2016年10月28日

活法DVD第3弾で注目すべきは、正確無比なポジショニング

■活法を学べるDVD第三弾!


ついに発売となった、活法研究会監修のDVD『活法のワザ 下半身の厳選七手』
Amazonで割引価格(23%引き)で販売しています。お買い求め頂くなら今です(どこかで定価になります)。

B01LYNFZPE力を使わない、古武術整体 【効果倍増! 活法のワザ】 〜下半身の厳選七手〜 [DVD]
BABジャパン 2016-10-27

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■制作裏話


もちろん、私も制作に関わりました。どんなワザを選ぶかというところから始まり、ワザの理論とその解説に至るまで。細部に至るまでしっかり監修をしています。兄弟子であり活法研究会代表の橋本、そしてBABジャパンの担当者さんと多くの時間を費やしてきました。


活法DVD制作の打ち合わせ


忘れてはいけないのは、カポス院長の秋澤。彼にも制作会議に参加してもらって意見を出してもらいました。活法に関しては兄弟子で頭が上がりません。

ワザの実演は師の碓井誠。私の仕事は、師のワザがどうやったら分かりやすくなるのか、どうしたら魅力が伝わるのかを考えることでした。

ワザの理論解説はこだわったところです。第一弾、第二弾と比べて、もっとも分かりやすいと思います。これ以上あり得ないというくらいまで頑張りました。私も頑張りましたが、しゃべり担当の橋本が慣れてきてパフォーマンスアップしているのが、一番の要因かもしれません。

生実演と違って、DVDは角度もシチュエーションも決まっていますから、工夫をしないと伝わりません。もちろん、映像の担当者Yさんは、その辺のことを熟知しているので、本番ではお任せして見守っていました。


活法DVDシリーズ1〜3


第一弾、第二弾は私が患者役を担当してきましたが、今回はカポスの浦井が担当しました。一つ目の理由は女性であること。第三弾となり、ようやく男だらけの映像は重苦しいことに気がつきました。それに、私が患者役やっていると、明らかにわざとらしいですから...。

わざとやらないと、ワザをかけてどういう結果になるのかイメージできませんから、演技というものがどうしても必要なのですが、それにしても胡散臭い感じに。そういうわけで、師のワザを受け慣れていない浦井を抜擢したのです。格闘技やっているからなのか、私よりも受けが上手。完全に持って行かれました。

そうわけで、今回の私の仕事は少なくなったのです。

でも、ここで重要な仕事を一つします。DVDの宣伝です。ある意味一番重要ですから。と言いつつ、アマゾンのカテゴリランキングで既に4位を獲得していました。早くも売れている状況です。

しかし、通例では第二弾より第三弾が売れ行きが悪くなるそうです。第三弾ともなれば、冷蔵庫の残り物・・・と思われてしまうからなのでしょうか。しかし、そこは全く心配ありません。実は第一弾の時点で、既に第二弾、第三弾の計画があり、前もって収録するワザをだいたい配分しておいたのです。第一弾が売れて、第二弾とつながったのです。そして、第二弾も好評。今回の出版につながったのです。

第四弾は・・・出ません。

三巻セットでいったん完結です。

だから、出し切ろうという想いでつくりました。結果的には、DVDだけで出し切ることはできませんでした。なぜなら、碓井流のワザは500を超えるからです。


■第三弾の見所は「正確無比なポジションニング」


見所はいくつもあります。活法の講師という立場から、一つだけ見所を挙げるなら、ポジショニングです。活法的に言えば「間合い」です。

師の碓井誠の実演収録にリハーサルはありませんでした。しかも、患者役の浦井の体に触れるのはこの撮影が初です。つまり、事前に位置取りの確認はなかったのです。にも関わらず、テイクワンからピタリと立ち位置や座り位置が決まっています。結局、NGなく撮影は終了しました(NGは撮影場の近くを救急車が通ってしまった時くらい)。


活法DVD第三弾の撮影風景その1


場数を踏めば誰でもそうなるものではありません。ポジショニングというのは技術の一種です。サッカーもフィールドのどこに位置するか、選手によって違いますね。良い選手は、そこに居てくれ、というところに居るものだと思います。

施術の時に、どの位置に着けば施術がしやすいのか、どの位置が圧迫感を与えないか、を考えることは必要です。しかし、考えているようではまだまだです(言えるようなレベルではありませんが)。ベストなのは「居るようで居ない」と感じる位置です。この表現は、患者役をした浦井の言葉そのままです。

師の教えでは、

我消滅(われしょうめつ)す

という言葉に、ポジションニングの極意が集約されています。言葉だけでは、全く意味がわかりません。受けてみると消滅する意味がわかります。任せているのに任せきっていない絶妙な関係ができるのです。

ここに名人芸を感じます。

この領域まで達することができる療術家は、それほどいないと思います。鍼灸師も例外ではありません。鍼灸にも「ここだ!」という最高のポジションがあります。ぼんやりだけど、ハマる感じがわかる時が私にも訪れます。意識しているうちに、少しずつ上手になっていきます。


活法DVD第三弾撮影風景その2


ポジションによって鍼灸の効果は確実に変わります。でも、鍼灸の世界ではうるさく言われていません。それは、ごまかしができるからでしょう。

DVDを観て頂ければわかるように、整体では少しでもポジションが狂うとやりにくさを感じます。余計な力が入ったり、施術中にバランスを崩したり、患者さんが居心地悪そうにしたり。鍼灸は、扱う道具が近く軽いのでいくらでもごまかし可能です。

整体では肉体(患者)と肉体(術者)の間に働く力学的な力が視覚的にも感覚的にもわかります。しかし、鍼灸は鍼や灸という非常に軽微な道具を使うため、力学的な感性が育ちません。これが大きな問題です。力学的に安定する関係は、実は精神的にも安定する関係だからです。


鍼灸の施術ポジション


整体におけるベストポジションは、鍼灸においてもベストポジションです。鍼灸(整動鍼)セミナーの受講者を観ていていると、活法の経験者とそうでない人でポジションに違いがあります。活法経験者(特に臨床で使い込んでいる人)は、鍼施術がしやすそうなポジションに着くのが上手いです。

「整動鍼をやるなら活法が必須」とまでは言えませんが、整動鍼のポテンシャルを引き出すには有利であることは間違いありません。この関係に気がつく受講者(鍼灸師)は多く、活法研究会の受講者には、「活法→整動鍼」というパターンと「整動鍼→活法」というどちらのパターンもあります。

まずは、DVDで師のポジショニングの妙をご覧になってみてください。
実際に活法を体験したくなった方は、ぜひ体験会に起こしください。今年最後の体験会がもうすぐ行われます。

活法研究会 1日体験会
 11月6日(日) 上半身編(残席わずか)
 12月11日(日) 下半身編(受付中)

柔道整復師も参加可能です。
後半の整動鍼の時間は希望者は受講可です。


※私は、11月6日(日)は、WFAS(世界鍼灸学会連合会学術大会)の会場を昼に抜け出して会場(東京都目黒区)に駆けつけます。整動鍼の直前に出現予定です。しっかり日本と世界の鍼灸を勉強してきてシェアしていこうと思います。

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yoki at 00:16│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 活法 

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