや、すみませんね・・・。



「ごめんね、苦労ばかりかけて」
「良く、分ってるじゃないの」
「ハズレくじ引いちゃったね・・」



「いや？当たりだと思ってるけど？」







ドガーーーン



ーー夜空に輝く花火を連想してくださいーー





うーん、私は一生、貴方の僕♡

愛してるから

最近、オネダリして逢って貰ってばかりいたから、
申し訳なくて小さくなってた。

「我侭ばかりでごめんね」
「本当だよね？」
悪戯っぽくＪは笑った。

そして

「俺が逢いたいから逢うんだ」
「俺がお前と一緒に居たいから一緒に居るんだ」
「俺がお前を愛してるからなんだよ」


死んじゃいたいくらい幸せってこういう事を言うんだろうな。
溶けて消えちゃってもいいな。私。

待ってた

出逢ったのは地域での出逢い系掲示板。
私は、前主に捨てられて前主を忘れたくてそして、Ｊに出逢った。

Ｊは優しかったし、そのことも知っていた。
別に焦ることも無く、のんびりと私と接してくれた。
少しずつＪに心を寄せてきて・・

そんな時に前主とまた逢える事になった。

もう前主のことで一杯だった。
Ｊが帰省してることもあり、私はＪにそれを正直に伝えた。

その時のＪの台詞。

「好きなようにしなさい」
「俺は待ってるから」

前主と逢い、卒業を迎え、そしてＪは暖かく迎えてくれた。
私はもう、Ｊしか見えなくなっていた。

出し惜しみ週間

「最近さ、愛してるとかガラにもなく言い過ぎたから当分は自分の中で禁止するよ」

「出　し　惜　し　み　週　間　だ」

私は揚げ足とって翌週に早速強請ってみたんだけど。
「勿体無いから遠慮しとくよ」とサラリと返されたのでした。

命令

「俺はお前に変われと命令した覚えは無い！」

あまりにも不甲斐なく、壊れてばかりで自己嫌悪に陥っていた頃、
ＥＳＣＡＰＥ：幸せなのかもしれない

Ｊが珍しく声を荒げて言った言葉。

これも泣けた・・・。
う、愛してるようぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

玩具の持ち主

「どうせ私はガラクタ品だよぅ！」とワンワン泣いたときのこと。
ＥＳＣＡＰＥでの「お気に入りの玩具」

「玩具が壊れたって直して使う持ち主だっているだろう？」
「壊れた玩具だって大事にしてる持ち主だっているだろう？」
「俺は簡単に捨てたりなんかしないんだよ！」


嘘なんかじゃなかった。
何度も何度も壊れては、丁寧にメンテナンスしてくれてる。
根気強い主だ。。