2005年04月15日

サプリメントは是か非か…

治療院に届くダイレクト・メールで多いものを2つに分類してみました。

サプリメント関連業者からの案内
 「当社のサプリメントを販売して、売り上げを伸ばしませんか?」

経営コンサルタントからの案内
 「サプリメント販売に頼らず、年商○○万円のノウハウを伝授します。」

どちらにしても、サプリメントが話題になっていることが多いのです。

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実際、治療院も2つのパターンに分かれると思います。

サプリメントを販売する治療院
施術のみを行う治療院

そして、よく見かける構造


サプリメントを販売する治療院
 ↑
批判 「腕があればサプリメントを売る必要はない」「儲け主義」
 ↑
施術のみを行う治療院


多くの治療院がホームページを持つ時代になってきましたので、このような批判をネット上でよく見かけます。私としては、すごく気になるので書かずにはいられません。批判する気持ちもわかりますが、批判する根拠を示していない場合は共感できません。

確かに、モラルのない治療院があるかもしれません(この中に私が入らないように気を付けなければなりません)。でも、それは一部にすぎないので、行き過ぎた表現にならないように気を付けてほしいと思っています。

サプリメントの歴史は浅いので、誤解している治療家も少なくない気がします(利益拡大をうたったダイレクト・メールの影響でしょうか…)。そういう私もまだまだ知識が浅いのですが…。近年、サプリメント業界に参入するメーカーが爆発的に増えました。9割以上のメーカーは数年程度の歴史といってもいいのかもしれません(全体の数はとても把握しきれませんので、数字に根拠はありません)。私の知る限り、老舗のメーカーですら歴史は60年くらいのようです。

浅いのは歴史だけではありません。消費者の知識もまだまだ浅いと思います。もちろん、私たち治療家の知識も浅いと自覚しなければならないでしょう。

知識の浅さを巧妙に利用して売り上げを伸ばす業者が存在するのは確かです。また、大手メーカーの新規参入も目立ちます。でも、有名メーカーだから安心できるという状況でもありません。サプリメントに関しては新入りですから、冷静になりたいです。

このような時代になった今、どうすればよいのでしょうか…

まずは「サプリメントが必要とされる時代になった」ことを真正面から受け止めたほうがいいと思います。サプリメントを必ず摂りましょうという意味ではないですよ。本来の食品から栄養素を摂るのが一番であることは、言うまでもないです。それでも、そんな理想論を言ってはいられないほど、食を取り巻く環境が変わってきています。

これから必要なことは、サプリメントと賢くつき合える知識だと思っています。

品質を見ぬく知識
必要な製品を選ぶ知識
流通に関する知識


少しでも知っていると冷静に現状を見ることができると思います。


【クリ助の立場】

ちなみに、私のところではサプリメントを販売していません。希望のある方にだけ紹介しています。強制的にならないように、製品情報や知識をお伝えして、購入は患者さんに任せています。無責任になってもいけないので、要望があればわかる範囲で積極的にアドバイスしています。

ダイエットを希望される方には、栄養管理の必要性を説明しています。その上で、施術を受けるかどうかを判断してもらっています。サプリメントを活用しているのは、合理的に栄養管理を行うためです(サプリメントにやせる効果はありません)。栄養管理を行わないダイエットは、患者さんの健康を奪ってしまう可能性が高いです。←明らかですよ!

「サプリメントを使わない」とPRして良心的に振る舞うのは簡単ですが、別の方法で栄養管理を行えない場合、無責任になってしまいます。ダイエットの結果を重要視するなら栄養管理は絶対に必要なことです。そもそもダイエットとはやせることではなく、食事療法のことですからね。体調と栄養状態が改善された結果、余分の脂肪が落ちていくのです。

サプリメントを扱う以上、患者さんが得をする情報提供をしていきたいと思っています。「良い」と評判の製品でも高すぎては、毎日摂るのが難しくなりますし、かといって、安さだけをウリにしているメーカーは品質の程度が気になります。

今後も、鍼灸家の立場でサプリメントをポジティブに考えていこうと思います。
サプリメントの法則

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yoki at 09:17│Comments(5)TrackBack(2) サプリメント 

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この記事へのコメント

1. Posted by ムム   2005年04月15日 09:56
 サプリメントを販売する治療家の多く?がサプリメントに対する理念なしにただ単純にお金が欲しい場合が多いんじゃないでしょうか?
 確かにサプリメントや回数券など販売しなくても患者さんがたくさん来てくれるやり方はあるのですが問題はその治療家がどういったやり方で治療を行いたいかということではないかと思います。
 一番いけないのは腕一本でやりたいけれど腕一本だけじゃお金がイマイチ稼げないんだ、という考えでサプリメントを導入している治療院。
 まじめにサプリメントを考えている治療家に対して失礼なことです。
 お金はあくまで患者さんが得をする、喜ぶ、その中で適正な料金で発生しなければならないと思っておりますが…
2. Posted by クリ助   2005年04月15日 12:52
> 腕一本でやりたいけれど腕一本だけじゃ…

おっ!するどい指摘ですね。確かに治療院経営は簡単ではありませんし、治療技術もがんばれば上がるというほど単純ではありませんよね。理想と現実にはギャップが…。苦肉の策として販売業を行うことが多いと思います。経営者の一人として、そういう気持ちはわかります。ムムさんの指摘の通り「内容にはこだわらずお金だけが目的」の場合、ありますよね。自分がそう思われないよう、扱う以上は勉強しないとです(笑)
3. Posted by ジャッカル   2005年04月16日 00:11
私は以前治療院勤務時代、仕事が体力的にきつかったので、補助食品として、サプリメントを愛用していました。

どれくらいサプリメントを取ればいいか分からなかったのでアール・ミンデル著の「ビタミンバイブル」を参考に、一日の許容量を決めて、飲んでました。

飲んでみて、効いたと思ったものは続けていました。
今は仕事が楽なので、飲んでませんが。

でも、品質を見抜く目と流通に関する知識は無いです。
とりあえず飲んでみるという手法でいろんなサプリメントを試しました。サプリメント神農と呼んでください。

4. Posted by クリ助   2005年04月16日 00:26
> とりあえず飲んでみるという手法で…

サプリメント神農ですかー、なるほど。
昨年、厚生労働省が改訂した「日本人の食事摂取基準」には「『真』の望ましい摂取量は個人によって異なり、また個人内においても変動する・・・」とあります。

結局、厳密にいうなら、個人がどれくらい栄養を摂ったらよいかって、わからないみたいですね。推定平均必要量、推奨量、目安量、目標量、なんて言葉をわけて、とりあえず数値を設定しているけれど、まだまだ栄養学はわからないことだらけのようですよ。

※神農:薬草を自分の体で試した伝説の人です。東洋医学の世界ではカリスマです。
5. Posted by ヘルシーパス   2007年10月30日 17:39
5 サプリメントとかしこく付き合える知識。
とっても大切なことだと思います。
クリ助様のような、知識のある方が、世の中にたくさん増えていくと、よいものだけが残ると思います。

私たちメーカーも啓蒙に努めないといけないと思います。

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