さっき店長から電話があり、月曜の3時から研修を始めることになった。
まずはレジの勘を取り戻すこと。
レジは二つあるので補助をしながらどんどん打ってみることになった。
10年前の鶴見のセブンイレブンの時はどうだっけ?
あの時は暑い盛りでアイスクリームとスポーツドリンクがあっという間に無くなり
追加が到着すると慌しく箱を開けてぶちまけたものだ。
書店時代もレジ当番の時間というのは 交代であったのだがのんびりしていたからなあ。
セブンイレブンのころはスキャナでバーコードを読み込む方式だったが、不器用なオレはあれが苦手で、スキャナをバーコードに叩きつけては「そうじゃないだろう、いい加減に覚えてくださいよ」と店長と息子に怒られ、苦戦したことを思い出してしまった。
あとレジ前に列ができるとますます焦って失敗したことを思い出した。
まずはスキャナを軽く商品に当てることを教わり直さなくちゃ。
あとは「いくらになります」、「いくらお預かりします」、「いくらのお返しです」と言って
「レジ袋は お入り様ですか」を確認して必要なら商品をレジ袋に入れて客に渡せばいいだけである。
要は慌てなければオレのような教養がなくてもできる単純作業である。コンビニの仕事に教養は邪魔かも。無念なり。
2、3日研修をやって大丈夫なようなら
5時から9時までの早朝作業にシフトしてもらうとのこと。

鶴見の頃、苦手だったのはタバコ。とっくにやめていたのでセブンスターがメビウスなんてのに変わっていたのも知らなかったので、いちいち客に「すいません、何番のタバコですか?」と訊いていたら
ある日やくざに「おい、今度までには絶対何番か憶えておけよ」と脅されてビビったこともあった。
でも全然覚えませんでした。こわいですねえ。

あと高校生にタバコを売ってえらく怒られたことがあったな。
オレ的にはどうでもいいことなんだがバレると条例で罰せられるらしい。
願わくば下司の顔見知りが酒を買いに来ないことを祈る。
売り上げアップのために「もっとまとめて買って行けよ」とか言いそう。

何はともあれ月曜から2、3日でレジの研修に合格し、はやく早朝ローテーションを始めたいものだ。 
「あなたはやっぱりレジ仕事は無理ですねえ」なんて言われたら、もう仕事はないぞ。 
まあ5時から9時までの仕事に、レジに列ができることもあるまいが。 

今度の店長にはえらく気に入られたのだが
以前高知新聞の夕刊配達の面接に行ったとき、所長にえらく気に入られて是非ともと言われて始めたものの失敗続きで 、前立腺癌の手術で入院する前日「あなたはこの仕事全然向いてないから」とクビになったことを思い出して背中が寒くなった。
今度こそ気持ちを真っさらにして一から確実に覚えよう。
Lawsonならマニュアルなんかもあるだろうし。