2005年07月08日

予約の向こう側−逆子の場合

おかげさまで、ネットを見て来院される方がとても多いです。
その中でも特に多いのが逆子ですね。

私も「逆子を治すには鍼灸がいいですよ」って、このブログにも書きましたしそれも影響しているなら嬉しいです。

でも、一つ気になることがあるんですよ。

逆子の治療で来院される方は、鍼を怖がる傾向にあるみたいです。(もちろん鍼を受ける前の話ですよ。)

特に妊婦さんだから「お腹の赤ちゃんにもしものことがあったら…」と心配するのかもしれません。「鍼が赤ちゃんに刺さって…」とは考えていないと思いますが。鍼灸を知らない人がどのような想像をするのかわかりませんので、実は多かったりするかもしれません。。。どうなんでしょう?

「それはないかな」

という声が帰ってくれば嬉しいのですが。

妊婦さんが鍼を怖がる理由で、もう一つ思い当たることがあります。

「逆子になったら逆子体操」というのが通例ですが、それでも治らなかった時、

「仕方なく、鍼灸を…」

と、なっているような気がするのです。

だから「できれば受けたくないけれど、それしか方法がないなら…」と思って予約される方が多いと推測しています。

鍼灸が最終手段。「痛いからウンヌン…」なんて言ってはいられない心境なのでしょう。

何とか鍼だけは避けたい、でも逆子を治したい。そんな方もいらしゃいまして、「お灸だけでできますか?」と尋ねてこられるパターンも実に多いです。

「鍼と灸を必要に応じて使い分けるのが一番よいです」とお返事しながら、クリ助の頭の中は、

メスよりも鍼が怖いのかな、と思っていたりしています。どうなんだろう…鍼灸の“あやしさ”が払拭できない限り、メスよりも怖い人がいても不思議ではないと思うけれど、

それはないと信じたい。

「鍼は痛くないですよ〜」って優しく声をかけたら、痛いからこそ優しくされていると思われてしまうかもしれない。そんなことまで考えるクリ助。

結局、アレコレ考えるんですが面倒になった時は、

「怖いなら受けない方がいいですよ」

って言いきってしまうころがあります。
これは意外なことに効き目ありです。なぜだかわかりませんが“覚悟”を決めてくれます。
痛くないことを理解してもらうより、覚悟を決めてもらう方が早いのかもしれません。

それでは、今日の「鍼は痛くないですよ〜」活動を終わりにします。

※漫画にしてみました。画像をクリックすると拡大します。
逆子





ranking←クリ助のツボ。ツボに鍼を刺されると気持ちいい、そう思った人もそうでないと思う人もクリックしてくれると嬉しいです。

逆子関連の情報
逆子(骨盤位)と鍼灸
逆子治療の体験談
逆子になったら
逆子になったら2
子宮という小宇宙

このブログのトップページに戻る▲

yoki at 20:32│Comments(4)TrackBack(0) 妊婦・出産・逆子 | 鍼灸

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by Chab   2005年07月09日 14:43
鍼ってすごく誤解されてると思います。

多数の方が、注射のように痛いと考えてるのではないでしょうか?

私は献血の太い針も刺さる瞬間から抜くまでずっと見ていたりするので、初めてでも鍼に対する恐怖はありませんでしたが、献血して貧血起こした夫はドキドキしていたみたいです。(だらしない!)

言ってはなんですが、逆子体操するくらいだったら、私は献血を連続10回したほうがずっと気楽です。

ん?極端すぎたかしら・・・。


2. Posted by クリ助   2005年07月09日 21:18
>Chabさん
ほとんどの方が「鍼=注射」ですかね〜。
ついでにいうなら「灸=おしおきの道具」という認識の人も多いですね。

私は高校生の時に初めて鍼を受けましたが、最初は恐ろしいことをされるのかと思っていました。自分で勝手に描いたイメージに縛られていました。

これを陰陽師でいう「呪(しゅ)」というのでしょうか。

鍼にとりついた呪をとらねば!!
3. Posted by りのこ   2006年04月30日 05:27
私はスウェーデンに住んでいます。

こちらでは、出産時の痛みの緩和の方法がものすごくたくさん用いられており、最初は呼吸法から、最後はモルヒネ(これは殆ど使われていませんが)までいろいろありますが、鍼はものすごく一般的に使用されています。殆どの出産時に使用されているのではないでしょうか。どの助産婦さんも, 鍼による痛みの緩和、大絶賛です。

日本でも、出産時に針灸が、一般的に用いられるようになると良いですね。

4. Posted by クリ助   2006年04月30日 23:23
>りのこさん

スウェーデンではそうなんですかっ!!!!
日本とは大違いですね。日本の医療現場は頭がカタイのでしょうか…。

ぜひぜひ、逆輸入した方がいいです。

鍼の本場の一つである日本のドクターは、鍼を気休めと考える方が多く、とても産科の現場に入っていけません。

スウェーデンに行ってみたいです。むぅ〜、でも言葉がわからないかもしれません。その時はりのこさん、ぜひ通訳をお願いします!

本当に本当にスウェーデンのお産事情に興味があります。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
月別アーカイブ
記事検索
全記事にコメント歓迎
これから読みたい本