2017年04月05日

患者さんが集まる鍼灸院のホームページに共通するルール

ウェブサイトの運営で



ゴールは信頼関係


「書く」ことはとても大切な仕事です。伝えなければ始まらないからです。現場で患者さんの耳に直接届けるコトバも大切にするようにしています。どんなコトバを使ったら安心できるのか、施術の意図が伝わるのか、考えながらしゃべっています。コトバ選びを間違ってしまうと、誤解を生むこともあります。

開業すると、情報を発信しなければ存在に気が付いてもらえません。期待され、信用を得て、最終的に患者さんと信頼関係を築くことがゴールです。患者さんを集めるだけなら、コピーライティングを学んだり、専門家に頼めばよいと思います。でも、それだけでは信頼関係は生まれません。

目的(ゴール)を意識した上で、コトバを選んで発していく。追究しても終わりがない仕事です。

情報の伝わり方には、いくつかのパターンがあります。患者さんになった人が誰かに伝えるというクチコミ。患者さんがどこかのサイトに感想や評価を書き込むカキコミ(最近ではこれもクチコミと言われていますが、それと区別した方がよいです)。また、患者さんが自身のブログやSNSに書き込む投稿する場合もあります。

患者さんが発する言葉は、コントロールできません。だから、誤解されないように努めています。


負けに不思議の負けなし


ダイレクトに発信できるのが、ウェブサイトやブログです。このブログをやっているのも、直接届けたいコトが(たくさん)あるからです。コントロールできる発信も重要だと思っています。

ウェブサイトやブログからたくさんの患者さんがやってきます。経営にとてもよい影響をもたらしています。経営者としての精神が安定します。自分が安定していた方が患者さんは安心するはずです。

でも、いくらがんばっても患者さんがやって来ない時もあります。私にもそんな時期がありました。ウェブサイトにお金をかけたり、ブログを毎日書いていれば、患者さんが集まってくるほど単純ではありません。私にも、患者さんが全くやって来ない時期がありました。

来ない時期には来ない理由があり、負けに不思議の負けはありません(松浦静山)。逆にいえば、患者さんが集まる院の情報発信には共通のルールがあるわけです。

それは、私がずっと考えてきたことですし、これからも守っていこうと思っていることです。

「患者さんの目線で考える」

これだけですが、それを阻んでくるのは自らの心だったのです。


ノウハウやテクニックではなく、勇気と覚悟


油断すれば、すぐに鍼灸師目線になります。すぐに経営の都合が入ります。
患者さんの目線を持ち続けることは、とても難しいことです。

顕著に感じるのが、集客の時です。

たとえば、開業したばかりの時、集客したいのは間違いなく自分のためです。「患者来ないと食べていけないよ〜」という事情から発信されるコトバは、どうしたって自分目線から生まれるコトバです。

自分が困っている時に、相手のことを考え、何かをすることが難しいように、集客も同じです。自分が困っている時ほど、難しいのです。私には極貧時代があったので、この負のスパイラルの痛みを経験しています。

克服しないと、明日がありません。

必要だったのは勇気と覚悟でした。ノウハウやテクニックは関係ありません。そもそも、勇気と覚悟がなければ、ノウハウやテクニックは役に立ちません。患者さんは技術で救えると思っていますが、自分を救うのは技術ではないな、と思います。時には、プライドを捨てて誰かを頼ることが必要でした。根性で乗り切ることが必要でした。

あちこちの本に書いてあるのは、汗を拭った後の話。実際の経営は汗臭いものです。

患者さんから代金を頂くのも、実は勇気と覚悟。

患者さんに変化を感じて頂けない時に、代金を頂くのは勇気と覚悟しかありません。そういうことがないように努力しても、ゼロにはありません。難しい症状に対応できるようになれば、さらに難しい症状を期待され、永遠に100%はやってきません。100%がない世界に挑む勇気と覚悟があるのかどうか。

これって「腹がすわる」という状態だと思います。


患者さんの目線で考えるとは


「患者さんの話をよく聞く」ことが、患者さん目線になる一番のコツだと考え、スタッフみんなで取り組んでいます。問診は患者さんの症状を聞くばかりが目的ではありません。「なぜ、うちを選んだのだろうか…」という意図をもって聞いていると、どう見られているのかわかります。

来ない方の理由はわからないので、考えすぎないようにしています。みかんを食べたい人に「なぜりんごを買わないのか?」と訊いても、有益な情報は得られません。実際に来院した方の来院理由が宝です。

患者さんに来院した理由を訊けば、「何を期待しているのか」がわかります。もし、それが用意していることと違っていれば、みかんが欲しいと言っている人に、りんごを提供してしまうことになります。

満足度は、欲しいものと提供するものが一致する時に高くなるわけですから、高い技術があっても、必要とする人に届けなければ意味がありません。経営がうまく行かない時、能力の問題ではなく、ズレの問題であることが多いように思います。

昨年から、経営セミナーの講師をする機会が増えました。伝えているのは、そのズレを解消する具体的な施策です。ズレの問題は時に深刻です。ズレをキャッチする感性は、訓練しだいで磨くことができると信じています。それがわかったら、あとはやるだけです。

次の日曜日も講師をします。私がいつもお世話になっているウェブサイト制作の専門家とコラボです。ウェブサイトから情報を発信する際に、どんなことに気を付けて、どんなふうにページを作っているのかを紹介します。また、どれくらいの患者さんがやってくるのか、アクセス数や予約数もお伝えします。

今回は、これからウェブサイトを作ろうとしている鍼灸師などの治療家が対象です。行き詰まっている方や、キャッチコピーやPPCに頼らずにやっていきたい方も対象です。初歩的な話が中心になりますが、私自身が初歩的なことを確認しながら準備を進めています。

患者さんがやってこない時は、自分の心配ばかりしているのですが、ウェブサイトから安定して予約が入るようになると、患者さんのために何をしょうかと考えられるようになります。未来思考のセミナーにしようと思っています。私のパートナーであるウェブサイト制作の専門家からは、これからのウェブサイトに求められる、最新の機能について説明があります。

残席は3です。


【告知】mukaeru(ムカエル)セミナー


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◎日程:4月9日(日)11:00〜17:00
◎定員:25名(残り3名)
◎対象:鍼灸師、柔整師など(すべての治療家)
◎内容:患者さんに想いが届くホームページの作り方
◎費用:12,000円
◎講師:栗原誠(1部・3部) 高橋一貴(2部)
◎主催:株式会社 活法ラボ セミナー事業部
◎URL:http://www.musuby.com/


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yoki at 02:35│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 勉強会 | 鍼灸院経営

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