2010年01月23日
イタリア個人旅行記09−ローマ1日目(旅行4日目)

はじめから読む→イタリア個人旅行記 01
・・・ イタリア個人旅行記08の続き
フィレンツェのフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェラ駅(Staz.S.M.NOVELLA)からローマのテルミニ駅(Staz.TERMINI)まで、トレーニ・イタリア(Treni Italia)で約1時間。旅は順調。
まだ明るい時間。
ローマの雰囲気はガラリと変わり都会的。人が歩く速度は東京のように速い。
ヴェネツィア、フィレンツェと雰囲気は全く異なりましたが、テルミニ駅は観光色が薄く、大都会にやってきた、という印象です。同じイタリアで、所変われば違うものです。
ホテルは駅から近かったのでスーツケースをガタゴト引いていきました。
ホテルに着くとすぐに観光に出発。
ローマ・パス(ROMA PASS)を買いに出発。ローマ・パスとは、ローマ市内の地下鉄とバスが3日間乗り放題。そして、美術館、博物館など2箇所の入館料が含まれています。 23ユーロ。
ガイドブックに書かれていた売り場に行ってみると見つからず、ホテルで尋ねてみると昨年閉鎖とのこと。またしてもガイドブックの情報が古くなっていたのです。ガイドブックを責める気はありません。時の流れは誰にも止められませんから。
売り場で無事にローマ・パスで購入。ホテルから歩いて15分もかかりました。
いよいよバスの乗車に挑戦。気分だけはローマの人。

一度バス乗り場に着いたものの、乗り方に不安を抱き、ローマ・パスの売り場(観光案内)に戻ったのです。乗車方法を訊いてみると乗り方はヴェネツィアのバポレットと同じでした。最初だけ黄色い機会で刻印した後は自由に乗り降りOK。
一旦、最初の難関(?)をクリアしてしまえばあとは気楽なものです。
しかし、後にこのローマパスが事件を起こします。

64番のバスに乗ってみました。
テヴェレ川(Tevere)が見えてきました。
ここから景色がスゴイことになります。
バスを降りて歩くことになりました。けっこう気分次第。

左の奥に見えるのがサンタンジェロ城。
大都会の傍らにこんなものがっ!自分の中の常識がポキポキ折れていきます。その音が感動を奏でます。

サンタンジェロ城の正面から西をみた光景がコレです。
中央に見えるのがサン・ピエトロ大聖堂。

つまり、この奥がヴァチカン市国となるわけです。
お〜、これが『天使と悪魔』の舞台だ!
しかし、まだ観ていないのです。毎日疲れ果てて映画どころではなく…。

灯りが目立ってきました。

目の前の光景が現実なのか絵画なのか区別がつきません。

観光客の流れに乗っていたらナヴォーナ広場(P.za Navona)に着きました。

パンテオン。
こういうのを見ると聖闘士星矢を思い浮かべる世代です。
♪抱きしめた心の小宇宙。熱く燃やせ!奇跡を起こせ!

見たことある!これがトレヴィの泉。
夕方なのに、この人の数です。どこの国でも有名なんですね。
ツーショット写真をお願いしようと、親切そうな観光客を探しているとカメラを首からさげたおじさんが近づいてきました。これが噂の写真屋さん。気軽にお願いすると後で高い料金を請求されるという話。逃げました。
そして、一眼レフを構えたカップルにお願いして記念撮影。
こういう時は一眼レフの人に限ります。やはり上手い!
イタリアに来てからずっと思っていたのですが、見かけるカメラはほとんど日本製。
キャノン、ニコンが多く、続いてソニーを見かけます。

時間は6時半を回っています。
トレヴィの泉の近くの飲食店は、店員が外に出て呼び込みをしています。
でも、まだ中はガラガラ。
そんな中、ある飲食店だけは店内の座席がほとんど埋まってます。
そのお店とはす向かいの店には「Tourist menu」と英語で書かれたメニューがあります。そこも人がそこそこ。
「Tourist menu」ということは、観光客の対応に慣れているはずです。気軽に入るならこちらです。しかし、やたらと混んでいるイタリア語オンリーのお店がどうしても気になります。しかし、地元の人ばかりの雰囲気。入りにくい空気を感じました。
イタリア人とふれ合うというコンセプトを思い出し、勇気を振り絞って入店。
「ノンアルコールのお酒はありますか?」と尋ねると、「そんなのないよ」と笑われました。
「じゃあ、水で」と言うと、「それなら確かにアルコールはないね」という雰囲気のイタリア語を発してニコニコ。嫌みのない笑顔で感じのよい店員でした。しかも、店員はイケメンぞろい。
やってきたパスタは日本のうどんように太い。これが極上でした。
電子辞書片手に店員さんに声をかけると、店員さんは神妙な顔。
「手作りですか?」と尋ねると「そうだ」と答えが返って来ました。
店員さんの顔が曇ったままなので、
「クレームだと勘違いしているのかなぁ…」
と思って、直ちに「オッティモ(ottimo)!」。
本に書いてあった「とってもおいしい」という単語を発音しました。
店員さんの顔は一瞬にして緩み、満面の笑み。
私の肩を叩いてニコニコしながら去っていきました。
それにしても、イタリア人の顔の表情の変化は落差が激しいです。
最初はイタリア人の顔は怖いと思いました。こちらが話しかけると、真顔になるからです。その顔が怒っているように見えたのです。それは、勘違いでした。真剣に耳を傾けてくれている顔だったのです。怒るときは怒る、笑うときは笑う、イタリア人の顔に嘘はないのかもしれません。

お店を出ると外にはたくさんのお客さん。
待っている人が列を作っていません。順番でもめることはないのでしょうか…。
ガイドブックに載っていない最高のVineria(ワインを楽しむレストラン)に出会えたことに感謝♪
(つづく・・・ローマ2日目)