2016年01月13日

一緒に働いてくれる鍼灸師を募集中(東京の求人情報)

■求人は、慎重かつ大胆に

東京の「はりきゅうルーム カポス」を利用してくださる方が昨年から急増し、ご予約のお電話すべてにお応えすることが出来なくなってきました。キャンセル待ちリストも使う頻度が増えてきました。

これから、本格的な花粉症のシーズンです。花粉症専門からスタートしただけに、春はたいへん忙しい時期です。来月くらいから、もっとも患者さんが多い3ヶ月に入ります。残念ながら、この時期に合わせて供給力を増やすには、とても間に合いません。花粉症治療の受付は「先着○○名様」と限定受付になることは避けられません。

「もっと早く手を打つべき」ではあったのですが、昨年に鍼灸師を1名増員したばかりです。それでも、人員が足りない状態です。スタッフを増やすのは慎重にならざるを得ませんが、最近の予約状況を眺めていると、もう少し早く判断してもよかったと反省しています。

カポスの状況は、オンラインで情報を共有しているので、予約状況や現場の様子などがリアルタイムに入ってきます。群馬で鍼灸施術をしながら、カポスの様子を常にチェックしています。「常に」と言っても、施術の合間にチラッとPCの画面を覗く感じです。


■田舎もんの挑戦

群馬で鍼灸院をプレーヤー(施術者)として経営し、同時に東京の鍼灸院を経営するというのは、チャレンジです。100km離れたところに姉妹院の鍼灸院を経営するという話はあまり聞きません。普通に考れば効率が悪すぎです。

しかも、鍼灸師を雇うのは初めて。その初めて雇う鍼灸師が100km離れたところで働いているのです。この状況で不安なのは私だけではありません。東京のスタッフも、最初は想像を絶する不安と戦っていたと思います。身内を褒めることになりますが、よくやってきたと思います。

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適度な距離感は必要と言いますが、このケースは距離感ありすぎです。乗り越えなければならない課題は他にもあります。群馬の田舎者が大都会のど真ん中で、しかも住んだこともない土地での開院ですから。

縁もゆかりもないと言えばないですし、あると言えばあります。学生時代は、すぐ隣の大田区(大森や蒲田)で過ごしていましたし、妻の実家はカポスから15分です。

神奈川と東京で10年くらい生活していて、当時から品川は強く意識していました。こういう大都会で仕事をするってどんな感じなんだろう、と思うこともしばしば。あるとき、カポスの入っているビルの用事があって、「ココいいかも!」と現実味を帯びたのです。品川を選んだ理由はこうした感覚的なものです。


■地方コンプレックス

「東京のこともわかるよ」と言えば「田舎者のくせに」と言われ、「田舎者だからね〜」と言えば、「そこまで卑屈にならなくても…」と言われる、微妙なポジションです。

どうでもいい話を承知で書きますが、群馬にいると「良いモノは東京にある」という意識が県民に漂っているのを感じます。少なくとも良い鍼灸院を目指す人は東京の方を向いています。

養気院(群馬)に初めてお越しになった患者さんが「東京の鍼灸院は遠いので、ここに来ました。」とおっしゃることがあります。悪気のないことはわかりますが、「東京の評判のよい鍼灸院には行けないから、ここで妥協しているのです。」という意味なわけですから、悔しいです。

群馬と東京、それぞれで経営していて、東京ブランドが強力なのは間違いありません。

カポスの実績が認められ、最近では、「カポスと同じ治療はできますか?」という問い合わせが出てきました。ネットでカポスを見つけて、姉妹店が地元の群馬にあった、みたいなケースです。

客観的に、群馬の方は鍼灸院を経営するには恵まれたところではありません。選べるなら、選ばなかった場所です。患者さんからも「なぜここに?」と言われることもあります。農作物はたくさんあっても人はいません。でも、この分かりやすい悪条件が私に火を付けました。

「人の何倍も努力をしなければ、生き残れない」

と、最初から崖っぷち感が満載でした。

崖っぷち


その崖っぷち感はずっと続き、気が付いたらその崖がもっと高くなっていました。「東京に出ておきながら失敗はできない」という、さらに高い崖っぷちにいることに今気が付いています。

こんな私ですが、一緒に働いてくれる鍼灸師を募集しています。
男女問いません。年齢は30歳くらいまでが希望です。

募集概要はコチラです。

つづき…『求人中だから考えておきたいこと』

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yoki at 02:15│Comments(0) 鍼灸師求人 | 鍼灸院経営

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