2012年10月13日

活法の視点! 鍼灸で中心を整える方法

活法の視点! 歪みと動きの中心
活法の視点! 動作における中心の位置と半径
活法の視点! 整体で整えるべき中心「正しい姿勢とは?
活法の視点! 中心を整える方法=歪みを治す方法
と合わせてお読み下さい。

鍼灸で中心を取り戻す


筋肉は負荷がかかると縮もうとします。強い衝撃でも縮みますが、弱い負荷が長くかかっても縮みます。

負荷のかかった方向に中心が移動します。これは、負荷を補助するための反応だと考えています。中心の位置が変わったままですと不都合があるので、新しい中心に向かって負荷のない側の筋肉が縮んで近づきます。

近づく過程でコリが生まれます。このコリが限度を超えると痛みを発します。そのコリを伸ばして治そうと思っても、中心の位置が変わらない限り、そこに居続けようとします。そうして居たい痛い)のです。


そうして痛い(居たい)


そこに居たいものをムリヤリ引っ張ったら反発されます。強引にやりすぎると、さらに縮んで痛みも強くなります。痛い所はいじりすぎると反発し、もっと痛くなってしまうのです。

痛いところは、痛みの発現点。
痛みの原因点が、そこにあるとは限りません。

原因点は、負荷がかかっている点であるか、負荷の記憶が残っているところです。負荷を減らす工夫を施し、負荷の記憶を消すことが治療になります。

鍼灸師だからよく知っています。ハリがこの負荷の記憶をキャンセルするのに、とても優れていることを。筋肉にハリをすると手応えがあります。硬い筋肉がやわらぎ血が通い出すがわかります。


中心が戻る


負荷の記憶がキャンセルされると、中心が本来の位置に戻ります。すると、その中心に合わせるようにして、そこに居たかった筋肉が伸びて本来の位置に戻ります。この瞬間に痛みは軽減します。ハリをした瞬間に中心は戻り始めるのです。

このように、鍼でも中心を調整することができます。「中心を戻すことを意識する鍼」が、私が取り組んでいる鍼です。和風な表現をすると「とぼそ(枢)もどしの鍼」です。古武術整体(活法)からヒントを得たので「古武術鍼法」としてもよいです。

「中心を戻す(とぼそ戻す)」とう発想で、ツボ探しをすると、正経十二経(もっともメジャーなツボ理論)とは違うツボの使い方ができます。正経十二経よりも、もっと単純で原始的なものです。そして簡単です。

「とぼそを戻す」と「むち打ち症」の治療も、シンプルに行うことができます。次回は、むち打ちを例に解説してみます。

(つづく…ムチ打ち後遺症の正体


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yoki at 23:09│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 活法 | 鍼灸

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